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国立西洋美術館 黄金伝説展関連講演会 『エトルリアと古代ローマの金製品~金をめぐる人々の世界』

右足首を捻挫してしまった影響で、
色々と“宿題“が溜まってきてしまっています。

そんな中、まだ展覧会本編の方には行っていませんが、
展覧会の関連講演会に行ってきました。

今日は、東京都美術館でのモネ展の講演会と
国立西洋美術館での黄金伝説展の講演会が、
全く同じ時間に重なってしまっていて、
どちらかを選択しなければならないという残念な状況。
ただでさえ、捻挫により逃してしまった
イベントも多いのに・・・orz
両者で話し合って、時間を分けてくださいよ。

モネ展の講演会は「モネの技法―修復学の見地から―」、
黄金伝説展の講演会は「エトルリア・古代ローマの金製品」
と言うタイトルだったんですが、
タイトルで、黄金伝説展の方を選びました。
講師は、群馬県立女子大学教授の藤沢桜子さんです。

整理券の配布の12:00ちょっと前に到着。
東京都美術館の場合、30分以上も前から
講演会入場券待ちの行列が形成されることが
多いんですが、国立西洋美術館での講演会の時は、
20~15分くらい前に行列ができ始める感じですね。
難なく整理券は入手し、開場の13:30を待ちます。
ちなみに開演は14:00。

講演の中身的には、
(1)エトルリア
(2)古代ローマ
と言う分類の様です。

エトルリアと古代ローマの内容の比重は、
エトルリアが7、古代ローマが3と言う感じで、
エトルリアの方が厚め。
未だ未訪問の展覧会本編の方も、そんな感じみたいです。

面白いのが、エトルリアの場合は、
墓地遺跡からの出土品が多く、
古代ローマの場合は「死者に金を与えるな」と言う
法律も有ったようで、墓地から金の様なものが出ることは
あまりなく、普通の生活などにまつわるところでの
出土品が多いようです。

エトルリアでは、紀元前7世紀~紀元前6世紀初期の
当たりの出土品が数多いんですが、
その細工は素晴らしいですね。
まぁ、この手の出土品の場合には有りがちですが、
ものすごく細かい。
これを、現代の工作機械で作れば簡単ですが、
当然、手工業でやっているわけですからねぇ。
すごいです。
ベルトの留め具なんか、何だか良くわからないような(失礼)
細かい動物の細工が有ったりしてね。

他方、古代ローマは、エトルリアよりはわかりやすいかな。
講師の藤沢先生は、ポンペイの専門であるらしく、
ポンペイの出土品にまつわる話が、
古代ローマのパートではメインでした。

いやぁ、でも、中身よりも講師の先生の方が
気になっちゃいましたよ。
授業もあんな感じなんですかね?
話す内容をメモってきたみたいなんですが、
メモを読むときは、よどみなくスラスラと
言葉が出てくるんですが、そこから離れると、
ちょっと言いよどむ感じ。
先生、専門なんだから、そこはピシっと決めてくださいよ。
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