1987年ごろ、経済界で有名になった‘青春’という詩を紹介しよう。
サムエル・ウルマンというアメリカ人が晩年に作った詩で、角川書店文庫から「青春とは、心の若さである。」というタイトルで出版している。定価460円。
青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う。
(中略)
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うとき初めて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情は失えば心はしぼむ。
(中略)
20歳であろうと人は老いる。
頭(こうべ)を高く上げ希望の波をとらえる限り、80歳であろうと人は青春にして已む(やむ)
私が世話になった2番目の大学の教授が、現在82歳で大阪の堺市内で開業している。
昨日、電話で肉声を聞いたら、とても80過ぎた老人ではない。会話のリズムは、つっこみの漫才家よりも早く、‘生涯現役’の獣医師をめざしているそうだ。「君もぼくの年齢をめざしてがんばれ」と、声をかけてくれた。(内心、私は60歳ごろで現役引退かな?とも思っていたのだが。熱い激励にパワーをいただいた。)
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