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2023.9.24 『平丘』(246m)  いやあ、いい天気だ~

 

 先日の日曜朝、

Hiromiを迎えに行き、

むかわ町穂別へと向かった。

この日は穂別地区で未踏の三角点ピークを目指す予定。

私にはむかわ町と穂別がどうも結びつかない。

平成の大合併というものが、

いまだに納得いかない。

むかわ町はシシャモで有名な漁業の町だし、

穂別は昔穂別町として独立し、

林業中心の町だった。

 車に乗ると間もなくHiromiが、

「のど痛い」と言い出した。

この前日の土曜日、

Hiromiの職場で新型コロナウィルス感染者が出たことを、

Hiromiから聞いていたので、

「もしや?」と思いマスクを着用した。

しかし時すでに遅し・・・

 まずむかわ町穂別隆農地区で、

三等三角点ピークを目指そうとしたが、

畑の奥でシカ柵を越えられず断念。

シカ柵を変形させながら、

よじ登るわけにはいかない。

それでまた移動して、

中島地区の奥へと向かった。

そして「梅の沢川」に沿って伸びる林道に入った。

林道に入るとすぐ、

エゾシカの防護柵が現れたので、

扉を開けて車を入れ、

その場を駐車地とした。

  素晴らしい快晴の下、

快適な林道を歩いて行く。

そこで「こんな日は坊主山もいいなあ」

と話題に上る。

斜度があるので、

すぐに高度も上がる。

 この林道ははじめ舗装されていた。

そして令和2年に災害復旧工事が行われたらしい。

5年前の「胆振東部地震」で崩壊したのだろう。

しかし復旧工事が完了した後、

いったいどれほどの車両が通行したことか?

車が走った痕跡がまるで見られない。

林道は歩くほどに雑草が増えて行く。

そんな林道に、

何故税金を投じて復旧しなればならなかったのか?

行政のやることは理解できない。

ただ、そこを歩く分には、

車の心配がなくて快適だ。

 林道は「梅の沢川」を巻くように、

尾根筋に沿って伸びて行く。

そして「梅の沢川」の源頭部で、

林道を離れて藪に入った。

藪は薄く快適に尾根筋を進む。

そしてここでも源頭部を巻くような形でピークを目指す。

辺りは緑が美しく、

その中を乾いた爽やかな風が吹き抜ける。

暑くもなく寒くもない。

ちょうどよい気候だ。

 最後は一旦高度を落として登り返し、

四等三角点「平丘」

Hiromiがおやつを食べだした。

そのおやつもやっぱり果物だ。

Hiromiはとにかく果物大好き人間で、

色々なものをほおばる。

 下山は同ルートを引き返した。

藪の部分で、

いつものようにHiromiを前に立たせたが、

今回は問題なく林道に当てた。

そして林道を歩きながら、

次は快晴の「坊主山」に登ることを話し合った。

 

 

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