おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

うぅむ・・・

2006-01-30 23:52:58 | 日記


 朝測った時は37度だった二男の熱、夕方には引くか上がるか微妙なとこだったが・・・
タミフルを飲んでいるにもかかわらず、なかなか下がらず、夕方測った時は38度!
娘は次の日には下がった元気になったのにこの差は何?
明日は下がるといいのだが・・・と言うか、明日中に下がってくれないと・・・( ̄^ ̄;)

 インフルエンザで寝てる息子を放って、母は仕事帰りに「フライトプラン」を観てきた。
とりあえず、仕事が終わってから 「映画観て帰るけど大丈夫? ダメそうなら観ないで帰るけど・・・」 とメルしたけど返事が来なかったので、「よし」と判断ヽ(ーー )おぃおぃ
突っ込みどころが多々あったが、それなりに楽しめた。
感想はまた後日あらためて・・・

おー まい がっ!

2006-01-29 13:54:37 | 日記


 6時半に起きてきた二男
「なんか、お姉ちゃんのが伝染ったぽい・・・頭痛くて、熱くて寝れない」
  額に手を当ててみるとかなり熱い

「お熱測ってごらん?」

・・・・・・

「げっ! 38,6度! 伝染ったかもね・・・試験って何時からだっけ?」
「9時」

・・・・・・

そうなんです。
今日は・・・
情報処理の検定試験なんです!

「検定取れなくても補習受けたらいいの? ほんとにそれで卒業できるの?」
「うん」

「学年末試験はいつまで?」
「明後日」

・・・・・・

そうなんです。
しかも、学年末試験の真っ最中!!

「入試は2日だっけ?」
「1日」

・・・・・・

そうなんです。
受験生なのです~~~~!!!

学校に電話して高熱で試験を受けに行くことができない旨連絡し、続いて病院に電話して家族のインフルエンザが伝染ったかも知れないから、当直に内科の先生がいるかどうか聞いたら、救急外来の看護士さんが先生を探して電話してくれるとのことで電話を切ってしばし待つ。
9時まで内科の先生が当直でいるからすぐ連れて来てくださいとのことだったので、息子を急き立てて病院へ・・・

検査の結果・・・

インフルエンザだった~~~~~!!!

おーい、受験生~~~~~・・・・・


今後の予定~♪

2006-01-29 01:19:22 | 日記


 先週から始まった映画もまだ観に行ってないし、今日からまたいろいろ始まったし、2月からもまだまだ続くし、今週は「プライドと偏見」1本しか観に行けなかったから、来週はまた頑張ってスケジュール調整して観に行くぞー!

21日から公開の「博士の愛した数式」「レジェンド・オブ・ゾロ」
今日から公開の「単騎、千里を走る」「オリバー・ツイスト」「フライトプラン」をどう振り分けて観に行くか・・・?
また、余裕があれば「B型の彼氏」「RIZE」も観たいところ~。

近場4箇所の映画館の映画館の上映時間をチェックしてみたけどなかなかうまい具合に行かない・・・(~へ~;)う-ん
とりあえず、
月曜・・・仕事帰りに「フライトプラン」は決定として、

火曜・・・仕事帰りに「オリバー・ツイスト」か「レジェンド・オブ・ゾロ」
水曜・・・休みなので「単騎千里を走る」「博士の愛した数式」
金曜・・・休みなので上記の見逃したものを観れたらいいなと思ってる。

プライドと偏見

2006-01-28 11:39:55 | 外国映画
『プライドと偏見』

 「愛してる」と認めるには、男のプライドは高すぎた。「愛してる」と応えるには、女の偏見が邪魔をする。プライドと偏見。その厚い壁の前に、男も女もそう簡単には人を愛せない。 18世紀末、イギリスの上流社会。女性に財産相続権がなかったこの時代、“結婚”は女性にとって人生のすべてだった。
そんな時代に、格式の中に自由を求め、噂の中に真実を見出そうとする2人の心の道のり・・・

★★★★

 想像していたのと違った感じで、観終わった後、最初に出た言葉が「面白かった!」だった。
普通の恋愛映画と聞いていたから、そう思って観たら大違い!
(もしかしてコメディ要素も含まれてる?と思ったのは私だけ?)
時代設定が18世紀末だから、まぁ、そう言う感じなんだろうけど、現代の恋愛映画とは全然違う。
当時の恋愛や結婚事情が今とはかけ離れすぎてて、その差が面白く楽しめた。

