気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

取って良い物悪い物

2007-12-24 21:46:41 | ボウリング

金曜からの連休は一般客が多くてボウリング場は大人気でした。うれしいことです。これで少しでもボウリング人口が増えてくれたらいいなあなんて待ち時間に思いました。最近はガーターカバーもあるので小さなお子さんにも楽しめて良いですね。

我が家は練習会の後に忘年会を兼ねた食事会に参加してきました。そこで盛り上がった話はなんと「たこ」のこと。胼胝は足の裏とか親指の付け根とかに出来るあれです。長年ボウリングをやっていると癖がついて、胼胝が出来ます。痛くなるような場所に出来た胼胝は削って薄くすることもあるのですが、やり過ぎると・・・・余計に痛くなったり。ボールが投げづらくなったりするんです。かかとのがさがさをとるステンレスの削り機があるので親指の付け根を同じように削ってみたら・・・きれいになりすぎて(笑

シューズに親指が当たって外反母趾になったり、小指が当たって酷い胼胝が出来て時々試合前にナイフで削っていたりする人もいて(アレは見ている方が痛いですねえ)

胼胝が調子のバロメーターだと言うプロの方もいますが。どうなんでしょう。私個人としては何もない方がいいと思うんですけど。う~ん。

ちなみに津軽三味線を弾く自分には左薬指と人差し指に胼胝があります。職業によって胼胝の場所も変わるようですよね。ぺんだこがある人は事務職かなあとか、想像すると楽しいです。

今夜はイブですね。私のところにサンタさんがボールをプレゼントしに来てくれないかなあ。あ!ボールが入る靴下がないかぁ。

などと・・・。お馬鹿な事を考えている今日この頃です。


痛いの痛くないのって痛いんだよ!

2007-12-13 10:40:51 | ボウリング

スポーツをやる限り体の故障は避けられません。それぞれに特有の怪我も多いです。ボウリングに多い故障は肩・腰・膝・足首・手首・腕などでしょうか。これは急激に起こるものもありますが長年の間に蓄積されて・・というものがほとんどでしょう。うっかりした怪我はしばしば起こります。ボールラックで指を挟まれる、ボウリングバックに足を轢かれる。リリースを間違えて足首にボールをぶつける、床にボールを落として突き指をした状態になる。などです。ほんの少し注意をしているだけで防げるので誰も同情はしてくれません。サムグリップと親指の関係でタコができたり皮が剥けたりすることは初心者にありがちな怪我です。もっとも「怪我」だとも思わないで投げ続けます。避けて通れない事だからです。早く慣れて自分の指と上手に向き合うのが大切です。

さて、本題。(長い前振りですな)私は左膝を亜脱臼した経験があり、アプローチには非常に気を使っています。リリース最終時にスライドしながら投球するので滑らないと困るんです。現在はぴったり止まって投げる方が多いように思います。それでもアプローチにトラブルがあるとミスにつながったり足や肩の故障をしたりしますから、神経をつかいます。

今年の夏に出張をしていて歩道の最後の段差にちょっとコケてしまったんです。宿泊ホテルは目の前だったので痛い足をかばいながらたどり着き湿布薬を貰って、マッサージなどしながらごまかして一夜を過ごしました。翌朝も痛みは治まらず移動はタクシーにしました。その週末には家族旅行があったし翌週には予選会を勝ち抜いて本戦出場を勝ち取ったプロアマオープン戦が控えていたのです。痛いなんて言っていられません。がんばって痛くないと言い聞かせていたんです。その大会も終わり怪我の日から二週間も経った頃でしょうか、未だ痛いのは只の捻挫ではないなと感じ、家族にせかされて接骨医院に行ったのです。レントゲンを撮って貰ったときにも「ここが痛いんですよねえ」と再確認され(ああ何ともないのに痛いとか言うから大げさだったかな)とちょっと恥ずかしくなり、いざ医師の前に座っても神妙な顔をされました。「え~っと、ここが痛いとのことなんですけどね」(ああやっぱり勘違いなんだ、馬鹿だなあ)と思っていた次の瞬間「ここの部分に亀裂が入っているんですよ」と。「は?」「よく見て下さい」とレントゲン写真を凝視すると確かに左足親指の付け根にV字に隙間があるじゃありませんか!お馬鹿な私は「ボウリングやっているんですけど・・」とそーと申告すると「冗談でしょう?ギブスして出来れば歩かないで安静にしていないと」と言うのです。そして別の患者のレントゲン写真と比較され「あなたは骨が成長していません。他の人は白く骨がしっかり写るでしょう?あなたのは青く透き通っているんです。骨粗鬆症です。ですから他の部分も折れる可能性は高いと言うことです!」が~~~~~~~ん!!!!!骨なしですか・・自分。道理で痛いはずだわ。亀裂骨折かあ。椎間板ヘルニアで手術の経験もある自分。道理で左足だけがよくつまづくはずだわと納得。人間こういう場面だと笑うんです。そういえば癌で余命宣告された実母は泣いた後に笑ってました。「あ~あ」って・・・。そういうものですか?性格似てますかね。

