はる日記

「人間万事塞翁が馬」

日々の出来事を綴ってます。

「青条の蘭」「落照の獄」

2013-07-14 09:01:51 | テレビ・映画・本
続き。

「青条の蘭」は雁のお話。新王が政に疎いとあったので、新王は尚隆の事なのかな?

青条というのは花の名前。この花を新王に届けるお話。この花は希望。希望を人から人へ繋いで行く。

繋いで行く人達は、青条の価値が良く分からない。分からないから、そこまで必死ではなく、ちょっと頼むよレベル。だけど、繋いで行く。

希望を信じた民が素晴らしい。目に見えないものを信じるって難しいと思うんだよね。新王は諦めなかった民達に感謝しないと。

(>人<)

「落照の獄」は柳のお話。他の3編と違って、傾き始めている国が舞台。裁判官が主人公なんですが、国語や道徳の授業にありそうなお話。

柳の国は、今の王になってから死刑が停止されています。だけど、犯罪は他国に比べて少ない。しかし、ある日、恐ろしい殺人鬼が捕まります。犠牲者は23名。その中には、小銭の為に殺された8歳の子供もいました。殺人鬼の名前は狩獺。

柳の王は賢君と言われているのですが、突然やる気がなくなります。理由は不明。その為、柳は傾き始めています。傾きかけている国に死刑を復活させていいのか?1度死刑を認めたら、今後は…。

(-ω-;)ウーン

しかし、狩獺は反省していない。反省どころか正当化している。世の中が自分を受け入れない。だけど、生きて行くためには、お金や食べ物が必要。だから、殺人という手段でそれらを手にしている。

自分に殺人をさせているのは世の中。なのに、世の中は俺を殺そうとしている。何て勝手なんだ。だけど、死ねと言うのなら、それを受け入れよう。

(; ̄Д ̄)

さて、そんな狩獺に死刑の意味はあるのか?だからといって生かすのか?

(-ω-;)ウーン

難しい…。


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