この頃思うコト・・・

入院中から始めた食事療法のおかげか、

かなり疲れにくくなってきた気がします。

散歩も再開し、体力も戻ってきたので、

この頃は、１１階まで階段で上り下りしています。



以前は、夕方になると、

肩こりと眼精疲労←職業病デス。。。

軽い頭痛、喉のつまりが始まり、

ひどいときは、吐き気や動悸、息苦しさがありました。

今は、それがほとんどナイのです。

それらの症状が出てきたら、すぐ横になっています。

食後も３０分くらい横になっていますし、

帰宅後も１５分くらい横になっています。

ストレスもためないように、

たまに腹式呼吸や気分転換しながら仕事しています。



励ましてくれる人たちがおり、

家族にも笑顔があり、

お仕事もいただき、

「あれはたんぱく質が多い」だの「カリウムが多い」だの

贅沢な食事療法をさせてもらい、

おかげで相方もワタシもダイエットでき、

節約にもなり、

そして、無事に一日を過ごすことができている・・・。

これ以上何を望むのでしょうか。

ありがたや、ありがたや





・・・とは思うものの「外食と旅」という煩悩は

まだ捨てられんのう。

業の深さを感じます・・・・・

第４１回市民川柳大会

花冷えの毎日であります。


昨日、市民川柳大会に参加しました。



『リハビリ』

　　　　　　リハビリに歩け歩けと春の詩　　　　陽花



『夜中』

　　　　　　真夜中の街に孤独がたむろする　　　陽花



『自由吟』

　　　　　　晴れた日の遠雷　母のガン告知　　　陽花




以上、入選をいただきました。

いつか「宮崎市長賞」とかいただけるような句を

作れるようになりたいです。


始めた頃、「川柳は人間を詠む」と教わりました。

そのためには「正しい人間観」が根底に必要だとも

教わりました。

そこからにじみ出る「何か」が句になると

いうことでしょう。

川柳は、深いです・・・



「陽花さん、恥かいて、自己開示して、

　たくさん作って、そしてそれらを捨ててゆきなさい。」



先輩よりアドバイスを昨日はいただきましたし、

また気持ちを新たにして、

ぼちぼちやろかね。




　自選句　　　新月の夜中　鼓動を確かめる　　　陽花　

　　

