はる日記

「人間万事塞翁が馬」

日々の出来事を綴ってます。

『顎十郎捕物帳』

2017-10-08 16:01:06 | テレビ・映画・本
久生 十蘭 著

内容。

仙波阿古十郎。顎が夕顔棚の夕顔のように、ぶらんとぶら下がっているため、ついたあだ名は顎十郎。武士のはしくれだが、頭はきれる。江戸で起こる謎の事件をなんなく解決。

【青空文庫で読了】


(  ̄▽ ̄)

主人公が飄々としていて、いいキャラです。周囲の人間が一目置いているのに、本人はその評価もどこ吹く風。

事件を解決した主人公に、周りが凄いと言うと「◯◯という本に載っていたことだ」などと言うので、なんなく事件を解決しても不自然ではありません。

( ・∇・)

主人公からは執着とか気負いというものが感じられず、読み手も力を入れずに読むことが出来ます。

さらに、短篇ですので気軽に読めます。しかし、先は読めません。

ちょっと時間がある時にいい感じです。

(*´ω`*)