2017年7月6日(木) オフの日

2017-07-06 20:32:24 | 日記
今日はオフ。

体調いまひとつ。もっと休まないとダメみたい。


☆ ☆ ☆

今日書店で見つけた本。
早川書房はSFというイメージが強いが、
SF以外でも興味深い本をたくさん出版して頑張っていると思う。

今の世の中カネ、カネ、カネで、
結局は政治もカネで動かされている。
恐らくはそれを露骨に告発した本だろうと思う。

カネでメディアを買収し、世論を自由自在に操る。
カネで教科書会社を買収し、教育を牛耳る。
カネで政治家を籠絡し、自分たちに都合のいい政策を実行させる。
カネで超一流殺し屋を雇い、煙たい人物を消してしまう・・・。

通貨発行権を握ればやりたい放題だろう。
そういう連中はステルス化して表にはほとんど出てこない。

知ってどうなるわけでもないかも知れないが、
多くの人が知れば何かが変わるかも知れない。
今はそんなタイミングに差し掛かりつつあるのではないか?

あ、もちろんこれは【金も時間もないしどうせ読めないだろうけど面白そうな本】ですよ。




『大統領を操るバンカーたち(上)』
(著)ノミ・プリンス
早川書房


大統領と個人的に親密な関係を築き、政策や法律の策定の影で暗躍し、
ホワイトハウスに人材を送り込んできたエリート銀行家たち。
その存在は、アメリカの進む道をどう変えたのか?
1907年恐慌から第二次世界大戦まで、
ゴールドマン・サックス出身のジャーナリストが解き明かす。
J・P・モルガンとルーズベルト大統領に始まる、
ウォール街とホワイトハウスの結託の歴史。




『大統領を操るバンカーたち(下)』
(著)ノミ・プリンス
早川書房


金融危機の大惨事を経ても変わらない、
ウォール街とホワイトハウスの癒着の深層。
冷戦時代から、「公共心」をますます失い、
私利私欲のみで動くようになったエリート銀行家たち。
彼らはいかにして、自分たちの望むとおりに、
ホワイトハウスを動かしてきたのか?
膨大な資料を丹念に掘り起こし、実態を徹底的に暴いた力作。