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陽花日々是好日

病気(慢性腎不全)と付き合いながら、いかに人生を豊かにしていくか試行錯誤の日々です。でも、のんびりいきます。

はじめてのおもてなし

2019-06-22 16:15:52 | 映画

ドイツ映画。

そこそこ裕福な家族が、

暇を持て余したお母さんに

「難民を受け入れる。」と宣言され、

家族が反対するけれど、ときすでに遅し。

やってきたナイジェリア人の青年は、

つらい過去があるけれど、

きわめて純朴でまっすぐな性格で、

家族にとっても好感が持てる存在になっていくが、

彼がやってきたことで

家族それぞれの抱えていた問題が

一気に表面化してきて・・・。

 

・・・なんかそなんなお話です。

ホントにコメディです。

笑えます。

でも、奥は深いなと感じます。

難民問題を抱えている国、

難民とならざるをえなかった人たちは、

世界のあちこちにいますし、

災害難民になる可能性の高いワタシ達も

ふりかかってくるかもしれないよなあ、

なんてことも考えてしまいました。

個人的には好きな映画でした。

ラストは幸せな気持ちになりました。

 

ハリウッド版のゴジラが上映されています。

これはやはりスクリーンで観ないと

いつ行けるかなか・・・

ちょっと仕事が入って忙しくなりそう・・・

 


スリー・ビルボード

2018-12-12 10:58:39 | 映画

娘を殺された母親のお話です。

怒りと哀しみを内に秘めた母親役の

フランシス・マクドーマンドが主役です。

表情は結構淡々としているんですが、

根っこにある執念の炎を感じさせてくれます。

 

主人公を取り巻くひとりひとりに意味があって、

それぞれに重要な役割があるような、

そんな映画だなあと思いました。

ラストは、意外な感じもしましたが、

なんだかこれで丸く収まる気がしました。

サム・ロックウェル、嫌なヤツを演じさせたら、

ピカイチですね~

ちょっと前はゲイリー・オールドマンだなと

思っていましたが、

今はサム・ロックウェル。

この映画では、嫌な奴が変わるんです。

それは・・・何がきっかけかというと・・・。

これはネタバレになるから、やめときます。

つまりは、

根底にある愛情みたいなものも

この映画のテーマのひとつかもしれません。

 

期待していなかったけど、

結構面白かった映画でした。

『ファーゴ』観てから

フランシス・マクドーマンドには注目しているんですが、

やっぱりすごい女優さんだなと思いました。

なりきり方がはんぱないって

 

 


ボヘミアン・ラプソティ

2018-11-29 12:50:08 | 映画

昨日、観に行きました

 

映画情報は、映画館のHPしか見ないし、

コラムとか批評も見ないのですが、

今回はそれらをチラ読みして行きました。

評通り、ホントにそっくりでびっくり

本人たちにしか見えない・・・

 

物語は、フレディの孤独に焦点を当てたもの。

スターは孤独。

しかも彼は、移民でバイセクシャル。

本当に理解するのは難しいだろうけど、

せめて寄り添う人が欲しいものだろう。

今もそういう孤独を抱えている人は多いので、

この映画の持つ意味はそこにもあると思いました。

 

観客席は朝からの上映にもかかわらず、

ほぼ満席でした。

しかも同年代のおばさま、おじさまの多かったこと!

だからコンサート気分で、皆で歌えるのかなと

期待していましたが、

静かな鑑賞でした・・・。

もう一回観に行けるなら、

今度はノリノリで歌いたいな~。

ウエンブリーに行った気分で・・・。

 

Show must go onかかったけど、

俳優さんたちがそっくりすぎて、

その感動の方が大きくて泣けませんでした。

帰りは車の中で

Mama~~~~~

歌えなかったストレスを解消

やっぱりブライアンのギター、

いいとこで入ってくるぅ~

ロック調に切り替わるところが好きだな~

あ、見た目で言うと、

ホントはジョン・ディーコンが好きでした。

 

 

 


女神の見えざる手

2018-11-07 15:13:59 | 映画

原題は『Miss SLOANE』。

主人公の名前ですが、

なるぼど~女神の見えざる手とは、

この邦題は言い得ています。

この映画、好みだわ~

好き好きは分かれるところでしょうが、

結構予想を外してくれる展開で、

超面白かったです。

 

