アコログ

色んなコトを感じ思ったこと。 誰かに伝えたくなったこと。 日々の記憶。忘備録。

深みにはまる

2024-01-17 18:35:00 | BOOK
昨年はほぼ漫画しか読んで無かったので
今年はもっと活字を読もう。

今年初の本は「ケモノの城」


イマイチわからずに手を出したのだが
兎に角読むに辛い。

あまりの酷さ残虐さに、
気分すら悪くなる。

書いたのは、ストロベリーナイトなど
有名な著作のある誉田哲也

そして、この『ケモノの城』は、
実話を元にしていたのだぁ〜
もうね。気持ち悪いよ。
まさか実話でなんて、それが
本当に起こった事だなんて。

2002年に北九州市で実際におきた
凶悪監禁殺害事件をモデルに書かれてる。
あまりに猟奇的でおぞましいので
報道規制がしかれ、あまり世間では
知られていないみたい。
私もこれ読んで初めて知ったし…

それはもう残虐で、1人の男に操られて
なんで誰も逃げ出さないのか。
その心理はなんなのか。
そして、家族が取り込まれ、家族同士で
殺し合いまでするのだ。
幼い子供5歳の子や、10歳の子。
10歳の子は5歳の弟を殺させられたり
最後は死にたくなるほどの
虐待をされて殺される。
死んだら死んだで、
死体が腐るわけだから、
バラバラにして内臓とかも取り出して
醤油で煮込むのだ…
犯人曰く「佃煮を作る感じ」らしい
そして、ミキサーでドロドロにして
ペットボトルに詰めて川や
下水に流すらしい…
しかも、自分の身内、家族だよ?

あーもう怖い。兎に角こわい。
怖すぎて、一気に小説を読み切った。
だが、実際の事件が今度は気になり
ネットで色々調べたりしてしまった。

実際の事件のノンフィクションを
読みたいような、読みたくないような。
このモデルになった「ケモノの城」すら
気分が悪いのに、本当のことなら
ますますブルーに落ちて行きそうだ。
だけど、気になるのだ…
なんなのだ。この心境は。

多分、理解出来てないのだろう。
「ケモノの城」ではラストが
イマイチ飲み込めなかったから、
落ちどころを探しているのか。


読みたいような。。
読みたくないような…
誰もが皆、気分が悪くなり
読むのをやめたとすら言っている…
長時間読めないとも言ってる。
怖い。。怖すぎる。

買うのも怖い。
あ、そうだ。
図書館であったら読もう。
無かったらやめようと
図書館に行ったら、
それは無かったのだが、
事件が似ている
「尼崎事件(尼崎連続変死事件)」
を見つけてしまったーーー(>_<。)


借りて来てしまった…

これもまた人間の心理か。。
止めたいのに止まれない。
逃げたいのに逃げれない。