「浜松の街中でラーメンを教えて」と言われ、思い出したのがこちらのお店。
そう、いつかまた再訪しないとと思っていたけどなかなか行けなかったので、浜松へ行く機会に行ってみました。
住よし本店です。
基本的には食堂系のお店で、自家製麺のそば・うどんのお店です。
若い頃、大人なお店にあこがれていた時代があり、何気にここへ入ったことがありました
昭和レトロな店内、アダルトな人たちが大勢居たそんなお店だったことを記憶していますが、肝心のラーメンは懐かしい感じとしか記憶が無く
さて、お店に入ります。
店内の様子はまったく変っていない感じ。
食堂らしいテーブルと椅子、そしてストーブ。
さらに奥の小上がりでは子供がゴロゴロ転がっています
どうやらお孫さんのようですね。
オイラの好きな漫画も置いてあり、のんびりできます。
ガラス張りの向こうに厨房があり、調理の様子が見えるところは、何気に「みやひろ支店」にも似た感じのところがあります
さて、メニューはこんな感じ。
良いですね、何気に「ぞうに」と「ちから」の違いを知りたくなります
もちろん、注文は中華そば550円です。
調理はご主人とその娘さんらしい方。
途中で岡持ちを持ってご主人は配達へ。
そして、孫は転がるのに飽きたのか、くるまにまたがってお店の中で遊んでいます。
いやあ、いいなあこの雰囲気
さて、来たようです。
おお、なんか予想外なラーメン
スープに濁りがあるのが驚きです。
まずはスープから。
「あれ」
自分の舌がもっと馬鹿になったのでしょうか。
動物系のダシなんですが、「アレ」の味を感じます。
ええ、意外だ
で、スープが多目に入っているからか、全体的な味はかなり薄め。
これが、世代に好まれる味なのかもしれませんね。
で、具はねぎ、メンマ、ねぎ、かまぼこちゃん、チャーシュー。
チャーシューが三枚も入っているのに驚きです。
しかも何か変った感じで、やや赤身がかっています。
どうも、これ「牛」みたいですね。
噛んでみると、歯ごたえがかなりある肉で、最初は「牛のタン」かと思っていましたが、よくよく考えると「牛のもも肉」なのかもしれません。
これにはちょっと驚いた
昔からこんなラーメンを提供していたのかな
もっとも、そんなに高級な肉という感じでなくまさに大衆的な懐かしい味わい。
先ほどスープを飲んだときに感じたのがこの出汁で、この煮汁を使っているのでしょうか。
う~ん、独特な味わい。
歯ごたえはありますが、美味しいですよ
麺は中細の麺。
これも自家製でしょうか、比較的柔らかめに茹でてありますが、このスープにはよく馴染んでいます。
スープ自体はシンプルな味わいですが、ぐいぐいっと飲めてしまいます。
美味しく完食ですね
しかし、記憶もアテにならないというか、こんな感じのラーメンだったとは驚きでした。
昭和レトロな雰囲気は創業100年を超えているという時代の重さからきているようです。
いやあ、次回はチャーシュー麺を食べてみたいですね。
本日の一言
「蕎麦屋さんのラーメンは、まだ未知のものがたくさんありそうです。」
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