気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

貰い着物は着づらいのか?

2013-11-27 10:51:05 | 日記・エッセイ・コラム

 今はネットでも中古品を買えるし、プレタ着物はサイズが二種類しかないので、サイズが合っているものだけを着るというのはかなり贅沢。多少の誤差は承知の上で着ますが、これがなかなか難しい。でも出来ないわけじゃない。ちょっとした工夫でどうにでもなる。

 で、教室に紬で来たおばちゃん。「これはお友達から戴いたの~」っていう。もう三回(15回コースを二回と8回コースは今途中)も講座を受けているのにまだ着付がうまく習得できていないもたもたおばちゃんなんですけど、言う事だけは凄いこと言う。「紬の方が楽」とか「それはフォーマルよ、こっちがお洒落着」とかうんちくは語る語る。。。。。。でも独りで帯が結べないので「そういう時はコートでごまかすのよ」という。コート脱いだら意味ないじゃない?ごまかすことを考えているからダメなんだと思うんですけど。

 で、案の定着くずれしているのを「人の着物だから~」と言い訳する。それにしてもやり方はあるはずですよね・・・・?と講師に水を向けると「それはそうです、出来ますよ」と直しに入る。

 かなりムカついた顔していましたが、着て歩くからにはきちんと着ないと意味ない。いちいち「これは人のだから着づらいの」と説明して歩くのかしら。背中にでも貼りますか?

 他の人の着付にも口をはさむんですが、どうみてもご自身がおさらいしたほうがいいのでは?と思える着方になっているので・・・・。信ぴょう性がない。

 確かにいろいろ着物を持ってきては着ていますが、センスがない。てか地味っていうかシック。すぎ・・・・。おばちゃんなのでもっと地味に見える。

 「お教室では垂ものと聞いていたので・・・・」と紬で練習することを批難したわけじゃないんですけど、「今日は雨だと聞いたので」と。いやいや、紬だって正絹ですからね。雨は厳禁ですよ。同じなのに「縮緬を雨に濡らしたら大変」とかいう。ハイ?!

 でもどうせ、紬を着るならすきっと着て欲しいなあ。襟もとはぐずぐずだし、おはしょりはぐちゃぐちゃだし。ついでに帯は綺麗にお太鼓があげられないし。

 私は前回のセミナーでゲットした「シーラカンスの海」と銘打った帯を締めていきました。琉球紅型の小紋に合わせて着ます。これも綺麗にお太鼓柄が出て、褒められる・・・・!うれしい!こういう洒落帯はどんどん締めないとね!

 コートの話や羽織の話をしながら、もう一人のおばちゃんに話しかけてみた。いつも静かで、とても上手とは言えないのだけれど、嫌いじゃないから小物の話をきっかけに色々話してみたら、「ここは何でも売りつけてくるからそこがねえ」っていう。うん仕方ないけど嫌だよね。「赤い色の道行きを着ている人だって沢山いるわよねえ、新しく作らないといけないなんてこと・・」というので「そうよ、私はあるもので充分だと思ってるわ」と。二人でうなずき合う。

 で、帰り際、講師の先生と口だけおばちゃんがコートを着始めて、私はケープポンチョを羽織ります。「コートの話をしていてなんですけど、いつもこれが好き」と。先生は「かわいいわね」と。いいのよ、自分スタイルで・・・・と言ってくださったのがうれしかったなあ。くちだけおばちゃんは嫌な顔してたけど。

 三万もする草履を直しに出したとか。すげー。フォーマルならそのくらい出すけど、普段使いは使い捨てだなあ・・・って言ったら、あらそれは幾らくらいなの?というんで、どこまでの金額が高いのか安いのかは人にもよりますしねえ。って。でも三万の草履は履いたことないです。って。まあねえ、定価三万を安く買ったことはありますけどね。

 そういえばクリスマスパーティーには小石丸の色変わり振袖のあまり生地で作った草履にしようかな。ステージに上がってお披露目もあるそうですから、多分色変わりが楽しそう。見えないところにもお洒落をしなくちゃね!

