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::: テアトル十瑠 :::

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

■ YouTube Selection (songs & music)


♪Up Where We Belong / Joe Cocker&Jennifer Warnes

2010-09-21 | 音楽
 映画が観れない時には音楽ネタ。というわけで、今回も80年代に話題になった映画の主題歌から。

 今や心優しいジェントルマンがお似合いのリチャード・ギアが、袋小路のような人生からの出口を求めてギトギトした汗を流して頑張ってる若者を演じた「愛と青春の旅立ち」。
 ラストのハッピーエンドのおかげで<若い女性のバイブル的作品になってしまっている>らしいけど、軍隊の厳しい訓練やら挫折など、若い男性にとっても心に残る青春映画でありますな。ベッド・シーンも結構生々しかった。

 1982年のアカデミー賞で、歌曲賞受賞。作曲は映画全体の音楽も担当したジャック・ニッチェと、バフィ・セント=マリー。「いちご白書」で「♪サークル・ゲーム」を唄った彼女が、作曲者としてオスカーを受賞していたとは知りませなんだ。

 唄っているのはジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズ。
 かすれ声のロッカーという印象だったコッカーさんが、意外にもこのメロディアスな曲もこなしたのが驚きでしたが、女性とのデュオというのも良かったのでしょう。
 ところで、ジェニファー・ウォーンズさんはこの曲でしか知りませんでしたが、調べると映画には結構関わっておられる方で、「愛と青春の旅立ち」以外にも、サリー・フィールド主演の「ノーマ・レイ」や、87年の「ダーティ・ダンシング」でもアカデミー主題歌賞を受賞されたよし。今度、映画観るとき気を付けとこっと。






♪Power Of Love / Huey Lewis And The News

2010-09-12 | 音楽
 Newsといっても山ピーは出てきませんよ。

 こちらは80年代に大活躍のロックバンド。いかにもアメリカンちゅう匂いの、だけど70年代のロッカーよりポジティブで明るい感じ。ハーモニーの美しいのは西海岸のバンドらしく、ビーチ・ボーイズの流れを汲んでいるのでしょうか。

 「♪Power Of Love/パワー・オブ・ラブ」は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back To The Future (1985)」に使われて、全米ナンバーワンになった大ヒット曲であります。
 リーダーのヒューイ・ルイスは、この映画にカメオ出演しており、その後も舞台や映画にご活躍のご様子。最初に観たのはこの映画だったので冴えない脇役俳優だなと思っておりましたら、唄を聴いてビツクリ!
 今見ても、カッコイイわぁ






♪Summer of '42(おもいでの夏) / Michel Legrand

2010-08-13 | 音楽
 夏になれば思い出す映画音楽は色々あれど、満を持してやっとこさ持って来ましたこの曲を。
 北海のリズ様には『この曲あってこその、この映画』と言わしめた、映画の魅力をDONと下支えしている名曲ですネ。
 フランスのミシェル・ルグランが作ったハリウッド映画「おもいでの夏【Summer of '42】」のテーマ曲。
 1971年のアカデミー賞で作曲賞、そして英国アカデミー賞でもアンソニー・アスクィス映画音楽賞というのを受賞したそうです。

 関連動画に映画のシーンを並べたものもありましたが、ここはじっくり音楽を楽しんでもらおうと、画像は少ないですがクリアな音のyoutubeを選びました。






♪さらば夏の日 / Francis Lai

2010-07-22 | 音楽
 梅雨も終わっていよいよ本格的な夏の到来!
 ということで、今月の映画音楽は1970年の「さらば夏の日」からそのテーマ曲。

 監督のミシェル・ボアロン以下「個人教授 (1968)」と同じスタッフで作られた青春映画でありますな。主演のルノー・ヴェルレーも一緒。個人的には映画館に良く通った時代なので、多分観たのだろうと思っていますが、内容はさっぱり覚えていません。爽やか~に作られていると評判ですから、TV放送されたら録画するつもりです。

 作曲はご存じフランシス・レイ。彼の作品の中でもお気に入りの一曲です。
 ジャケット写真の海の風景が浮かんでくるような、潮風の匂いのするような、“涼しげな夏”の音楽です。






♪悲しみは星影と共に(ANDREMO IN CITTA)

2010-06-28 | 音楽
<明日放送される「悲しみは空の彼方に」というのは、未見だけど音楽だけは有名だよね。確かマイナー・コードの曲調だったと思う。今度YouTubeで捜してみよっと。>

 昨日ツイッターでこんなこと呟いたら、お友達からコレと間違ってるんじゃねぇの?とのコメントが。
 ハイ、ミステイクでござんした。なんか、以前にも全く同じ間違いを指摘されたような覚えもあるような無いような、ひとりでに顔も赤らむような思いですが、それならばとその思い出の映画音楽をご紹介いたしやしょう。

 ツイートにも書いたように映画は未見。内容も忘れておりましたので、goo映画さんの紹介記事を。

<エディス・ブリュックの自伝的小説「街へ行く」を、彼と、ネロ・リージ、チェザーレ・ザヴァッティーニ、イェジー・ステファン・スタウィニュスキーが共同脚色、ドキュメンタリー出身の新人ネロ・リージが監督した戦時下の悲劇。撮影は「奇跡の丘」のトニーノ・デリ・コリ、音楽は新人イヴァン・バンドールが担当した。出演は「ドクトル・ジバゴ」のジェラルディン・チャップリン、「シェルブールの雨傘」のニーノ・カステルヌオーボ、「国境は燃えている」のA・ガブリックそれに子役のフェデリコなど。>

