気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

自称神様と対決する

2016-03-20 23:28:37 | 日記・エッセイ・コラム

 最近知り合いになった人に「自称神様」がいらっしゃるw

ご本人さんは背中に綺麗な彫り物がある人ですが、まあ悪い人じゃない。浄化テープなるものを売ったりシールを貼らせたりカレンダーを貼らせたり色紙を置かせたり。お祓いじゃないけれどなんていうのかな「憑き物」を落とすのに一回五千円くらいでやってくれるらしい。それを生業にしているわけではなさそうだけれど、まあいろいろ見えるらしいですよ。私もみえますけど・・・・・。結構そういう人はいる。

で、です。我が家に来てしばらくしたのちにきょろきょろしだす。ああなんか言うだろうなあって思っていたら「この部屋にいると頭が重いというか鍋でも乗せているような感じにならないか?」という。別に~。リビングは普段無人だもんねー。神棚は隣の隣の部屋にある。ダイニングルームの隣の和室にある。反対に仏壇は仕事場の隣にあって見守ってもらってる。で、リビングには中国の風水をやっている人からもらった四方神が飾ってある。方角に合わせて置いてあり中心には玉石があってそれもしっかり有ってる。「わかってやってんのか?」と聞かれたので「ええはい、専門家に診てもらって適切になっているはずですよ」と答えた。「四方神もわかってんのか?」と聞くので、ええ中央の麒麟は二頭いますよと答えた。

神棚の話は先に載せたけれど、結構やるとなったらしっかりやる方なので、この家には悪い物はいない。もともと式神がいるし、守りもいるし、座敷童もいる。わらしちゃんと呼んでます。

水子がいるというのですが、数が違う。その場では言わなかったのですがそれだけでもう不信感満載になってしまったw

この家には大黒柱がないね・・・というので「ええ輸入住宅ですからねえ。日本でありながら北米仕様なんですよ~」と。

一時期には私の母親もそういうなんていうのかな、霊の波動とか、光の波動とかを信じていた時期がありました。信じないわけじゃないのですが、いきなり人の家に上がり込んで「ここには悪い気が~」といいだすのはなんだかなと思うのです。何か相談があったのちに実はね~と語りだすのが本当じゃないかなと思ったりします。良い意味でとらえれば私に幸せになってほしいという願いもあるのでしょう。優しく誘導してあげたいとか指導してあげたいとか力になりたいとか純粋な気持ちもあるのだと思います。嫌な人にははっきり言って近づかないようですからね。そうやって疎遠になった人も数人いるとか。見放された人は結構悲惨らしいし。

でもね。助けてもらうというかそういう悪い気は自分で持ち込むものだし、思考回路だって悪い物を浄化したからすべてがうまくいくなんてことにはならない。全部自分の考え一つで物事の流れは変わっていくものだと思うんです。勿論中には本気で悪い物に取りつかれることはあるでしょう。そういうものは自分の意思だけではどうにもならないので助けてもらうしかないでしょうけれど、もともとそれらを寄せ付けない力を持っているのはなにも自称神様だけの特権じゃない。同じかそれ以上の力を持つ人を認めないというのがちょっとね。眉唾なんです。

にっこりわらって「ではまた~」と言ったのちに「しっかりしろ」と言って帰られましたけれど。どういう意味かな。

私は言霊とか波動とか気の流れとかそういうのは信じています。必ずある。スピリチュアルなことは確かにある。けれどそれを活かすも殺すももちろん自分の為にするのもしないのも、自然の大いなる力のほんのわずかなことでしかない。その中でやっぱり根本的に考えていかなきゃならないのは人間の心ですよ。

だから、彼を全否定も批判もしたくない。だから自分のことも否定されたくない。

そういう気持ちでこれを書いていてああやはり修行が足りないなあと思うわけです。


検問所とバリケードと被災者の気持ちについて

2016-03-14 23:32:36 | 東日本大震災

 久しぶりに我が家へ帰ってみました。町民の中には東電に依頼して家財道具を全部搬出して解体を待つという人も出てきているのですが、私はまだもうちょっと持ち出したい荷物があるのでまだそこまでには至っていません。家自体は立派にまだ建っているんです。建材はヒノキだし私の部屋の壁はヒバなので内部は良い香り。多少あちこちにネズミのお仕事の残骸がありますが、まあそこはもうあきらめの境地。

 で・・・です。町に入る前に検問所があるんですが、自宅に行くまでには二か所通ることになる。その両方で通行許可証と身分証明書を提出しなくちゃならない。通行許可証にはナンバープレートと車体識別ができる情報が書いてあり同乗者も決まってる。追加したい場合には別途申請しなくちゃならない。三親等までは云々という決まりがある。まあそこまではこれまでとそんなに変わらないので面倒だと思いつつ防犯の点から考えればそれも致し方ないのかなと思ったんですがね。ここからはそこから先の話。