「ロビイスト」については以前、

ケビン・スペイシーの映画で観たことがあって、

そういう仕事があるのかと初めて知りましたが、

これも凄腕のロビイストが主人公です。

信念を持って勝ちに行く策士の主人公は、

潔くてたくましくて切れ者で

しかもスタイル抜群で美人ですが、

笑いもしないし、服は黒が多くて、

まるで鎧を身に着けたような女性です。

男性でなく、女性っていう設定が、

この映画の大事なところなんですね。

で、彼女は、内面にはもろさも抱えているんです。

そのあたりは推測でしかないところもありますが、

主演の女優さんがいい表情をするんですよ。

心の中の声が聞こえてくるようでした。

とっても役柄にぴったりの、良い女優さんでした。

で、彼女のロビー活動の目的、

これが「そうだったのか」という展開になります。

 

気になるのは、彼女のその後。

またロビイストに戻るのかな?

それとも・・・?????

とにかく、幸せになってほしいなあ・・・

 

 


大人の恋の測り方

2018-09-28 13:07:40 | 映画

歯の方は抗生剤も効いてきて、

だいぶ痛みもおさまりました。

あとはインプラントについてのリスクとか

調べておかなきゃって思ってます。

気にかけてくださってありがとうございます。

 

さて、昨日は相方が飲み方だったので、

映画観ました。

フランス映画『大人の恋の測り方』。

予備知識ゼロで録画してみたんですが、

これは意外と面白く、奥深いラブコメでした。

しかも主人公が仕事のできる建築家ときた

しかもジャン・デュジャルダン

好きだな~

色気あって、スマートで、俳優らしい俳優さんで、

役の幅も広くて・・・。

しかもワタシ、彼と同じ誕生日

ちょうどひとまわり下なんですけどね・・・

フランスの俳優さんって、

なんであんなに色気あるのかなぁ・・・。

ヴァンサン・カッセル見たときは、

「フェロモン噴出しとる

って思ったもん。

姉もアラン・ドロンの大ファンでしたしね~。

 

おっと本作から離れました・・・。

この映画、一言で言えば、

「恋愛相手は中身か外見か」、

がテーマでしょうかね・・・・・?

彼女の母親の結婚相手が障害者で、

母親に向かって

「君の方が心に障害がある・・・」

と言ったそのセリフ、効いていました。

それに、主人公の息子が

これまたなんという良い息子なんだと

思いました。

父親との関係もいい感じで、

フランス人の個を大切にする教育というか

自由を愛する考え方というか、

そういうのがなんだかうらやましい気がしました。

こういう良質なラブコメ、

久しぶりに観た気がしました。

 

次は何録画しようかな~。

WOWOW入ってて良かったな~。

 

 


ボブという名の猫、火花

2018-09-18 13:14:29 | 映画

3連休、2本の映画を観ました。

墓参りとか行く予定だったけど、

敬老会で母が疲れていたので、

また次回ということに・・・。

温泉と整骨院だけ連れて行って、

あとは母もワタシものんびり過ごしました。

 

『ボブという名の猫』

実話をもとにしているんだそうです。

すごいですね~

主人公の立ち直りたいという

純粋な気持ちが運のある猫を

引き寄せたのかなと思いました。

主人公を取り巻く人たちも優しんですけどね。

優しい人には優しい人が集まり、

なんとかしようと思う人には、

助け舟が現れる、ということかな。

あと「猫、飼いたいっ」って気持ちになりました。

ボブほど賢くはなくていいから、

猫に癒されたくなりました。

ちなみに、ワタシは猫の鼻が好きです。

大きな目に対してあの存在感のない小さな鼻。

あの小さな鼻で小さく息を吹きかけられたとき、

」ってなります。

肉球より好物です。

 

『火花』

ご存じ又吉クン原作の

漫才師が主人公のベストセラーの映画。

意外とですね・・・面白かったですよ

実は期待していなかったんですね、ワタシ。

本も読んでないし・・・。

(すみません・・・。

これって彼が見てきた芸人の悲哀であり、

そして、彼にしか書けない世界であり、

彼の視点でしかつむげない物語だと思いました。

実家に姪が読んだ原作があるので、

持って帰って読み始めました。

芥川賞だもん、ちゃんと読まなきゃいけないと思いました。

 

 

・・・とまあ、テレビっ子と家事おばさんで過ごしました。

アイロンかけ、繕いもの、ステテコのゴム入れ、

洗濯に洗濯漕の掃除、相方リクエストのゆで大豆作り、

網戸掃除に窓とサッシの掃除・・・。

相方はテレビ見てゴロゴロして、

サッカー行って晩酌して寝る、という3連休。

いいねぇ・・・


ジュラシックワールド 炎の王国(ネタバレあります!)

