あらすじ。
金と女に目がないダフ屋のガジロウ(岡田将生)、29歳。甘いマスクで次から次へと女を口説き、軽口でチケットを売りさばく生粋の遊び人だ。そんな彼にある日おとずれた不慮の交通事故…。幸い無傷で済んだガジロウだったが、その事故で亡くなったポールダンサーのユウコ(広末涼子)と、彼女の仲間たちが現れる。
小学生の一人息子・幸太郎(巨勢竜也)を残して逝ったユウコ、結婚式を目前に控えていたルカ(木南晴夏)、同級生に密かに想いを寄せていたケイ(松井愛莉)、そしてやり残した仕事を忘れられない元消防士のジョニー(鹿賀丈史)。それぞれがこの世に大きな未練を残し、大切な人に伝えたい"想い"を抱えていた。
死んでしまった自分たちの姿が見えるのはガジロウただ一人。そこで、ユウコたちはお金と引き換えにやり残したことを叶えてほしいと懇願する。「何で俺が?」と嫌々ながらも大金に目がくらみ4人の未練を叶えることを引き受けたガジロウだったが…。
(「公式サイト」より抜粋)
( TДT)
最近の邦画でありがちな話なので期待はしていなかったのですが…泣きました。後ろの席のお姉さんは号泣でした。心配になるほどの号泣。
原作は『彼女との上手な別れ方』。未読ですが、このまま読まないでおこうと思います。そう思うくらい良かったです。
( TДT)
ありがちな話なのに何故泣けるのか?年を取り涙もろくなったのもありますが、流れが不自然ではなかったことが大きい気がします。演出や脚本は勿論、俳優陣が上手い。特に岡田将生。上手すぎて目立たない。ガジロウの変化がとても自然で、話の中にスッと入り込むことができました。
後ろの席のお姉さんは、ずっと泣いていたのですが、私が涙したのはケイの話。若いのに一所懸命働いて、一所懸命生きていたのに。なんか淡くて良かったです。それにしても、松井愛莉ちゃんて綺麗な子ですね。
(* ̄∇ ̄*)
コミカルな場面もあるので悲しくなりすぎず、でもコミカルな場面があるからこそ切ない場面にグッときて。
(。´Д⊂)
見終わった後に清々しい気持ちになった映画でした。