2016年3月21日(月) オフの日

2016-03-21 23:06:15 | 日記
今日はオフの日。

お彼岸ということで、
実家に帰って、母親を乗せて車でお墓参りに行く。
疲れがほとんど抜けていなくて、身体の節々が痛くて、
あまり外出したくなかったけど、
できるだけ行動をゆっくりするようにして、なんとか行ってきた。
ついでにスーパーで買い物も。

明日からあさってにかけては、また夜勤です。


さて、気になった記事は、ニュースサイト「リテラ」より。
政権からの圧力で降板する「報道ステーション」の古舘伊知郎が
最後に気骨を見せたみたいだ。
NHK「クローズアップ現代」の国谷裕子も
23年間続けた番組の最終回でSEALDsを取り上げ、気骨を見せたようだ。

4月からのテレビ報道は、ますます北朝鮮化が進むことだろう。


『報ステ』古舘伊知郎が最後の反撃! ドイツ取材で緊急事態条項の危険性、安倍首相とヒトラーの類似点を示唆

 昨夜3月18日に放送された『報道ステーション』(テレビ朝日)が、いま大きな話題を集めている。というのも、昨夜の特集は安倍首相が改憲の入口として新設を目論んでいる「緊急事態条項」。しかも、ヒトラーが独裁のために悪用した「国家緊急権」と重ね合わせるという、安倍首相が激怒すること間違いなしの内容で、古舘伊知郎キャスター自らがドイツへ渡りレポートする力の入れようだったからだ。

 まず、古舘キャスターはドイツからのレポートの最初に、こう話した。

「ヒトラーというのは、軍やクーデターで独裁を確立したわけじゃありません。合法的に(独裁を)実現しているんです。じつは、世界一民主的なワイマール憲法のひとつの条文が、独裁につながってしまった。そしてヒトラーは、ついには、ワイマール憲法自体を停止させました」
「ヒトラー独裁への経緯というのを振り返っていくと、まあ、日本がそんなふうになるとは到底思わない。ただ、いま日本は憲法改正の動きがある。立ち止まって考えなきゃいけないポイントがあるんです」

 独裁の道に走らせたワイマール憲法の条文、それこそが「国家緊急権」だ。「大統領は公共の安全と秩序回復のため必要な措置を取ることができる」という条文をヒトラーは悪用、集会やデモの開催を禁止し、出版物を取り締まり、共産主義者を逮捕し、野党の自由を奪い、あらゆる基本的人権を停止させた。ここまでは教科書にも書いてあることだが、本題はここから。この「国家緊急権」が「緊急事態条項」とそっくりではないか、と言及するのだ。

 国家緊急権と緊急事態条項がそっくりだというのは、本サイトでも昨年から繰り返し指摘してきた。安倍政権は大規模な自然災害時に迅速に対応するために緊急事態条項が必要なのだと強調するが、これは建前に過ぎない。事実、自民党による憲法改正草案の該当箇所には、こうある。

《(緊急事態の宣言)
第九十八条 内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。》

 「災害時のために」と言うわりに、自然災害が出てくるのは最後の3番目である。しかも草案では、緊急事態宣言は国会の承認が必要だが事後でもいいことになっており、これは事実上、事後承認でやりたい放題できる、ということだ。

 くわえて草案には、ダメ押しで、《この場合においても、第十四条、第十八条、第十九条、第二十一条その他の基本的人権に関する規定は、最大限尊重されなければならない。》とある。つまり、法の下の平等、身体の拘束と苦役からの自由、思想と良心の自由、表現の自由といった人類普遍の権利でさえ「最大限尊重」(厳守ではない)程度の扱いになるのである。

 夏の参院選で与党が3分の2以上の議席を獲得し、緊急事態条項の新設となれば、いよいよ本当に安倍首相はヒトラーのように独裁にひた走るのではないか──。実際、昨夜の『報ステ』では、ワイマール憲法の権威であるドイツ・イエナ大学のミハエル・ドライアー教授にこの緊急事態条項を見せたところ、ドライアー教授はこう述べていた。

 「この内容はワイマール憲法48条(国家緊急権)を思い起こさせます。内閣の一人の人間に利用される危険性があり、とても問題です。
 一見、読むと無害に見えますし、他国と同じような緊急事態の規則にも見えますが、特に(議会や憲法裁判所などの)チェックが不十分に思えます。(中略)なぜ一人の人間、首相に権限を集中しなければならないのか。首相が(立法や首長への指示など)直接介入することができ、さらに首相自身が一定の財政支出まで出来る。民主主義の基本は「法の支配」で「人の支配」ではありません。人の支配は性善説が前提となっているが、良い人ばかりではない」

 良い人ばかりが首相になるわけではない。現状の安倍政権の強権的な態度を考えると、じつに含みのある話である。さらに番組ではスタジオゲストとして、昨年の安保法制の国会審議の際、与党の推薦で参考人として国会に招致され「安保法制は違憲」という見解を示した長谷部恭男・早稲田大学法学学術院教授が登場。長谷部教授は、「内閣総理大臣がそう(緊急事態だと)思えば(緊急事態宣言を行える)という、主観的な要件になっている。(発動要件が客観的ではなく)非常に甘い」「場合によっては怪しいと思われれば令状なしで逮捕される、そんなことになるということも理屈としてはあり得る」と緊急事態条項の危険性を述べ、また、“緊急事態条項が必要ならば憲法に入れるのではなく法律を設けたらいい話なのではないか”という見解も示した。

