気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

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引っ越したい病!

2018-01-14 20:50:52 | 日記・エッセイ・コラム

 人生の中で何回か引っ越しをしているからなのか、定住を嫌っているわけではないのに、定期的に引っ越したくなる。作家とか画家とかも引っ越し魔的な人っているよね。ああいうのよりはまだましなんだけど、なんか自分の家が嫌になるわけでもないのに、引っ越したくなる。

 不動産情報を見るのが趣味っていうのもあるのかな。他所の家の間取りがとても気になる。インテリアにも興味があるので、インテリアコーディネーターなどの資格も取った。風水も勉強した。だから他所の家の間取りやインテリアで風水的に悪いなーとかいいなーとか、色々考えているうちに、今自分が住んでいる家よりも良い家が見つかったりすると特に引っ越したい病が出てくるのだ。

 だが、今回見つけた物件は風水的にも良いとは言えないし、駐車場はあるものの、客が沢山来る我が家には向かない。しかも四方を家に囲まれている住宅地なので音楽教室などをやっている我が家はかなり防音に金をかけないとダメだろうなーと。諦められた。今の家も普通の家だし、住宅地なのだが、片側が緑地公園になっているので開放感がある。しかも近所の家は造りが良いのか騒音などの苦情はない。時々道で会う時や回覧板を回すときに「音などでご迷惑かけていませんか?」と尋ねるが「聞こえないよ、大丈夫だよ」という声を貰うので、ここの家にしてよかったと思って安心した。

 ただ、見つけた物件は真ん中が吹き抜けの階段という以外はとても良い部屋数なのだ。部屋の配置も良い。だが、キッチンは無駄に広い。今の家の片付けも出来ていない自分には管理は無理だろうなと思う。

 私一人で四部屋は使う。音楽室、本業の事務室、寝室、趣味の部屋。だから普通の4LDKでは狭いのだ。今の家の前の家は4LSDKで、納戸があり、収納を工夫したので部屋を広く使えていて良い設計をしたなと自慢だった。今より事務量も少なかったのでリビングの隅で足りたのだが、いざ経営者になるとそうもいかない。やはり事務所が必要になってしまい、結局元の街に置いてきたグランドピアノを運び入れることを決断出来たのは、今の家の間取りを見たからだ。

 以前の家でもその前の家でも、引っ越したい病は出ていた。でもその時は部屋の模様替えをするというところで我慢出来ていた。夜の八時頃からいきなり家族に声をかけて、部屋の大移動を始めたりしたものだ。家族も慣れたもので「またかー」という顔をしつつも協力してくれていた。其の頃から家族全員で個室になった。

 リビングの家具の配置を変えたりするのも好きで、絵を飾っている位置を変えたり、花を飾る位置を変えたりするのは頻繁だ。今回は本棚を二つ、椅子を一個、照明を数点、飾り棚を一つ買った。アンティーク家具が好きなのでアンティークの引き出し二つとドレッサーも買った。古い物を知人に譲ろうとしたが、丁寧に断られたので取りあえずまだ別の部屋に移動させて置いてある。はっと気が付いてカード払いを確認したら結構な額で・・・・ああ!やってしまった!

 引っ越したい病を治すにはやはり治療費が必要だったようだ。


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