 次のセミナーは着物で、ついでにとなみ謹製織なので、楽しみです。何を着ていこうかな。今度こそ足が治ったので、黄八丈で行こうかな。

 卒業記念パーティーは三月なので、どうしましょう。加賀友禅を借りようかな。それともレースの入った訪問着?

 いやいや、その前にクリスマスパーティーのコーディネイトを考えないと。んーとえーと。

 ああ…・楽しくておかしくなりそうです。

 


着付の試験を受けました!

2013-11-27 10:27:13 | 日記・エッセイ・コラム

 垂もので袋帯を二重太鼓までを15分以内で~という試験を受けました。

 ははは・・・・。家で練習しまくり、教室でも二回ほど見ていただき、チェックポイントを数点直して、いざ本番。

 お教室では最初の挨拶、いろいろな事業の報告があり、その中でも楽天イーグルスの優勝祝賀会に招待状が来て出席した話など・・・・うわ~すご~い。

 で、いざ授業が始まり院長が「では一番嫌なことから始めましょうか」とおっしゃってくださり、苦笑・・・・・。ええ。緊張してずっと待っているのは嫌です!

 他にはペーパーテストを受けている人三名、留袖の着付けの回のかた二名、他に男性の着付一名とかなり混雑。

 その中で、講師は院長を含めて四名もいる・・・・・。え”?!マジすか。

 てなわけで、準備してよーいスタート。

 前回のお稽古で「借り物競争じゃないんだからもっと落ち着いてやっても時間は余るみたいよ」と言われたので、なるべく優雅に大人しく、美しい着方を心がけて、尚且つ、裾袷や襟袷、お太鼓山の決め方、最後のチェックにおはしょりと背中の空気を抜いて、もう一回襦袢から衣紋を抜いて・・・・・。はい、全部で6分。

 鏡を見ないということで、かなり出来上がりには自身がない。直前の練習も家を出るぎりぎりまで練習したんです。

 先生曰く、「大変綺麗ですよ」と・・・・。まあ酷評はしないだろうけど。「鏡を御覧なさい」等いわれみるとあらまあ、今日は何だか綺麗だわ。「本番に強いのねえ」と。

 前を向いて、後ろを向いて、お太鼓山も綺麗に乗り、しわも無く衣紋も綺麗に抜けていて。

 ああ、自画自賛。でもまあ、この試験は受講料の差し戻し試験なんです。上手に二重太鼓まで出来る人には還付金があるとのこと。まあ幾らかでも戻れば、それで美味しいものでも食べましょう・・・・くらいなんですが、自分負けず嫌いなんで^^;少しでも良い点数をとってアピールしておきたいという。しかも今後最長で五年は通うことになるのですから、大御所と面識があったほうがいいですよねえ。

 プロフィールに「とにかく着物が好き。」と書いたところが気に入られました。

 まあ、後日に結果が来るのですが、どうだろう。いいところ三か月分バックじゃないかなと。

 前日も当日も着付け教室はあったので、そこでも練習できたのが良かった。家でももちろんやりましたけど。。。。

 お嬢と二人のお稽古はとても楽しい^^;他の生徒さんもマネキンで着付の試験に向けて練習している人もいます。留袖の人、振袖の人。色々来ます。幸い我が家にはマネキンもあるし、モデルもいる。

 着物を着て名古屋帯で一重太鼓までを勉強しましたが、一回目にしては上手な姫。あらまあ。さすがに若いと反応が良いよねえ・・・って。ちょっと戸惑っても、私が着ているのを知っているので理屈がわかる。あまりにも簡単すぎて「え?これでいいの?」という感覚らしい。

 そうなんですよ。着物はやってみると案外簡単。

 別の教室ではランクアップ講座も開設されるとかで、同じ曜日の方と一緒に受講することを約束。ついでにメルアドも交換して、またお友達が増えました。

 クリスマス会も一緒に出ることに。ああ、楽しみ。何を着ようかな。わくわくです!