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2023.9.17 『安斉ノ沢』(218m)  不安、病か・・・?

 週末土曜日から、

一般には3連休となった。

そこで私は19日(火)も休みを入れて、

4連休としていた。

そしてこの連休はHiromiと別行動としていたので、

一人で中部日高の三角点ピークを登り歩く予定でいた。

車中泊3泊分の準備を整え、

土曜日の朝起きて階下に降りると、

どうしたことか!?

右へ左へと二度三度よろけてしまった。

こんなことは初めてだったので、

自分の肉体に何事かが起きていることを察知した。

すぐに日課の一番目の仕事である、

洗濯物を取り込んだ。

(我が家では40数年前から、洗濯は私の仕事)

すると突然吐き気がしたので、

トイレに駆け込んで嘔吐。

しかし胃の中が空なので、

何も出ずただただ苦しいだけ。

それからが大変だった。

吐き気が治まることはなく、

終日横になって過ごした、

「水分を取らねば」と、

ポカリを少々口に含んだだけで、

すぐトイレに駆け込まなきゃならない。

結局何度か嘔吐を繰り返したのちあきらめて、

何も口にしないことにして、

だだ寝て過ごした。

それから夜になると吐き気は続いたが、

水は飲めるようになった。

いったい何が原因かわからない。

 日曜日の朝起きると、

頭がボーッとし、

吐き気がいくらか残っているものの、

何か食べなきゃと、

食欲のない口にお茶漬けをかき込んだ。

それで吐くならまた吐いてやれ、

という思いで。

しかし何事もなく済んだ。

実に36時間ぶりに食べたものがお茶漬けだった。

 朝7時を過ぎて家を出た。

多少頭がボーッとし、

ムカムカ感が残るものの、

運動をしなきゃ回復しないことを知っているので、

迷わず山に向かった。

但し、体調の異変のため山中で倒れることも想定し、

極力林道を歩くことにした。

藪中で倒れると発見されないかもしれない。

行先はいつも必ず女房に知らせている。

そこで向かったのが、

三笠市の最も南側。

「坊主山」(三等三角点・161m)の裏手。

そこには立派な林道が走っており、

広い風景を楽しめる。

 ゲートのない林道で、

適当なところに駐車し、

徒歩でスタートした。

歩き出しても頭はボーッとしたままで、

ムカムカ感も残っていた。

この林道は積雪期に一度歩いている。

林道の両側には広い畑の風景が広がって、

大変美しいところだ。

 最初の右カーブを過ぎると、

林道はほぼ直線となり、

進行方向奥に目指す「安斉ノ沢」が見えてくる。

と、ここで強烈な臭いだ!

広い畑にまかれた堆肥の臭いだろう。

まだムカムカ感が残る身としては、

この臭いがきつい。

こらえながら目指すビークの取り付き点に近付くと、

大量の廃棄物!

どうしてこういうことをするのかねえ?

せっかくの風景が台無しだ!

 廃棄物を目にした後、

間もなく藪に入った。

そして短い距離で、

四等三角点「安斉ノ沢」

久しぶりに訪れた。

ピークからはそのまま先に進んで、

西に下降する尾根を下った。

途中樹木の切れ目から、

三笠市の「中央霊園」が見えていた。

尾根の先に広いところがあることを知っていたのだが、

季節を間違えた。

今は丈の高いススキが、

びっしり一帯を覆っており、

遠くの景色なんか眺められなかった。

 林道に下って、

また長い直線道路を歩いた。

ムカムカ感は幾分引いたが、

まだ頭がボーッとしていた。

それで駐車地に戻って、

もう一座へと向かった。

 

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