女性に財産相続権がないと言うことで、5人の娘を何とか資産家に嫁がせようと躍起になっている母親・・・この母親が最高に楽しい!
自称繊細な神経の持ち主らしいのだが、父親の前で平然と「お父さんが亡くなったら・・・」と何度も言ってのける。本人前にして「亡くなったら」なんて言えるのが繊細な神経の持ち主なのか・・・?(笑)

当時の女性心理としては当然のことなのか、それとも母親の影響(?)なのか、少しでもいいところに嫁に行くために、男性の気を引こうと大騒ぎの姉妹たちの様子も見ていて楽しい(笑)

嫁探しに来た遠縁の牧師さんにも受けた!(ナイナイの岡村に見えたんだけど・・・笑)

そして、女系家族の中に唯一男性である父親・・・この父親がまたなんとも言えない。
「嫁に行かなければ母親に絶縁されるけど、嫁に行けば片親を失くすだろう」と言うセリフが「お父さん偉いっ!」って感じで、繊細な神経の持ち主(?)の母親のお尻の下に敷かれているように見えながら、ちゃんとツボは押さえてますってところがあちこち見られる。
最近、父親がツボになってるのか、「泣き所」じゃないのに、父親のシーンでウルってしまった。。。(苦笑)

長女ジェーンに恋したビングリーと親友のダーシーの予行演習シーンもかなりのウケどころ♪
ビングリーの舞い上がった様子も楽しかったけど、気難しく、気位が高く、愛情表現に対してのぶきっちょさや、何気ない本音の現われとか、ダーシー役をやったマシュー・マクファディン (私は知らない俳優だったけど) の演技はよかった。

キーナ・ライトレイの「パイレーツ」や「キング・アーサー」や「ドミノ」とはまた違った表情も楽しめたし、ジュディ・ディンチの存在感がまたなんとも言えなかった!
007シリーズの“M”がお馴染みだけど、「アイリス」での演技など、さすがベテラン女優を感じさせてくれる演技だった。

そして、オール・イングランド・ロケと言う、あちこちの撮影地がまたきれい!
「広大な大自然の前では人間ってなんてちっぽけなんだろう・・・」と言うセリフがピッタリの雄大な景色は素晴らしかった!
16世紀や17世紀に建てられたお屋敷もよかったし、美術品がまた凝ってて、家具や調度品やたくさんの彫刻、フレスコ画には思わず息を呑むほどだった!

予想とは違った内容だったけど、いろんな面で楽しめる映画でした。

06/01/25

仕切りなおし

2006-01-26 18:37:12 | 日記


 昨日の朝がどんなに忙しかったか・・・

6:00 起床、朝食の準備
6:30 診察券出す順番取りに病院に行く
6:35
  ∫  ダンナを送り出す
7:00
  ∫  母の介護保険更新の書類を書く
7:30
  ∫  出かける準備をしていたら・・・
7:35 慌しい足音と共に二男が起きてくる
     (起こすの忘れてたっっっ!)
7:45 二男登校(完璧遅刻)
7:55 病院に診察券を出しに行く
8:00 診察券受付開始・・・めでたく1番ゲット
8:05 娘を起こして番号札を渡し、二男の学校へ遅刻の連絡
8:15 医者の意見書を書いてもらうために母の病院へ
8:40 病院の事務室に介護保険更新の書類の依頼をする
8:50 ATMに行く(待ちに待った給料日)
9:00 友達との待ち合わせの場所へいざ出発~
9:35 娘から「インフルエンザだってー」とメル
     「薬飲んでおとなしく寝てなさい」と返信
     (やっぱりそうだったか)

と、まぁ、こんな具合に忙しくバタバタした朝だったのでした。。。

そして・・・昨日は友達との月に1度の映画デートの日

11:00 友達と合流してランチ
      黒胡麻坦々麺定食と麻婆豆腐を食べた
      (お腹が空いてて写真を撮るのを忘れた
      黒胡麻坦々麺、餃子3コ、中華春雨、ザー菜、杏仁豆腐、
      野菜の煮物(何故かこれだけ和風)、ご飯の定食 と、
      麻婆豆腐が美味しそうだったので、一皿を二人で分ける
      欲張りすぎて、全部食べれなかった、、、。
      映画の時間まで、食べながらお互いの近況報告
12:30 「プライドと偏見」を観る(感想は後ほど

