はる日記

「人間万事塞翁が馬」

日々の出来事を綴ってます。

『チェインドッグ』

2017-10-30 18:38:58 | テレビ・映画・本
櫛木 理宇 著

内容。

鬱屈した日々を送る大学生、筧井雅也に届いた一通の手紙。それは稀代の連続殺人犯・榛村大和からのものだった。「罪は認めるが、最後の一件だけは冤罪だ。それを証明してくれないか?」そう訴える大和のため、事件の再調査を決めた雅也。パン屋の店主だった大和の人生に潜む負の連鎖を知るうち、雅也は大和に魅せられ始める。一つ一つの選択が明らかにしていく残酷な真実とは?俊英が描く傑作ミステリ登場。

(「BOOK」データベースより)



((((;゜Д゜)))

こ、怖い。

以下、読むと犯人が分かってしまう人がいるかもなので、知りたくない人は読まないで下さい。

(; ̄ー ̄A

途中までは、驚きつつも想像の範囲内でした。ふんふん、そうきたか~という感じです。

しかし、終盤に近付くにつれて、雲行きが怪しくなっていきます。おいおい、大丈夫か…という感じです。

(;゜∀゜)

そして、最後には愕然とし、思考が停止。いや、何これ!?という感じです。

(/≧◇≦\)

9件目の殺人事件の犯人が分かったときの衝撃。衝撃を受けたことに衝撃を受けました。私はいつの間にか、犯人のことを容疑者から外していたのです。

一体、いつから…。

冷静に考えれば、犯人はこいつ以外いないのに。

(; ̄ー ̄A

オソロシイ。うまく操られてしまいました。

著者は、その類いの犯罪者について、かなり調べたのだと思います。調べずに書いていたら、それが一番怖いなぁ。

(; ̄ー ̄A