画家 梶田達二。 帆船、SL、戦闘機などの絵を得意としていた。
こんなことを言っては失礼かと思うが、少年のような心をもった絵バカでした。
四六時中、絵を描くことしか考えていない人でした。
3年前、市ヶ谷で個展を開いた時、会場に出かけたら、近くに美味い店を
見つけたのでご馳走するから、というのでついていったら、牛丼の吉野家。
牛丼を食べながら、「なぁ、これ美味いだろう」 これにはびっくり!
牛丼の吉野家を今まで知らなかったのだろうか。
亡くなる2ヵ月前電話があり、今年の10月28日はマヤの予言だと人類が滅亡
する日だ、おれはその瞬間まで絵を描いているよ、と言っていた。
そのマヤの予言の、人類が滅亡する瞬間を見ずに、彼は逝ってしまった。