15:00 まだ時間の余裕はあったし、喉が渇いたのでお茶をする
      ランチの間だけじゃ喋り足りなく、まだまだ話は尽きず、
      田舎の友達にまで電話して楽しくお喋り~
16:30 友達と別れる
18:00 帰宅して夕飯の支度などなどしながら、ちょこちょこネット
21:00
  ∫   時差帰宅の家族に夕飯を用意しながらちょこちょこ日記
23:00
  ∫   後片付けや洗濯をしながらちょこちょこ日記
24:00
やっと書き終えてアップしようとしたら・・・消えてなくなった・・・  

がーん・・・Σ( ̄□ ̄;|||

2006-01-25 23:59:15 | 日記


 家事をしながら、合間合間を見てちょこっとずつ書いてて、さあアップしようと「投稿」を押したところ・・・
いきなりログイン画面に!(◎o◎)?
仕方なくIDとパスワードを入力したら・・・
「え!?私がさっきまでかかって書いた記事はどこ?」
キョロ(・・ )( ・・)キョロ
何時間もかけて書いたのにきれいになくなってしまいました、、、。
o(T□T)oあいーん

明日またアップしなおしだ・・・(-"-;)

レトロ

2006-01-22 22:09:35 | 日記

 
 我が家で飼ってた犬(雑種・♂・2歳くらい)剛(ごう)です。
昭和45年頃に写真が趣味だった父が写して現像したものです。
表札に名前を書くほどの可愛いがりようで、「○○さんのとこは、いつの間にもう一人お子さんができられたんですか?」とあちこちから聞かれたとか・・・(苦笑)
家族と写ってる写真がたくさんある中、唯一ひとり(一匹)で写ってる写真がありました。
ちゃんとカメラ目線でポーズをとっているところがなんとも言えず・・・
いっぱい、いっぱい遊びました。

雪です!

2006-01-21 21:32:11 | 日記
 


 昨日の天気予報で、積雪するとは言っていましたが、朝起きてカーテンを開けて外を見てびっくり!
騒ぐほどのことじゃないのかもしれないけど、関東じゃ5年ぶりの積雪だそうで・・・
こっちは海が近いせいか、雪が降っても積雪することは少なく、こんな雪景色は滅多に見ることができません。
早朝出勤の娘が携帯で撮った写真を貰いました。(笑)

疾走

2006-01-21 00:29:40 | 邦画
『疾走』

兄のカンニングをきっかけにそれまでの生活が一転して家族は離散し、シュウジの運命の歯車は狂い、過酷な運命を歩んで行く。

★★★★

 感想を書くのがしんどいくらい、いろんなテーマの重なり合いでした。
ひとつひとつを取れば、誰にでも、どこにでも起こり得る切実な問題なんだけど、それが一気になだれ込むように重なってしまうと・・・

どこでボタンを掛け違えたのか・・・?どこで歯車がずれてしまったのか・・・?
成績優秀で両親の期待を一身に集める大好きな兄シュウイチがカンニングをした。
停学処分を受けた兄はそれ以来不登校になり、そして放火をするようになる。
そのことにより、シュウジは中学でイジメを受け、父親は多額の借金を抱え蒸発、母親は毎日泣き暮らし、父に次いでいつの間にかいなくなり、シュウジは一人取り残される。
「お母さん、あなたの子どもはシュウイチひとりじゃないんですよ!」

幼い時に両親を無理心中で失い、一人生き残った悲しい境遇の少女エリ、二人の心の拠り所である教会の神父もまた、自分の弟を殺人者にしてしまったと言う重い十字架を背負っていた。
逆境に耐え強く生きようとするエリの転校により、心の支えを無くし、神父に連れて行かれた神父の弟との面会で弟から浴びせられた「お前は俺だ!俺はお前だ!」と言う言葉。