退院後１回目診察

先週金曜日は、退院後一回目の診察でした。


尿素窒素　２４．４

クレアチニン　１．４

尿酸　８．７

カリウム　４．４


他の数値も入院最後の数値とほとんど変わっていないので、

一応ほっとしました。



一度も外食せず、

一度も出来合いのお惣菜を食べず、

一度もおやつを食べませんでした。

もちろんアルコールもコーヒーも口にしませんでした。

三食全て記録し、計算して、ノートに記録していきました。

我ながらすごいっ！！


先生曰く、

「あなたならやると思ってたわ。

　期待通りで、なんか久しぶり感動しちゃった。」



その後、栄養士の先生に聞いたら、間違っていたことや

勘違いしていたことも多々あり、

「疲れない程度にやりなさい。」とも言われました。



完璧を目指していたわけではないけれど、

オタクな性格が幸いしたのか、

最初は大変だ～と思っていた料理も、

今はかなり慣れてきました。



実は、頑張った目標は、「外食する」なのです。

「何をどれくらい食べればいいのか。」

「外食の前後の調整をどのようにすればよいのか。」

を自分で把握できるようになりたいのです。

そしたら、ランチで友達とバイキングもできるもんね

コツコツやっていけば、

数ヶ月でその感覚が身につくと入院中に教わりました。

だから頑張れるのじゃ。

それに、やっぱり食べたいものはあきらめたくないし、

旅にだってまた行きたいし・・・

８０歳まで維持していくぞ

おぅ

オシゴト、オシゴト♪

確定申告終わったら自宅の設計


・・・のはずだったのが、ここにきて、

次々とオシゴトをいただき、実は

てんやわんやしています。

メインは、とある施設の増築工事のための条例申請準備中。

終わればすぐ確認申請です。

他に、別物件の定期報告の作成準備をし、

これまた別物件の公共工事の仕事の手伝いをし、

同時に新築住宅の相談に乗り、

別物件の増築の現地調査項目を整理しています。



ひぇぇ～～～

半日ごとに違う仕事をやっている状態です。

しかも今、一日６時間労働なので、

いっぱいいっぱい

とにかく集中して集中して能率上げて・・・。

が、実際はあまりあがっていない・・・


気晴らしにブログなど更新してみたりして、

今日はいつもより１時間仕事時間を延ばす予定。

昼ごはん遅かったからできることかな。


疲れたらもちろん・・・すぐカエルっ


「疲れたら横になりなさいね～。」という先生のオコトバ、

マモリマスっ

だから、あと３０分だけやるぞ～

入院での出会い

入院中、同室になった方々は、ガンの患者さんたちでした。



若い患者さんもいました。

肌が透き通って、とてもキレイな人でした。

はじけるような笑顔にこちらも笑顔になりました。



ご高齢の方もいました。

その方もいつも笑顔でした。

いつ見ても口元が笑っているのでした。



透析をしながらガンと闘っている方もいました。

前向きな言葉と真っ直ぐな目と

そして、やはり柔らかい笑顔がとても素敵でした。



普通に趣味の話や食べ物の話、

家族の話、そして、少し病気の話をして

ワタシたちは笑ったり、

泣いたりしました。

同じように、看護師さんたちとも

普通の話をし、泣いたり笑ったりしました。



それはそれは、優しい時間だった気がします。

数値が良かった喜びを互いに共有し、

普通に目が覚めたことの感動を語り合い、

周囲への感謝の言葉が自然と出てくる・・・

そんな毎日を過ごさせてもらいました。



桜の開花宣言が発表されました。

人生を再スタートさせるには、もってこいの季節

彼女達から学んだ感謝の心、前向きな姿勢、

そして笑顔を忘れず、

「慢性腎不全です。これからもヨロシク」

と生きてゆこうと思います。

超ミニサイズ

超ミニサイズのミニトマトを見つけました



大きいのが普通のミニトマト。

バルコニーのもうすっかり枯れてしまったと思っていたトマトの苗が

まだ生きてくれていました。



　「枯れたわけじゃない。

　　次へのステップの準備をしているんだ。」



これはワタシへの啓示か



冬の間、相方はコツコツと水やりをしていました。

彼の根気強さ、我慢強さ、丁寧な対応に

いつも感心させられているのですが、

それがまたこうして冬越しの実となって

ワタシを励ましてくれるんだなぁと

手を合わせたくなる思いです。


ミニトマト、一日に食べられるのは２～３個。

大きいのは相方にあげて、

小さいのをおいしくいただきました。

食事療法の近況１

一日のうち、食事のことにかなりの時間を使います。



可食部分を計って、

単位交換表で一単位のグラム数を確認して、

野菜なら切ってゆでこぼし、

残りのものは２単位程度で冷凍。

で、それらをノートに記録しておきます。

朝、一日のメニュー作りから始まるんですが、

カロリー計算、たんぱく質計算、調味料（塩分）計算と

電卓をたたきながらアナログにやっています。

買い物も結構大変

白米中心なので、

１０Kgの減り方が早い早い・・・

一日三回お米の生活です。



・・・てなわけで、仕事をする時間が

一日５時間程度になってしまいました。

もう少し慣れてくれば、あと１～２時間は増やせそうですが、

今はあたふた、あたふたやっています。


　*　必要カロリー１８００Kcalを確保しつつ、

　*　６０ｇ程度のたんぱく質と６ｇ以下の塩分、

　*　加えて、カリウム摂取量を抑える調理法を・・・



「なんとなくやれている気がする・・・。」


でも、次回の検査の数値次第なのかな。

現状維持できればベストと思って、

コツコツやっていこうと思います。

新しい毎日

退院してからの毎日がなんだか新鮮

毎食作るのは大変だけど、

相方の分を一品多くするとか、

目先を変えるとかの、

新しい料理の段取りやら

今までさぼっていたコツコツ掃除やらで、

少し主婦らしいコトを多くするようになりました。


　　振り出しに戻って見えた空がある　　　陽花



でもねぇ、やっぱり仕事はちょっとはしたいんですね。

で、今週は確定申告を終わらせました。

といっても、超便利な「e-tax」で、ですが・・・。


さて、明日まで残務処理をして、

来週からまた自宅設計にかかります。


　　ネクタイを選んで今日が動き出す　　　陽花



働く男性をイメージしたけれど、

人それぞれあるだろうなぁ。


ワタシは前はコーヒーだったけど、もう飲めないので、

「ふぅぅぅぅぅぅ～～～・・・すぅぅぅ～～・・・」


そ腹式呼吸で一日を始めています。

お通じにいいみたいデス

退院後一週間・・・

退院して食事療法を始めて、

一週間があっという間

会う人会う人みんなに

「やせたね。」と言われます。

入院前からすると、確かにやせました。

２Ｋｇくらいやせたのかな。

ワタシとしては、あと１Ｋｇくらいを戻したいところです。


さて、この一週間、

ひたすらはかりと電卓とノートと交換表と

向き合って食事を作ってきました。

「そんな完璧にしなくても・・・」と言われる方が

おられるかもしれませんが、

「食事療法＝腎臓の保全」となるので、

頭の中に


　　「何を」「どれだけ」摂取すれば「何単位」


といったことが、ある程度身につくまでは、

計ってやっていこうと考えています。



とはいえ、料理の時間がいつもの３倍、

手間も３倍。退院して２日目には、

まずい晩ごはんになってしまいました。



その日、相方は飲み方。良かったな～と思いました。

だって、いつも「陽花は料理上手」と

ほめてくれていたから。

またもう一度料理上手になろうと心に決め、

油っぽいおかずを泣きながら口に押し込みました。


相方もワタシと同じ食事を食べてくれています。

ひとことも「まずい」とか「食べられない」とか言うことは

いまのところありません。

黙ってニコニコしながら食べてくれています。

「ボクも作れるようになろっと」と、

日曜日は手伝ってくれました。



ワタシの食事療法は始まったばかり。

これからどんなふうになろうとも、

相方と手をつないで歩いていこうと

固く心に決めた一週間でした。