株と浮き世の話

身近な話題と終活の迷い道

ポピュリズムの譜系・最近の国会について考える

2018-05-20 06:59:49 | 真実の究明
亡くなった西部邁先生は デモクラシ-を民主主義と訳したのは間違いで「民衆主義」とすべきだったと、「保守の遺言」のなかで書いておられます。確かに民主主義と言うのは今の日本には上等すぎる訳だったきがします。
選挙の為には自分達の票田を手厚く保護するのは当然のシステムだから民衆が愚衆化してあらゆるものを要求して国は山のような借金を作る。
また2400年前のソクラテスの死と同様に、おまえはなんか怪しい・嫌な事を言う・・だから死ねと民衆が裁いた時代に類似しているのが今の国会だ。犯罪の具体例は無く感情の暴走が支配する。証人喚問をして何も出ないと「疑惑は更に深まった!!」と喚く。

TVが煽り民衆が騒ぎソクラテスの死の再現が累々と続く。ポピュリズムの譜系は人間のDNAに組み込まれた災難かも知れない。
チャ-チルは「デモクラシ-は最悪の政治よりは少しだけマシな制度に過ぎない」と言っていますが、せめてデモクラシ-を民衆主義と訳せばもう少し今の国会を反省できるのではないかと思います・・ガラにもなく朝からこんな事を考えてしまいました(^_^;)