昨日、母より電話。
ワタシの母に対するやりとり、間違っていたかもしれないです。
「うちに泥棒が入ったもんじゃ!」
「えっホントに?」
「うん、勝手口のカギが閉まらんごとなっちょる。
切られたあとがある。」
「何か盗られたものは?」
「ゴミ袋がなくなっちょる・・・」
ここで、これは母の思い違いと判明。
「ゴミ袋?他には?」
「仏壇に置いちょった乾電池がなくなっちょる。」
「・・・・・・」
「どこも出かけてないのに、いつ入ったっちゃろか・・・?」
「お母さん、泥棒ならそんなもの盗む?」
「・・・・・・」
「通帳とかカードとか盗られてないの?」
「それはある。」
「財布やお金は?」
「それもある。」
「普通、泥棒って金目のものを狙うよね?」
「・・・・・」
「お母さん、ゴミ袋を泥棒が盗るかな?」
「盗らんわね。」
「でもよ、もし泥棒が入ったとしたら、
ひとりでいるのは怖いよね?」
「うん、怖いね。」
「お母さん、耳が遠いから寝ているときに入っても
気づかないかもしれないよね?」
「気づかんわね。」
「物が盗られるより命が盗られる方が怖いよね。」
「うん、怖い。なんでそんなゴミ袋とか盗る?」
「お母さん、怖いからうちに来ない?
ひとり暮らしは怖いよね?」
「・・・・・」
しばし沈黙。
そして母。
「木刀用意しとこうか。」
(マンション暮らしはやはり嫌なのね・・・)
母、85歳。
寒い、広い、老朽化、耐震性低い、段差だらけの家・・・、
おまけに泥棒が入るとなると、
危険極まりないと思ってマンションに来てくれないかと
誘ってみたけれど、簡単にうんとは言わないよね。
はてさて、どうしたものか・・・。
(一応夫に行ってもらいましたが、
鍵は壊れておらず、
ちゃんと鍵がかかっている状態だったそうです。)