おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

トリック 劇場版2

2006-06-20 22:53:36 | 邦画
『 トリック 劇場版2 』


 10年前に失踪した女性の救出を依頼された物理学教授の上田は、例によって売れない奇術師・山田を伴い、とある島へと向かう。
2人は、恐るべき霊能力で島を支配する佐和子のトリックを暴こうとする。


06/06/16 【 ○ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ


 小ネタ満載!?

前の日に観に行った長男が、「なんかさ~、小ネタがたくさんあるみたいなんだけど、わかんないんだよ。笑うタイミングがちょっと違うんだよ。」と言っていた。
ブログ友の感想にも「40代以上じゃないと分からないだろうな」と書いてあったし、別のところでも「片平なぎさの手袋が・・・」と書いてあったので、フムフム・・・と思いながら観に行ったら・・・

はいはい、これね!?(笑)
片平なぎさの手袋・・・たしかに!予想通りの例のアクション!

「ガキデカかいっ!?」(古っ)と思わせるようなユートピアのアクション

「ワンピース」や「とっとこハム太郎」は子どもにも分かる最近のネタ
「マトリックス」もあったし、選挙の公開ポスターも・・・
ラストシーンは「金八」かな?
隅々まで見ないと見落としてるところがまだまだいーーーっぱいありそう

TVではたまにしか観てなかったのだけど、生瀬扮する刑事との絡みが面白かったのに、今回は出演してるものの、全然絡みがなくて肩透かしを喰らったようだった、、、。
突っ込みどころもちゃんと用意されてるところなどは・・・(^_^; アハハ…

隅々の小ネタ探しにもう一度観たいけど、他にも観たい映画が目白押しだし、これは撒き戻しをしながらゆっくりのんびりDVD観賞かな・・・?

ココシリ

2006-06-20 19:41:01 | 外国映画
『 ココシリ 』


 チベットの秘境ココシリで、カモシカの密猟者によるパトロール隊員殺害事件が発生。
事件の取材で現地を訪れた記者のガイは、パトロール隊とともに密猟者を追うが、流砂や吹雪といった自然の猛威に襲われる。


06/06/16 【 ◎ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ


≫≫ 公式サイト


ココシリとは・・・チベット語では「青い山々」、モンゴル語では「美しい娘」を意味するそうだ。

実話ベースのドキュメンタリータッチのお話で、
かなりショッキングなシーンが数回出てくるが、いい作品でした。

聞いたことはあったけど、この映画で初めて鳥葬と言うのを見ました。
上空を舞う鷲の群れと鳴き声、ナタを振り下ろす音・・・怖かったです。
大量に殺戮され毛皮を剥がれたカモシカもまた鳥たちの餌食で
砂漠に転がる無数の骨が見るも残でした。

お金もなく、人手もなく、銃もなく、
1年以上も無給で働いている民間のマウンテンパトロール隊員たち。
海抜5000メートル近い山脈の中、高山病や密猟者達との命をかけた壮絶な戦い。
雪や流砂などの自然の猛威との戦い。
サスペンスやミステリーではないのにハラハラドキドキしながら観ていた。

国からの援助も受けられず、隊員たちが無償で命をかけて守ろうとした
壮大な自然の素晴らしさと驚異を目の当たりにするとともに、
マウンテンパトロール隊員の初代と二代目のリーダーの死に不審を持ち、
取材をした記者の勇気と真実を伝えようとした努力により、記事が反響を呼び、
ココシリに国家級の自然保護区管理局が設置されたこと、
2万頭を割るほどに激減していたカモシカの数が5万頭にまで回復したことが
多くの犠牲を払いながらも引き継がれていく救いとなった。

実話ベースなだけに、ほんとにこんなことが行われていたのかと思うと
とても怖く、そして哀しい思いで観ていたのですが、最後の最後で救われました。

自然を守ることの大切さをたくさんの人に感じてもらいたい作品です。

花よりもなほ

2006-06-20 18:24:03 | 邦画
『 花よりもなほ 』


 父の仇の金沢十兵衛を追って、松本から江戸へやって来た宗左衛門。
最初は金沢が見つからず焦っていたものの、未亡人のおさえとの出逢いや、楽天的な長屋の仲間たちと接するうちに、仇討ちの意味を考え直すようになる。


06/06/16 【 ○ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ


 武道家の父が今際の際に残した一言「仇を取ってくれ」
と言う言葉を胸に仇の相手を探す日々のはずが・・・

んんん~・・・???

道場の跡取息子だったはずなのに・・・剣術はまるでダメ!
やっと見つけた仇も腕に自信がないばかりになかなか踏み込めず、
歯を食いしばり、拳を握り締めるしかできない。

仇を討つこともできないまま、ふとしたきっかけで寺子屋を開き
読み書きを教えるようになり、日々は過ぎて行き・・・
どうしちゃったの~?って感じだが、、、。


その日暮らしの貧乏長屋に住む人々とのふれあいを通じて、
そして、叔父の言葉や、向かいに住む未亡人の心の奥底を垣間見ることにより、
仇を討つことだけが人生ではないと悟っていくさまがうかがえた。


岡田準一のほんわかした笑顔やのんびりした雰囲気が合ってたのかも?
『フライ・ダディ・フライ』で見せた力強い感じの岡田準一とは別人のようだった。

脇を固める長屋の住人の面々が、みなさん役者揃いでそれぞれ個性豊かで面白かった。
ほんとかウソか知らないけど、討ち入りの秘話めいたことをチラつかせたりしてるとこも楽しめた。
現代の争い事の多い世智辛い世の中を揶揄しているようにも感じ取れた。