社長の品格  成功への羅針盤

二十年ぶりの封印を解き、今再び俳優業に復帰した女社長ブログです。

ははちゃんと富士山

2009-10-03 07:42:58 | 日記
ハンバーグレストランで食事した際に応募したツーアーが当たり、
招待状が届きました。

この類が当選したのは最近ではこれが3度目。
一度目は横浜、二度目は福島、そして今回は富士山と葡萄狩り。
よく当たるので、確立が良いのか、それとも私のくじ運が強いのか・・・
多分どちらも正しいのでしょう。
(じゃんけんとくじは自分でも驚くほど強い。)
けれど過去の2度は日程が折り合わず、見送りましたが。

バスの集合時間に行けさえ行けば、連れて行ってくれるし、
食事もついているので、手放しで楽しめる。
今回は、ははちゃんと二人の旅行です。
ひとり分の料金で楽しんできました。

つれあいを早くに亡くし、女で一人で私と妹を育ててくれたははちゃんは、
富士山へ行ったことがないと言う。
私に家族が出来てから、あちらこちら連れていく機会が増えたけれど、
それでも、まだまだ行った事のないところだらけ。

ははちゃんと二人だけの旅行は初めてのこと。
こんな機会でもなければ家族の多いにぎやかな我が家では
二人だけで旅行することはなかったかもしれない。
また家族でワイワイのほうが楽しいし。
でもそれをあえて、ははちゃんとの旅行にしたのでした。

5合目の雲の中

私はある時から自分が晴れ女だということに気付きました。
私が向かうところ向かうところ、
どんなに雨が降っていても不思議に晴れるのです。
私の周りだけが晴れているなんてことはよくあります。
時に虹まで出てきたり。
こんなふうに書くと、神掛かり的で嘘っぽいのですが、
それが事実なので仕方ありません。
俗に言う晴れ女というものなのでしょうか。
私的には有難いことです。
これも自分の力などと、感謝もせずにたかをくくっていると、
こんな有難いことも起きなくなりそうなので、
これらの現象にさえ感謝をする気持ちは忘れません。

この日も、富士山へ向かっている間、空はどんよりしていたので、
目的地の5合目はさぞかし曇っているのだろうと誰もが思っていました。
すると、目的地に近づくにつれ、晴れてゆきます。
辿り着くと、見事な富士山の美しい山の頂きを
五合目から眺めることができました。
何度も富士山へやって来る添乗員さんも
こんなに晴れた富士山はあまり見られないと感激していました。
ははちゃんにこんな美しい富士山を見せられて、本当に来た甲斐がありました。

しばらく5合目を満喫して、バスは河口湖へと下って行きます。


河口湖ではお昼御飯が用意されていました。
なかなかのボリュームです。
同じテーブルの前の席に座ったお友達同士のおふたりと
そそがれていたブルーベリージュースの入った小さなグラスで乾杯して
会話しながらお食事を頂きました。
お腹もすいていたので、美味しく全て頂きました。


食事が終わると、河口湖畔で休憩です。
ははちゃんとラベンダーのソフトクリームを頬張りながら、
湖畔のベンチに腰を下ろしてのんびり景色を眺めます。
これから、このあたりの空はくずれてゆくのですが、
この時はまだまだ晴れ渡る美しいロケーションだったので、幸いです。

その後、バスは真珠屋さんと葡萄園へ向かいます。
葡萄園の食べ放題の品種は「ベリーA」
美味しい葡萄を賞味出来てこれまた幸せ。
けれど食べ放題といってもせいぜいひと房しか食べられませんねえ。
もうそれでお口もお腹も満足です。

帰りのバスは、ははちゃんも疲れたのでしょう、
バスに揺られ心地よくてとなりでこくこくと寝ていました。

そうして無事家路へと辿り着き、
ふたりの旅行は終わったのでした。
どんどんものを忘れていくははちゃんですが、
この日の美しい富士山の様子は果たして覚えていられるのでしょうか。
覚えていて欲しいけれど、私にしてみれば一緒に行けたことが
大事なので、それはどうでもよいのです。それが年をとるということです。

楽しそうで、感慨深げなこの日のははちゃんでした。