柔軟な姿はいつ見ても美しい。
猫を描きながら、
何故私は絵を描き続けるのか?
何を伝えたいのか、
自分に問い続ける。
真っ直ぐにこちらを見つめる眼差し。
猫の目を見ていると、気持ちが透明に、澄んでいく。
車の下の猫。
スッと街に馴染む姿。
野生的に都会に馴染む。
猫の生き様を学びたい。
何故猫を描くのか。
かわいいから、美しいから、
たくましいから。
その変化する姿は、観ても観ても見飽きず、
描けば描くほど、
その素晴らしさを描くことができない事に気がつく。
描いても描いても近づけない。
理想とは、そのようなもの。
私にとって描くとは、
理想に近づくための手段。
感動を描き、描き確認し感動を深め
伝えるを繰り返す。
自分の中の何かが、濃く、深くなって行く。
描くことがやめられなくなってしまった。
描くことが楽しくて、
うれしくてしょうがない。
このエネルギーはどこから来るのだろうか。
描きながら、そのエネルギーが、
世界に溢れている事に気がつく。
猫の中に、蓮の花の中に、空に、街に。
どこまでも行きたいと思いながら、
どこから来たのかとも思う。
描きながら探し、問い続ける。
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