心のバランスを失い、孤独と絶望に打ちのめされ、まるで坂道を転げ落ちるかのように狂ってしまったシュウジの運命・・・
多感期の少年の心を胸が痛くなるほどに描かれていた。

警官は何で発砲しなきゃならなかったのか・・・?
狙った場所はどこだったのか?疑問に残りました。

06/01/20

ロード・オブ・ドッグ・タウン

2006-01-19 19:17:28 | 外国映画
『ロード・オブ・ドッグ・タウン』

 若者向けの映画なんだろうけど、予告編を観て楽しそうだったのと、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」が泣きそうだったので、気分転換も兼ね、時間帯もちょうどよかったので、貯まったポイントを使って2本観てきた。

★★★

 70年代、わずか3年の間でスケートボード業界に留まらず、あらゆるカルチャーを巻き込んで時代を駆け抜けた伝説の存在【Z-BOYS】の青春の日々を描いた、実話ベースの話。

サーフィンもだけど、それはもう楽しそうにスケボーやるの。
見ていて「もしかして、私にもできそう?」って思わせるくらい、簡単に滑ってくれる。
いやいや、大きな勘違いです。(爆)
サーフィンも一度はやってみたいと思うけど、スケボーもほんとに楽しそうなの
もうちょっと遅く生まれたかったなぁ~・・・(笑)

競技大会に出ることにより、有名になり、仲がよかった仲間がそれぞれバラバラの道を歩むことになる。
だけど、最終的には友情を大切にし、仲間を愛し・・・まさに青春そのものでした。

06/01/19

プルーフ・オブ・マイ・ライフ

2006-01-19 18:51:18 | 外国映画
『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』

 天才数学者の父を亡くし、自分の人生さえも見失ってしまったキャサリン。そんな彼女に救いの手を差し伸べる父の弟子・ハル。彼女はハルを信頼し、父の机の鍵を渡したが、そこに入っていたものは、世紀の数学の大証明が書かれたノートだった。

★★★

 原題は「proof」
難しい数式がたくさん出てくる。高校時代に数学で習った公式も出てくる。
数学の話は難しすぎて理解できない。が、そこには父と娘の暖かい愛情が溢れている。
ちょっとしたきっかけでずれてしまう人の心、すれ違う思い、自分自身さえも分からなくなってしまった時に、それを癒し、修正してくれるのもまた人の心。

さまざまな困難や局面に遭遇するたびに、人を信じ、人を愛し、そしてまた自分を信じることにより、前を向いて、明日に向かって歩いていける。
自分の人生は自分で歩いて行くしかないと言うことの証明?
父と娘の親子の繋がりをじわぁ~っと感じさせてくれました。

最近観た映画が、続けて父を思い出させる作品になってしまった、、、。

06/01/19

追記:フライトプランの方が面白かったので星の数を半分減らしました(笑)

映画週間♪ その2

2006-01-19 17:47:31 | 日記


 映画は昼からの時間だったので、午前中に昨日睡魔に襲われめげてしまった感想の続きを書けるところまで書き、いざ映画へ~♪

今日は予定通り「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」と「ロード・オブ・ドッグタウン」の2本を貯まったポイントで観てきた。
「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」は、昨日観た「スタンドアップ」に引き続き、父と娘の親子愛に泣かされた。
「ロード・オブ・ドッグタウン」は、若者向けの映画なんだろうけど、予告編を観て楽しそうだったのと、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」が泣きそうだったので、気分転換も兼ね、時間帯もちょうどよかったので観ることにしたんだけど、結構楽しめた。

スタンドアップ

2006-01-19 17:27:01 | 外国映画
『スタンドアップ』

 自分と子どもが生きていくためには少しでも給料の高いところで働きたい、シングルマザーなら余計に大変な現実問題だ。
「子ども達のためなら何だってできる!」そう心に決めて頑張ろうとする彼女に対し、娘を理解しようとしない父親、我慢しろと言う母親、彼女の生き方に背を向け憎しみさえ持つ息子、“男の職場”で働き始めた彼女に対する度を越えた嫌がらせと耐えがたい屈辱、さらに、追い討ちをかけるように、状況が悪化するのを恐れて離れて行く数少ない女性の同僚や、町の人達の冷たい視線・・・ 

