はる日記

「人間万事塞翁が馬」

日々の出来事を綴ってます。

『倒錯の死角 201号室の女』

2017-10-13 18:42:23 | テレビ・映画・本
折原 一 著

内容。

ベッドの上に白くすらりとした脚が見える。向かいのアパートの201号室に目が釘付けになった。怪しい欲望がどんよりと体を駆けめぐる。あちら側からは見えないはずだー屋根裏部屋から覗く男と覗かれる女の妄想がエスカレートし、やがて悪夢のような惨劇が。折原ワールドの原点ともいうべき傑作長編。

(「BOOK」データベースより)


( ̄▽ ̄;)

叙述トリックを読みたいと思い、この本を選びました。

どんでん返しという強烈さはありませんが、これでもかと明かされていく真相。その明かされる順序が素晴らしく、進めば進むほど衝撃が大きくなっていきます。こういう展開好きです。

(*´ω`*)

好き…なはずなんですけど、終盤にたどり着くまでに、あまりにも目まぐるしく語り手が変わるので、真相が全て明かされたときには疲れてしまっていました 。

感情移入できる登場人物がいなかったのも理由の一つかもしれません。

(´д`|||)

真相(トリック)は、想像していなかったものでした。

かすりもしませんでした。

(; ̄ー ̄A

悪くないんだけど…好みではないですね。疲れてしまって。

( ̄▽ ̄;)