家に帰って旦那にメール「爆笑」(ここ笑う場面じゃないし!怒)子供達は「うわああすげー!」ってどういうリアクションなんだ?

家事もボウリングも放棄しそれから一ヶ月おとなしくしていた自分なのでした。仕事はデスクワークで良かった^^;

今は立派に(?)天気予報ができる足になりました。雨の前はわかるんですよ。

怪我や故障はしないに限りますが、やっちゃったときにはあきらめて療養することです。怪我と病は恥としれと言われても仕方ないです。後悔先に立たず。粗忽者には代償も大きいと。


壁という名の見えない敵・オイル編

2007-12-03 20:58:19 | ボウリング

家族全員で参加する大きな大会は12/2で今期は最後になります。あとはセンター大会や両親だけのエントリーになっています。12月は年末チャリティーや納会、お正月に向けての大会が結構あります。気軽に参加できる大会ですので、気が楽です。

さて前回「見えない敵アベレージ編」を書いたのですが今回は「オイル」についてです。ボウリングはメンタルなスポーツである反面物理学的・力学的な要素も多いのです。レーンに塗られているオイルとボールの曲がりがその典型的な例です。ゲーム数が進むとオイルが摩擦によって無くなり(または奥に伸び)ボールが曲がったり曲がらなかったりと自分の投げ方だけではどうにもならない現象が起きてきます。その時にどう対処するか(アジャストと言います)が問題になるのです。立つ位置を変える、ボールを替える、スパットを替える、スピードを変える、手首の曲がりを調節する、これを一ずつやるのか全部やるのかいくつかを組み合わせるのかをチョイスするのが、ボウリングが上達する秘訣でもあるのです。

先日の大会では後半にレーンが「遅い」状態になり、長男のボールが左へと流れていきノーヘッド(一番ピンに当たらない状態)になってきました。その時にどう調節すればよいのかは、単にその場しのぎのアドバイスだけでは巧くいきません。彼は悩んだ末に一番右端のスパットのほんの少し右側を通す事で納得のいくボールを投げる事が出来ました。自分でそれを見つけていく過程がボウリングの醍醐味であり楽しみでもあるんです。「当たった」時はスコアに反映されていきますから、やりがいがあります。本人の体調やメンタル面での変化も大きく影響してきます。普段から様々な状態のレーンで練習できれば良いのですが、とかく同じボウリング場の同じ日・同じ時間帯になりがちですから、難しいのです。ですから外の大会に参加することは大きな成長にもなるいい勉強なのです。

ちなみにマイシューズを手に入れた長女は最初のうち慣れないため、苦戦していました。でも器用なんですね。2G目にはいつもの彼女に戻り、機嫌良く投げる事ができました。

決勝戦には勝ち進む事が出来ませんでしたが、飛び賞で長男が賞品をゲット!順位の書いた「のし」をうれしそうに学校に持って行きました。担任やクラスメイトに見せるためです。順位が問題なのではなく、好きな事を一所懸命にやっているということが大事だと思うからです。

何か好きなことを見つけて夢中でやる。簡単な様で難しいことです。

我が家は全員同じ目標をもって進んでいます。幸せな事です。