株と浮き世の話

身近な話題と終活の迷い道

映画・「マネ-・ショ-ト」 リ-マンショックの裏側

2016-03-08 16:12:35 | 株式市場
映画「マネ-・ショ-ト」を見てきました。金融の裏側を書いたものですが参考になりました。
サブプライムの破綻を切っ掛けに起こった世界的な金融危機をいち早く予見した金融マンの物語ですが、住宅ロ-ンの現場は悲惨な状態になっているのにそれを債券化した商品は格付けも高くカラ売りしたが相手にされずに苦戦します。格付け会社さえも大衆迎合した挙げ句に、世界を巻き込んでガラがきてリ-マンショックになるのですが、これって私達にも覚えがありますよね。かつてのバブルは勿論ですが・・今現在も

日本は現在1000兆円超の国債残高を抱えて、約100兆円の国家予算の内40%を国債(借金)に依存しています。個人で言えば600万の年収で1000万円の生活をするなんて考えられません。
国債は日本国民が買っているので・・とか何とか理屈を言ったって これって 立派なサブプライムロ-ンです。
バブルの最中は薄々気が付いても見ないふりをして「みんなで渡れば恐くない」・・増税すれば選挙に負けるし・・
日本の将来までも考えさせられる「マネ-・ショ-ト」でありました。 (T_T)