株と浮き世の話

身近な話題と終活の迷い道

藤井聡太二冠の決意・高校中退を考える

2021-03-02 20:35:12 | 真実の究明
藤井聡太二冠はこの1月名古屋大学附属高校を3年で中退した。
彼ほどの資質なら卒業するまで在籍することは可能だったし学校側も卒業を認定したのではないかと思ってしまう。そりゃ二冠ともなれば出席日数は足りなかったろうが、それを補完する補修授業という手もある。
しかし彼は敢えて学歴を中卒で生きていく背水の陣を選択したのではないかと思う。
かつて泥沼流と言われた米長名人が、兄弟は頭が悪いから東大に行ったと豪語したと言う伝説があるくらいの世界だ。最近では高校進学を悩んだ末に進学して奨励会を脱退して神戸大学の医学部に行った立石・秀才もいる。東大には年に3000人が合格するが将棋界でプロの4段になれるのは4人だそうだ。米長さんは桁が3ッ違うとも言っていた。
そんな世界を生きていく決意としての高校中退は重かったろうと思う。勿論ご両親は大学までを望んでおられたようだが素晴らしい18歳の息子をお持ちで羨ましい。
坂田三吉や升田幸三さんが見たら藤井聡太二冠少年?はどう見えるのかなぁ(^_^;) 歴史にのこる将棋指しに感想を聞きたい気がする。