いや~、きょうは参ったよ。あの椎の木の屋敷の姫ってのになんぱされてよ。
若いきれいな姫ならいいけど、顔の大きなおばさんだぜ。
今夜灯りの点いてる部屋で待ってるわ、なあんて甘い声だしてさ。
面倒だから、はい、はいって返事しておいたけど、いい度胸してるぜ、あのおばさん。
なんてことを自慢そうにいってる若仲麿の兄さんは、こんな稚拙な和歌を詠んでます。
年上の姫がおいらを なんぱする 年上好きだが せめて八才
いや~、きょうは参ったよ。あの椎の木の屋敷の姫ってのになんぱされてよ。
若いきれいな姫ならいいけど、顔の大きなおばさんだぜ。
今夜灯りの点いてる部屋で待ってるわ、なあんて甘い声だしてさ。
面倒だから、はい、はいって返事しておいたけど、いい度胸してるぜ、あのおばさん。
なんてことを自慢そうにいってる若仲麿の兄さんは、こんな稚拙な和歌を詠んでます。
年上の姫がおいらを なんぱする 年上好きだが せめて八才