2018-09-13 16:40:00 | 映画

もうすぐ上映が終わるというので、

昨日の夕方からひとりで観に行きました。

この手の映画、相方は観ないんで・・・。

ひとり映画、ぜんぜん平気。

 

さて、感想。

 

ひとことで言えば、

『ジュラシックパーク1』のオマージュ感満載の映画。

あちこちに「あれ?これは・・・」って場面が

ちりばめられていました。

ストーリーとか登場人物とか全く白紙で観たので、

前作の主人公カップルがまた出てきて、

しかも1のマルコム博士も

そういえば、あの富豪のお孫さんなんて、

あの女の子にそっくりですんごいびっくり

実の娘さんかなと思いました。そしたら、

映画では彼女のクローンなんだそう・・・。

叫び声もこれまたそっくりなんです。

 

個人的には映像で恐竜を見たかったのと

おそらく最高峰の映像が見られるだろうことと

その2つを期待していました。

期待どおりの映像でしたね

本当に映像は結構な迫力でしたし、

リアリティーありありでした。

火山の映像もすごかったですが、

火砕流に巻き込まれて助かるか・・・?って

これが主人公だから助かっちゃうのよね。

ま、映画ですからね・・・。

 

恐竜は、Tレックスよりラプトルがメインですが、

相変わらずいいところで出てくるのですね。

(そのシーンなんかもジュラシックパーク1と同じ。)

個人的には頭突きする恐竜が可愛かった

ブルーのように賢いとは思えないけど、

丸い頭にかわいい目、そして小さなお口に

萌えてしまいました。

観た後、姪とLINEで感想を伝え合いましたが、

姪は『モササウルス』(海にいたでっかいやつ)が

孤高の存在でお気に入りのようです。

(「モサ姉さん」と呼んでいました。

お気に入りの恐竜を探すのも

また楽しみのひとつといえます。

 

おそらく『次』があるものと思われます。

だって、北米で解放されちゃったから。

 

怖いですね~

これが現実だったら恐ろしいですね~

空から恐竜が飛んで来たり、

畑にでっかい足跡があったりしたら、

眠れませんね~

でも、一番怖いのは人間でしたね~

欲望と裏切り、迷惑しているのは

恐竜の方かもしれませんね~

さて、どうなるんでしょうね~

『次』でなんらか解決されるんでしょうか?

これはまた見逃せなくなりましたね~

では、また次回お会いしましょう。

さいなら、さいなら、さいなら。

(懐かしい懐かしい淀川長治さん調で。

 

 


光をくれた人

2018-07-23 12:17:53 | 映画

邦題から、

いったい誰が光をくれた人なんだろう・・・?と

思いながら観ました。

観終わってみたら、なるほど、

『光』は、この映画では、

『愛』であり、

『希望』であり、

『道しるべ』であり、

『人生そのもの』であるように思えました。

そして光をくれた人は、

登場人物すべてって気がしました。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

戦争で多くの人の死を体験してきた男性が

美しい女性と出会って結婚して、

幸せな幸せなたったふたりの

灯台守としての生活が始まるのですが、

奥さんは二度もつらい流産をしてしまい、

哀しみにくれているときに赤ちゃんが

偶然流れ着くのですが、

そこから問題は絡まっていく・・・という物語です。

 