 いざ、帰宅を終えて帰ろうとしたときにあるバリケードを通ろうとしたら「ここは除染従事者専門なので~」という。「は?!」何言ってんの?普通の道路だろう?バリケードは仕方ないよ。ええ、仕方ないですけど通れないってどういうこと?自宅へ続く道も大きく迂回しないといけないのに国道に出る主要町道が通れないってどういうことよ?しかも国道まで100mもない地点での話。誘導係曰く一番近いのは役場の敷地内を通った先にあるという。あ”?もう喧嘩腰。いくら町民のための除染作業とはいえ、町民あっての除染だろう?その町民が通れないバリケードとはなんぞ?検問所よりひどいわ・・・・。

 まあ、笑い話もあるんですよ。国道を検問所に向かって走っていて、なにわナンバーの車にあおられたので道を譲ったんです。面倒だしね。雪だったし。で、そのなにわナンバーも検問所で止まった。すぐ後ろに自分の車。なのに検問所で通行証を見せて通過許可を得たら「前の車を追い越して良いです」っていうのよ。「どうしたんですか?」と尋ねてみた。「通行証が無いので・・・」と苦笑してる。わはは。ざまみろ。物見遊山で来られちゃ困るってことですな。

 結局帰り道も同じ検問所を通るのですが、再び身分証を提示しなくちゃならない。アー面倒!と言ったら「この先にもう一か所ありますから~」と教えてくれた。ええええ。町を守ってくれているんですもんね。文句は言いませんよ。「ご苦労様です」と声をかけて通り抜けます。

 これでも以前よりかは楽になったんです。前は決められた日にしか入れなかったし、通行証も一回ずつの申請だった。今は一度発行されれば車種が変わる以外にはそのまま使えるので楽にはなった。それでも帰宅困難地区は大変だもん。

 国道沿いの家は入り口に全部バリケードがある。それでも泥棒は入っているらしい。幸い我が家は路地の奥だったし除染作業中という事でバリケードはなかったけど、いちいちあの重いバリケードをどかして帰宅する人は大変だろうなあって・・・・。

 あれから五年です。まだまだ気持ちの整理はつきません。津波被害の大きかった地区の人たちの気持ちもそうだろうけど、そこにある家に帰れない苦悩もある。生かされている苦悩もそれは相当なものだろうと推測はするけれど、やはりどこか違う。今でも行方不明者を探し続けているっていう話。アルバムを見つけて「誰だか調べられるんじゃないか・・・」とつぶやいた報道があったけれど、写真一枚でもいいから見つかれば希望にもつながるのかなと思ったんです。

 帰りたい。帰れない。帰りたくない忘れたい。もうあきらめた・・・でも・・・と堂々巡り。

 矛盾だらけの震災記念日。複雑です。


尿膜管遺残嚢胞が出来た?!

2016-03-02 23:35:28 | 日記・エッセイ・コラム

膀胱炎になって二週間。普通一週間で抗生物質が効いて治るはず。でも痛い。しくしく・・・・。一日様子を見てから近くの医者へ行き相談。なんだかしこりがあるんですけどーってことでエコー検査をすることにしてみた。確かに何かそこにある。ちょうど盲腸の傷跡の下あたり。どうしようもないっていうんで大きな総合病院に紹介状を書いてもらってすぐに行けと言われて・・・・・。うー。さっそくとりあえず泌尿器科に回されて検査。尿管に器具を入れるって結構痛い。でも膀胱は綺麗。確かに膀胱炎の跡はあるけれど治ってきているのでおかしいねーと、CTを撮ってみた。やっぱり何かある。で、今度は外科に回されてそこでとにかくは何があるのか探ろうということで、局所麻酔で痛い部分のしこりの上を注射器で取り出すと、黄色の膿が出てきた。確かに化膿しているらしい。でもその下にあるしこりそのものがなんであるのかわからない。ってんで、MRIをとることになって。血液検査も出して、膿の培養検査もして、とりあえず、温存できるものなのか、早急に取り除くのがいいのか・・・と再び診察を待つことになりました。

腫瘍じゃなく嚢胞なんで今のところ悪性腫瘍だとかそういうのは分からないけれど、日に日に大きくなっているっていうし。でも痛みは最初はナイフで刺されているようだったのが今は針でちょいちょいと刺されている感じがするだけ。

でも膀胱炎の症状もまだある。困ったねえ。

尿膜管というのは赤ちゃんの頃に合って大人になるにつれ消えるらしい。でもへそから膀胱にまっすぐになっているはずなのが、自分のは右に曲がってる。これは盲腸の手術の不手際なのか癒着によるものなのか、今までも何回か引き連れて膿んだこともあるので・・・それじゃないかなと。これってあの羽生弓弦選手と同じ病気?!じゃまいか・・・・。うわ!

とにかくは検査結果次第だからなあ。

いやー、この話をするとあちこちからこのサプリが良いとか、色々面倒見てくれる人が出てくる。ありがたいことです。

会社の決算もやらなきゃだし、三味線の生徒も増えてるし、お座敷も増えてるし。アー忙しくてうれしい。何かしていたほうが気がまぎれるしね。