テアトル十瑠

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WBC 東京プール 第一次ラウンド終了

2023-03-14 | 日々の雑感
 TVの情報番組ではWBC(World Baseball Classic)の話題が真っ盛りだ。テレビ朝日、TBS以外の放送をしていないチャンネルでも流石に夜のニュースでは扱っている。
 日本が試合をした9日~12日、僕も毎夜のようにテレビ観戦した。

 試合の流れはサッカーのW杯に似ている。
 全20チームがそれぞれ5チームの4ブロック(WBCではプールと呼んでいる)に分かれ総当たりのリーグ戦を行い、勝率等で順位を決め、2位までが決勝トーナメントに進む。4ブロックなのでトーナメントの1回戦は準々決勝、2回戦で準決勝、最後に決勝となる。7戦全勝すれば優勝なのもサッカーと同じだ。
 今大会でWBCは5回目。本当は2021年に予定されていたが、コロナの影響で延期。今年の開催となった。
 日本チームが入ったのはBブロックの東京プール。日本以外の参加チームは中国、韓国、チェコ、オーストラリアだ。
 気を付けるべきは韓国とオーストラリアと思われた。

 日本の選手はMLBから大谷とダルビッシュ、あと来年レッドソックスに移籍が決まった吉田正尚、そして初めての外国籍の日系人プレーヤー、ラーズ・ヌートバー選手(セントルイス・カージナルス)の四人。前田投手が入ってなかったのは所属球団との裏事情だろうか。それとも故障中?
 前田と日本で同僚だった鈴木誠也は招集予定だったが直前に脇腹を痛め、辞退した。残念。

 1次ラウンドは終了したので結果を書いておこう。
 第1戦は対中国。先発は大谷。日本の打線が簡単に打ち崩すと思ってたら、やはり初戦で緊張もあったのか6回までで3-1と接戦。しかし終盤で打線が爆発し結局8-1の勝利だった。同じ日に韓国がオーストラリアに5-10で負けたのも意外だった。
 第2戦は対韓国。先発はダルビッシュ。韓国先発のキム投手の緩いボールを打ちあぐね、3回には2ランホームラン等で3点を先制されるも、その裏4点をもぎ取る。この日も終盤に打線爆発、13-4の圧勝だった。
 第3戦は対チェコ。先発は21歳の佐々木朗希。野球を副業とする選手ばかりのチームを相手に10-2の快勝。途中佐々木のチェコ選手へのデッドボールもあったりして、当事者と1塁を守っていた山川も含めて3人のスポーツマンシップが話題になった。
 第4戦は対オーストラリア。ここまで3勝の日本はラウンド突破が濃厚だったが、2戦全勝のオーストラリアに負けると1位通過が危うくなる。しかしこの日は1回に待望の大谷の3点特大ホームランが出て、守っては先発の山本由伸が満点のピッチングで余裕の展開。7-1で勝利した。

 打線では、1番センターのヌートバー、今季からソフトバンクに移った2番バッターの近藤が共にチャンスに強くて出塁率も高くチームを引っ張っている。ホームランは1本と寂しいものの大谷も好調。大谷以上に好調なのが5番を打っている吉田正尚だ。
 気になるのは4番の村上が絶不調な事。野球解説者は4番のままが良いというけれど、素人考えではそろそろ吉田と打順だけでも替えたらどうかと思ってしまうんだが・・。

 さて、次は16日(木)の準々決勝。この試合まで東京ドームで行われるが、負ければ即敗退のトーナメント方式。相手はプールA2位のイタリア・チーム。率いる監督があのマイク・ピアザらしい。かつて、野茂英雄がMLBに渡った後にバッテリーを組んでいたあのピアザ。54歳になった彼のID野球と、MLB所属の8人の選手が意外に手ごわいかもとの話。

 因みにプールAは1次ラウンドが全5チームとも2勝2敗。失点率の差で1位がキューバ、2位がイタリアになったらしい。
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