萬招亭４

浜松の萬招亭が年内で閉店します。

 

という情報をいただき信じられない気持ちでした。

初めて行ったのは、今年に入ってからなんですよねえ。

某ラーメン屋さんから、「あそこの麺茹でが最高」と聞き行ってみたのですが、なんでもっと早く行かなかったのかなと後悔するくらいでした。

遠征で来たお友達とも一緒に食べましたねえ

それでも何回か行けただけ幸せでしょうか。

 

よく見ると三階建てなんですよね。

 

普通の中華屋さんという感じです。

 

サンプルもたくさんありますね。

 

ああ、やはり張り紙がしてありますよ。

それでも年内一杯やるところが素晴らしい

 

お店に入ります。

タイミングが良かったのかノーゲストでした。

ストーブが温かいですね。

 

メニューはこんな感じ。

でもね、実は忙しすぎてか、今日はラーメンか餃子しかできないそうで。

もちろん全く問題がないですよ

カレーライス半分もいつか食べてみたかったんですけどねえ

 

注文はおばちゃん。

漫画も置いてありますが、ご主人が読むとは思えませんのでお客さん用に買っているのかな

トイレのこの言葉ももう見ることができません

 

相変わらず調理は小窓の向こうでやっています。

一度、中を見たかったですね。

今回は、結構時間がかかりましたができたようです

 

ラーメン　480円

やはり、最後はこれでしょう

まさに浜松ブラックという色合いのスープ。

昔からこのスタイルでやってきたのがすごいです。

 

まずはそのスープから。

「旨いねえ」

一見、味が濃そうに見えますがそんなことはないです。

醤油の塩角が取れて丸みがあります。

ベースのスープは豚がしっかり出たお味。

今日はちょっとダシは薄めですが。

 

具はチャーシュー、ねぎ、海苔、メンマ、かまぼこちゃん

チャーシューがなんと３枚も入っています

しっかりと煮込まれていて、これまた味は濃くないタイプ。

脂身も程よく美味しいですね

醤油ダレにもこの煮汁を使っていると思います。

 

メンマも歯ごたえがあり美味しいです。

最近は既製品を使うお店が多いですが、やはり手をかけたメンマはひと味もふた味も違いますね。

最近では、味玉も売っていたりするんですよねえ。

 

麺は細麺のストレート。

ゆで加減がたしかに絶妙で、サックリとしながらコシもしっかりとある麺です

麺自体が美味しいんですよね。

どうやら、自家製麺のようです。

 

ちょっと甘みもあるスープ、のどが渇く感じももちろんありますが、それは良いでしょう。

飽きのこない味ですねえ。

美味しく完食

 

まだまだいろいろと食べたいメニューも多かったんですが…。

この文字も見られなくなるんですねえ。

結局短い間しかこのお店に来ることができませんでしたが、記憶にはしっかりと残りました。

長い間、おつかれさまでした。

似たような浜松ブラックを出すお店があると良いなと思います

 

 

本日の一言

「しんみりともせずに、普段通りに食べて帰りました。」