社長の品格  成功への羅針盤

二十年ぶりの封印を解き、今再び俳優業に復帰した女社長ブログです。

成就

2009-03-25 03:41:59 | 日記
抱えていた案件が形となり最終段階を迎える。
これからいよいよ本格的に生産性のある仕事が始まる。

ううん・・・なかなか難しい・・・

ある企業とのコラボで始まったストーリー。

人間誰でも苦手な人というものがあります。
そもそも好きだとか嫌いだとか、
色眼鏡で物事を判断しないことをずっと心がけてきました。
相性の問題以前の、人としてこれは交わることはできないであろう
という納得のいかない何か。

決して悪い性格の人ではないのですが。
けれど理念がない。
言い換えれば心がない。
そのうえ必至さで周りが見えなくなってきている。

商談はこれまでに何回、何十回となく繰り返してきた。
けれど人としてどうも苦手でそれは今も全く変わらない。
人がよさそうに見える人間の形をした物体を前に
なにか得体のしれない悪意や邪悪な空気を感じてきていた。
本人は全く気付いていないのでしょうが、
そんなどんよりしたものを発信してくるものだから
正直、同席すると具合を悪くした。
(もちろんそんなことおくびにも出しませんが)
そのうえ同じ社長業としての振る舞いにも腹が立ってくるので
冷静に事を進めるために大抵は専務に委ねてきた。

社長業としての振る舞いにどうも賛同できない。
自身より目上である他社の最高責任者の経営に口を挟み、
指導するのもおかしなことなのであえて申し上げなかった。
そして、昨日の打ち合わせ時、
いよいよアドバイスさせて頂いたがやはりご理解されない。

この案件に関しては多くの方の参画あってのもの。
こんな経済状態の今だからこそ、
自身を奮い立たせ乗り越えていかねばならない。
この案件を成就する為には使命を感じずに前へは進めない。
ビジネスに私の私情は関係のないこと。

どんな状況であっても常に冷静さを失わない。
本質を見い出す目を養う。
毅然と真実を見抜く。
これらが完璧にこなせたらまるで仏様ですが、(特に1番目)
せめて、未熟な私はこれからも教訓としていきたいと思います。

写真は先日、中学校の行事にボランティで参加した時のもの。
こんな私の話でも何か気付いてくれるものがあったとしたら、
こんな光栄なことはありません。
何かを懸命に吸収しようとする中学生たちの目は
キラキラ澄んでいて、私自身が気付かされて帰ってきました。