★★★★★

 原題は「NORTH COUNTRY」と言う、実話を元にした映画だった。
「スタンドアップ」と言う言葉がまさにピッタリのクライマックスシーン、この邦題の方が合ってるような気もしないではないが、閉鎖的なイメージを表すための原題なのかも知れない。

「出る杭は打たれる」・・・その言葉が突き刺さってきそうなほどの嫌がらせ・・・
観ていて、唇を噛み、拳を握り締めたくなるよなシーンが次から次に出てくる。
ほんとに胸くそ悪くなるような嫌がらせ・・・女であることがそんなにいけないことなの?って言いたくなってしまう。
その女性のお腹から生まれてきたんでしょう!?
10ヶ月もの間、自分のお腹の中の生命をいとおしみ、産みの苦しみに耐え、乳を与え、守り育ててきたのは女性でしょ!?
生きて行くために、男に混じって働くことがそんなにいけないことなの!?

心の狭い人達にほんとに腹が立った。
あまりにもの執拗な、ある種子どもじみた嫌がらせに失笑さえしてしまった。
裁判のシーンでのジョージーの弁護士がボビーに言った言葉がその通りだと思った。

「俺の金を捨てて来たのか?俺が働いて稼いだ金だぞ!」と言う父親に、「私だって働いてる、家事はタダじゃない!」と言い、反乱を起こした母親。
それにより、目が覚めたかのように、集会所で娘のために立ち上がる父親。

「優秀な女弁護士だから、君を選んだのだ」と言う社長に対し、「集団訴訟になると負けるわよ!」と言った会社側の弁護士、これが男性だったら・・・?
ジョージーの証言を聞きながらの机を打つペンが女性ならではの気持ちの表れだろう・・・。

クライマックスに向けてはほんとに感動的だった。
歯軋りしたくなるシーンがたくさんあったけど、勇気と元気を貰いました。
女性のためにあるような映画ですが、多くの男性にも観て欲しいです。

「お前と子ども3人くらい、まだ養ってやれるぞ。帰りたかったらいつでも帰って来い」と言ってくれた、亡き父を思い出し、帰ってからも涙が、これを書きながらもまた涙が・・・(苦笑)

06/01/18

THE 有頂天ホテル

2006-01-19 08:18:18 | 邦画
『THE 有頂天ホテル』

 大晦日のホテルアバンティ。その中で働くホテルマンと訳ありの宿泊客達が織りなす最高の奇跡。たくさんのエピソードが絡み合い、ホテルの威信がかかったカウントダウンパーティーへ向かっての怒涛のように展開していく2時間・・・

★★★★と半分

 満点まで行かなかったのは、期待しすぎてたせいかな?
他の人の感想を読んでて、もっと笑うのかと思ってたら、ちょっと違った。
最初は、お芝居を見てるようだって感じだった。
ホテルマンや宿泊客達それぞれにそれぞれのエピソードがあり、それがまた面白い。
そして、キャスティングがこれまた凄い
申し分のない副支配人に役所広司、彼を中心のような感じで話は展開していくのですが、マジメで卒がなく、ほんとに非の打ち所のないような副支配人にもアキレス腱があった
この彼の狼狽振りや慌て振り、極端な差がほんとに愉快だった
ラストへ向けての彼の小技が粋で、あるシーンでは(*≧m≦*)ププッ ってなってしまいます。
反対に自分の保身と昇進しか頭にないような料飲部・副支配人に生瀬勝久、彼がまた役所広司とは対称的にいい味出してます。
そして能天気な総支配人に伊藤四郎、まさにはまり役です
適材適所という言葉がピッタリのようなキャスティングに拍手です

そして、キャスティングもさることながら、楽しんで演技をしているところが伺えるところ、特に伊藤四郎と唐沢寿明の二人の演技は最高でした
小道具としてのヅラがまた最高楽しめました。
オダギリジョーには笑えちゃいます。(最初誰か判らなかった)
パロディーも入ってたと感じたのは私だけ?(西園寺君がいたような気がしたんだけど、、、。)
ラストのYOU、「アカペラで大丈夫かよ」って一瞬心配してしまったけど、「If My Friend Could See Me Now」とてもよかったです。

細かいところを楽しむためには一度だけじゃ観きれないほどでした。
機会があればもう一度観たい作品です。

06/01/17