いやあ~、ちょっと考えさせられました。

ラストはねぇ、涙出ましたよ。

男性の穏やかな横顔に

どこかほっとしたというか・・・。

個人的にはおススメな映画です。

主人公夫婦役の二人がとっても素敵だしね。

男性の方は、タイプだわ~

名前は・・・忘れた・・・

かっこいいし、

抑えた演技がホントに素晴らしかったです。

女性の方もこれまたとってもかわいい

はじける笑顔もシリアスな顔も

美しかったです。

これまた名前が分からん・・・

あ、鍵となる人物役の

レイチェル・ワイズだけ覚えてました。

自然な演技で、これまたさすがだなと・・・。

美しい背景も良かったですし、

主人公の女性が着ていたプルオーバーや

女の子が着ていたアランセーター、

おくるみやショールとか、

編み物好きにはたまらんものがありました。

 

しかし、もし自分なら・・・と置き換えて考えてみると、

多分養子に迎えるという選択をすると思うし、

もし本当の親が現れたら相談すると思うし、

返してほしいと言われたら返すしかないと思う。

つらいけど・・・。

ワタシも流産ってところまではいってないけど、

一度は妊娠したことがあるので、

だめだったときの哀しみはホントに落ち込んで、

気持ちが萎えましたから、

彼女の気持ちが分かるんだけど、

でも、やっぱり堂々とわが子として育てたい気がします。

 

ラストシーンは、旦那さんが夕日を一人眺めるのですが、

穏やかなその横顔に

彼のこれからの人生の幸せを祈りたくなりました。

 

 

 


関ヶ原

2018-06-22 14:22:47 | 映画

昼休みに自宅でちょこちょこ見て、

やっと観終わった『関ヶ原』。

映画館で観たかったけど、

観終わってみると歴史に疎い自分には、

ちと難しかったです。

関ヶ原の戦いについての知識を

ちゃんと入れといて観た方が

もっと楽しめたかなと思います。

「ふ~ん、そうだったのかな?」と

思うばかりで・・・

 

石田三成主人公ですが、

役所さん演じる徳川家康、エグさ満載・・・

体型から変えてるから、

なんかこういう人だったかもなあと思いました。

岡田准一さんは、かっこよかったです。

時代劇はまる役者さんのひとりですね。

 

京都の下加茂神社がとある場面で出てきました。

そこだけはすぐに

「あっここは下加茂神社の杜だ」って分かりました。

自分が行ったところが撮影場所に出てくると、

嬉しいものですね。

聖地巡礼、ちょっと興味わきました。

それに今の関ヶ原にも行ってみたくなりました。

司馬遼太郎の原作にも興味わきました。

ワタシは『項羽と劉邦』しか読んでないんで、

もちっと日本史の本を

読んでみるべきって気がしています。

 

・・・しかし・・・やっぱり戦いの場面は、

苦手でした。

血が・・・

現実だろうけど・・・

 


アトラクションー制圧ー

2018-05-28 15:14:24 | 映画

蓄尿日だった昨日は、

編み物と映画と家事で過ごしました。

日曜日でお天気も良かったけど、

こればかりは仕方ないです。

 

昨日観たのはロシア映画。

初めてのロシア映画でしかもSF。

ロシアってどんな映画作るのかなという興味と

久しぶりにSFで楽しめるかなという期待で

録画しました。

 

題名からすると

 宇宙人が地球を侵略しにきて、

 圧倒的な科学力と知性で地球を蹂躙していくのだが、

 それに地球人はどう対抗していくのかって映画。

・・・だと思っていました。

かっこいい宇宙船が出てきて、

それが不時着して、

建物とかをがんがん壊していくという

ハリウッド製作かと思うようなCGで、

画面ににくぎ付けになってしまったときまでは、

ずっとそう思っていました。

が・・・内容は・・・違っていました。

そうですねぇ・・・一言で言えば、

『愛』がテーマですかねぇ・・・。

ひたすら愛に突き進む人とか、

愛を伝えたくても伝えられなかった人とか、

愛に飢えた人とかが、

愛に芽生えた人(?)を中心に回り始めます。

しかも地球の命運をかけて。

なんかそんな映画でした。

 

ワタシは楽しめました。

十分満足しました。

ホントに娯楽映画でしたね、これは。

 

編み物は新しいものに着手してしまいました。

お財布とスマホと水とを入れられるくらいの

小さなバッグが欲しくなって・・・。

今週は母の病院やワタシの通院もあるので、

待ち時間に編めるから仕上げてしまえるかな?