★チチカカ湖でまぐろを釣る★ En JAPON

ペルー・ボリビアから帰国しました。旅の模様を写真と一緒にアップしてます。
●◆最新更新日→2009年4月22日◆●

一般ボリビア人の「温暖化」への考え方

2007年04月05日 | 協力隊としてのお仕事日記
アコはこれからの数ヶ月間、4箇所の児童施設で働くことになっている。
今日はその一つの施設、chuquiaguillo(チュキアギリョ)という舌を噛みそうになりそうな、ラパスよりさらに上にある場所に行った。ここで、これからアコが行う「環境教育」のプランについて担当者と話し合うのが目的だった。

「私はこれから、例えば、オゾン問題、森林問題、ゴミ問題、地球温暖化などをテーマにやっていこうと思います。」

と、事前に作ってきたスペイン語での計画表を見せながら説明していると、担当者の彼女が一言、

「これらのプランはとても良い。でも、温暖化は要らないわね。」と。

「どうして?!」

「温暖化問題は、企業や工場なんかが作り出してるものでしょう。私たち個人ではどうすることも出来ないじゃない」

「そんなこと無いってば!今、地球上ですごく問題になってることだし、現状を知ることは大切だし、それに個人で出来ることだってあります!」

・・・と、しばし論争して、でも結局分からずやで負けず嫌いの彼女は折れなくて、しかも最後に、「あなたはもっとスペイン語を勉強する必要があるわね」と一言。一度彼女にも、3ヶ月間だけ日本語を勉強した状態で日本に来てもらいたいもんだ!

カチンときたので、「今日午後は病院行くので」と嘘ついて帰った。


彼女の強気な分からずやな考え方は無視するとして、地球の環境問題についての正しい知識を持たない人は、こんなものなのだな、と痛感。だからこそ、ボリビアでの子どもたちへの環境教育って大切なのだ。


その後帰りに、メルカド(日本語で市場という意味)に寄って、古着をたくさん買った。
ここボリビアは、近隣のラテンアメリカから大量の古着が輸入されていて、すごい安く売られている。例えば今日買った服は一着5ボリビアーノス。日本円で75円くらい。普通のお店で買えば70ボリくらいだから、とっても安いことが分かる。

その後もメルカドをぶらぶらして、夕方から友達のJAIME(ハイメ)とご飯を食べた。彼はつい最近まで宇都宮にいたから、お互い「あ~、日本食が懐かしいねえ。。。お味噌汁とかさあ・・・。」と言いながら、ボリビア料理を食べた。


↑友人のハイメ。お医者さん。


↑あっこ。「チチャロン」というボリビア料理を食べた。豚肉を揚げたものと、アンデスのとうもろこしと、乾燥芋のセット。

その後10時に、他の友達も一緒に「ぺーニャ」と呼ばれるフォルクローレの生演奏が聞けるところに行ったり。

今日は精神的に疲れてしまって、日記も書かずに12時に就寝。
ベットで寝ながら見るNHKはとても心に染み渡る。


↑とうもろこし


↑巨大なカボチャを切るおばちゃん


↑果物に囲まれているおばちゃん


↑おばちゃん2


↑いろんな乾物や芋類に囲まれているおばちゃん


↑道端の香辛料屋さん。くさい。

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