 このように、多角的に緊急事態条項を掘り下げた『報ステ』。しかし、古舘キャスターは番組中、「ヒトラーのような人間が日本に出てくるとは到底想定できないんですが」と何度も念を押し、さらには一度たりとも「安倍」という二文字を発しなかった。

 だが、この特集のテーマは緊急事態条項と国家緊急権の類似性のみに留まらず、緊急事態条項の新設を目論む安倍首相の危険性をも暗に伝えるものだった。

 たとえば、ドイツからのリポートVTRでは、ヒトラーが経済政策と民族の団結を全面に打ち出したこと、ヒトラーが「強いドイツを取り戻す」という言葉で民衆から支持を得ていったこと、そしてヒトラーは巧妙に言葉を言い換え、独裁を「決断できる政治」に、戦争の準備を「平和と安全の確保」と表現していたことを、古舘キャスター自らが紹介した。お察しの通り、これはすべて安倍首相に置き換えられるものだ。

 というよりも、ヒトラーの手法を安倍首相が多分に意識し、真似ているといったほうがいいだろう。現に自民党は、自民党東京都支部連合の事務局広報部長(当時)がヒトラーの選挙戦略を学ぼうという『HITLER ヒトラー選挙戦略』(小粥義雄/永田書房)なるナチス礼賛本を出版。高市早苗総務相が「著者の指摘通り勝利への道は『強い意志』だ。国家と故郷への愛と夢を胸に、青年よ、挑戦しようよ!」という推薦文を寄せていた(ちなみに同書は批判が殺到し、わずか2カ月で絶版回収されている)。

 まさに、日本がいま置かれた危機的状況のなかで警鐘を鳴らす、渾身の特集。既報の通り、政権からの圧力によって降板に追い込まれた古舘キャスターだが、この放送はそんな古舘氏と番組スタッフたちによる、じつに真っ当な方法による“政権への反撃”だったのだろう。

 古舘キャスターは特集の最後を、こんな言葉で締めくくった。

 「とにかく立ち止まってじっくり議論をする、考えてみるということが、この条項に関しては必要ではないか、その思いで特集を組みました」

 こうした重要な情報を視聴者に伝えるのが、本来の報道の役割であるはず。だが、ヒトラーよろしく日本の独裁政権はこれを“偏向報道”と呼び、不都合な事実を伝えるキャスターたちをことごとく握り潰すことに成功した。まさしくいま恐ろしい国になりつつあるが、最後に気概を見せた『報ステ』は、古舘キャスター最終日の31日の放送まで見逃せないものとなりそうだ。大いに期待したい。




【時間も金もないので、どうせ読めないだろうけど、面白そうな本】

以前はあまりこういう性格の本に関心を示す方ではなかったけど、
ここまで日本がおかしくなってしまうと、
「裏で操っている勢力の存在」に関心を向けざるを得なくなってしまった。
世界支配者層の年次総会と言われている「ビルダーバーグ会議」。
こういうのってやはりあるんだと思う。





『闇の支配者 ビルダーバーグの謎』
(著)ダニエル・エスチューリン
TO文庫

多国籍企業のリーダー、各国の首脳、巨大複合メディア企業のトップ、
世界銀行やIMFの幹部、軍隊の幹部らによって構成された秘密組織、
ビルダーバーグ・クラブ。
それは決して表に出ることなく、政治、経済、戦争等のシナリオを立案・実行する、
超グローバルパワーを備えた闇の権力組織である。
潜入はまず不可能と言われる年次総会に密着し、
著者自身、生命の危険に直面しながらも、
驚愕の内実を暴くことに成功した衝撃のノンフィクション!

ロックフェラー、ロスチャイルド、
300人委員会、外交問題評議会(CFR)の支配下にあり、
あらゆる陰謀を裏で企て、世界を自らの意図通りに操る秘密組織。
彼らは一般市民を完全な隷属状態に追いやり、
「新たな世界秩序」の樹立を計画していた。
急速に広がる電子マネー、マイクロチップ、個人ID番号等は、
計画実現のための手段にすぎないのだ――。
マスコミが決して報じない世界最大のタブー、
闇の巨大権力組織を描く驚愕のノンフィクション完結!


【著者】ダニエル・エスチューリン(Daniel Estulin)
ジャーナリスト。1966年ソ連生まれ。
1980年3月、一家は反ソ的活動によりソ連から追放される。
父は著名な科学者だったが、反体制活動家でもあり、
市民の言論の自由を求めたことに対する罪で投獄され、
KGBに拷問を受けて死亡。
さらに叔父は、スターリンを批判したと何者かに密告され、
チェーカー(KGBの前身)に殺害される。
一方で、祖父はKGBの部長を務め、1950年代は対敵諜報活動に従事。
その関係で、KGBをはじめMI6、CIAからも多くの情報が得られ、
どのジャーナリストよりも信頼度の高い詳細な機密情報を持っている。
特にビルダーバーグの権力掌握については、
多角的な分析から衝撃的な事実をいくつも掘り起こし、何度も命を狙われた。
そのため長年暮らしたカナダのトロントからスペインのマドリッドに移住し、
執筆活動を続けている。






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