つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

大化改新!

2005-01-03 22:55:13 | 映画・ドラマ
見ました!「大化改新」。
今日は休みだったのでリアルタイムで見ることが出来た。
もちろん、ビデオ録画しながら。

感想。
このドラマは中臣鎌足と蘇我入鹿の友情関係に焦点が当てられていた。
その設定が真実かどうかは不明だが(フィクションだろう)
最後まで友情関係が前面に出されていたので、鎌足が入鹿を殺害する
衝撃的な場面にもイマイチ緊迫感が欠けていたような気がする。
新春ドラマだからなるべくなら無残な殺傷シーンの放映を避けたいという意図のもと
「友情」というオブラートをかけたのだろうか?

岡田准一くんは演技が自然でいい。ただ、まだ子供っぽいところが残るので
彼のヒゲ面にはどうしても違和感があったが。
現在舞台にドラマに活躍中だけあってかなりの熱演で健闘していたと思う。
渡部篤郎さんは、先日の長時間時代劇にも明智光秀役で
出演していたし引っ張りだこだ。
独特の雰囲気で怪優の域に入っていると思うが、私は結構好き。
もっと悪役の入鹿も見たかったな・・・

そして・・・一番注目の山口祐一郎さん!
やはり前編ラストで消えてしまった。あぁ、山背大兄皇子!死なないで!
と祈ってもダメなものはダメ。
今回は時代劇にしては少し高めの声色だった。
だが、今回のキャストの中では一番高貴なオーラが漂っていた。
鎌足が尊敬する聖徳太子の息子=少し近寄りがたく、高貴で尊いイメージが
しっかり表現されていた。そして立ち姿の何と美しいこと・・・
いずれは入鹿に滅ぼされてしまう運命の皇子らしく、
体全体からはかなさがにじみ出していた。このキャスティングは正解。

あと、全体的に気になったのは台詞回し。
戦国時代などの堅苦しい言葉遣いでなく現代寄りだったのが、ちょっと気になった。

今晩、我が家の夕食はすき焼きだった。
とっても美味しい肉ではあったが、どうしても山口さんのことばかり気になって
すき焼きよりTVに釘付け。食事中もかなり上の空だった。
せっかくのすき焼きだったのに!
アホとは私のことです・・・