おまけの人生・・・

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サッド・ヴァケイション

2007-09-25 23:58:39 | 邦画
『 サッド・ヴァケイション 』
[監][原][脚]青山真治
[出]浅野忠信/石田えり/宮崎あおい/板谷由夏/中村嘉葎雄/オダギリジョー

 中国人密航者の手引きをする健次(浅野忠信)は、北九州で幼なじみの安男の妹ユリ(辻香緒里)と暮らしていた。
ある日、健次が身寄りのない少年アチュンを連れて来て、3人の共同生活がスタートする。
そんな折、健次は偶然、5歳のときに自分を捨てた母(石田えり)に再会する。

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07/09/21 【 ○ 】
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 予告編を観た時に、聞き覚えのある九州弁を喋っていたのと若戸大橋らしきものが見られ、
もしかして北九州が舞台なのかと興味があり観てみました。

やっぱり北九州が舞台で、喋っている方言も『 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 』に比べて
違和感なく聞こえ、耳に馴染みやすかった。
風景も関門海峡や関門大橋に若戸大橋と、実際にある風景やお祭りなどが映し出され、
これまた違和感感じることなくスーッと入り込むことができた。

ストーリーもまぁまぁだったし、思いっきり浅野ワールドが広がっていたのだが、
石田えりが母親役と言うのが「一体いくつの時の子の設定なの?」って感じで、
親子と言うには年齢差があまり感じられず、石田えりがちょっと浮いた感じだった。
調べてみたら、浅野忠信とは年齢差が13歳しかないので、
やはり親子と言う設定にはちょっと無理があったようだ、、、。
どっちかと言うと、オダギリジョーの方が親子に見えそうだが、
それでも年齢差は16歳しかない・・・
浅野忠信とオダギリジョーの年齢差が3歳しかないと言うのも意外だった、、、。

しかし、石田えりは、全てを受け入れ多少のことには動じない肝っ玉の座った母親役を見事に演じていた。
ちょっと「有り得ない!」って感じもしないではなかったが、、、。

オダギリジョーも出演作品ではかなりの雰囲気を出しているのだが、
今回は浅野忠信ワールドの中でちょっと影を潜めていると言うか、
浅野忠信のオーラに食われているような感じだった、、、。
それでも、二人の秋吉台でのシーンはなかなかいい感じだった。

ただ、途中で映像がブツッと途切れたような感じのところが数箇所あり、残念だった、、、。、

07-119 シネマックス