 ジェラルディン・チャップリンの画像は記憶にあるなぁ。可愛らしい坊やが彼女の弟役で、しかも盲目という、第二次世界大戦下のユーゴを舞台にしたお話らしい。彼らはユダヤ人で、ようするにナチによる迫害の悲劇ですな。いかにもな、悲しいメロディのテーマ曲。映画音楽特集のLPレコードで聴いてました。





♪All that Jazz / Catherine Zeta-Jones

2010-06-10 | 音楽
 昨日更新したお薦め映画の「シカゴ」の記事を読み直していたらコレが聴きたくなりました。というか、観たくなった。

 色々とYoutubeの動画を捜していたら、コレが一番映像がクリアで音もしっかりしていたので選びましたが、残念なことにイタリア語(?)吹き替え版。但し、「♪All that Jazz」の部分は英語ですので問題無いでしょう。

 小気味の良い編集で一気に引き込まれたオープニング・シーンも含めて、キャサリンの唄と踊りをどうぞ。

 あっ、ひとつご注意を。
 動画の終盤はR-15指定とさせて下さい





♪The Lion Sleeps Tonight(ライオンは寝ている) / The Tokens

2010-05-21 | 音楽
 「幸せのレシピ」関連で音楽動画が続いていますが、今回もソレから。

 ニックのおかげで笑顔が戻ってきたゾーイの発案で、ケイトのアパートにニックが材料を持ち込みゾーイと二人でクッキング。その夜、3人だけの直接床に座ってのディナー・パーティーで流れた曲です。
 ゾーイが家から持ってきた大きなキリンや動物のぬいぐるみに囲まれ、テントの様な覆いを架けて、まるでアフリカのサバンナのような雰囲気を出して楽しそうでした。まさにピッタリの曲でしたね。

 「♪ライオンは寝ている」という邦題で有名なこの曲は、1961年にトーケンズが唄って全米ナンバーワンになりましたが、元もとは<南アフリカのズールー族に古くから歌い継がれてきた民謡>だそうです。
 しかも、最初にアメリカで唄ったのはトーケンズではなく、その前にピート・シーガーが「 ♪Wimoweh」というタイトルで歌っていたとのこと。トーケンズ以後も色々な人がカヴァーしているようです。





♪雨にぬれても / B.J. Thomas

2010-04-29 | 音楽
 今月は音楽記事のアップが未だでした。
 ということで、アメリカンニューシネマ時代の異色の西部劇、「明日に向って撃て!」で、唄ごとプロモーションビデオのように挿入されて大ヒットした歌「♪雨にぬれても」。
 作ったのは大ヒットメーカー、バート・バカラック(作曲)とハル・デヴィッド(作詞)の名コンビ。

 『ウィキペディア(Wikipedia)』の解説は・・・

<ビルボード誌では、1970年1月3日に、週間ランキング第1位を獲得。4週1位を獲得し、同誌1970年年間ランキングでは第4位。
 1969年に公開された、ジョージ・ロイ・ヒル監督の西部劇映画『明日に向って撃て!』の挿入歌。映画では、ブッチ・キャシディ役のポール・ニューマンとエッタ・プレース役のキャサリン・ロスが、自転車に乗ってデートをするシーンで使われた。最初、バカラックは、「雨にぬれても」をレイ・スティーヴンス(Ray Stevens)に歌ってもらう予定だった。しかし、スティーヴンスが断ったため、B.J.トーマスが歌うこととなった。
 1969年アカデミー主題歌賞を獲得した。ロック時代(1955年7月9日以降)に映画主題歌が、ビルボード誌年間第1位になったのは、ルルの「いつも心に太陽を」(1967年公開の同名映画の主題歌)以来2度目。また、アカデミー主題歌賞がビルボード誌年間第1位になったのは、史上初だった。>

 今回のYouTubeは、そのポールさんとキャシーちゃんの自転車のシーン、つまり映画の切り抜きのようなものです。
 懐かしいなぁ





 上の動画はブロックされちゃったので、こちらを。
 オープニングのサンダンスのカッコいいシーンと、その後の思い出のシーンをB.J.トーマスの唄と共にスチール写真他で綴る「明日に向かって撃て!」





♪半斤八両(Mr.Boo Theme) / サミュエル・ホイ

2010-03-07 | 音楽
 たまにはこんな曲もいいでしょう?

 ゆるゆるコメディ、「Mr.BOO!ミスター・ブー」の第1弾のテーマ曲。主演したホイ兄弟の二枚目半のサミュエルさんが唄って、あちらでは大ヒットしたそうです。
 作詞、作曲も彼。
 77年、香港のラジオ局の賞を受賞した時の模様が動画になっておりました。
 プレスリーばりの衣装で、ロックンローラーのような派手な動きで、楽しげに唄っとりやす。あんたは、吉いくぞうか!





♪白い恋人たち(13 Jours en France) / Francis Lai

2010-02-13 | 音楽
 今日からいよいよバンクーバー・オリンピックですねぇ。ジャンプ、ノーマルヒルは既に昨日から予選が始まったようですが。
 昨日ツイッターでも呟いた1968年のフランス映画「白い恋人たち」。先月、vivajijiさんも取り上げておられましたが、今回、小さくて画質も悪いですが動いている映像付きの音楽動画を見つけたのでアップします。

 フランス南東部、アルプスの麓の町グルノーブルで行われた第10回冬季オリンピック。その13日間の闘いを記録したクロード・ルルーシュ監督のドキュメンタリー映画。ネットで調べると、フランソワ・レシャンバックという人も共同監督として名前が挙がってました。撮影も担当していたようですからカメラマン出身の方ですかね。

 ヘヘッ、実は観てないんですよね、この映画。機会があれば観る気満々なんですが、なにせその機会がない。レンタルも探したけれど、スポーツコーナーにも無かったような・・・。
 クロード・ルルーシュですから、きっと良い映画に違いないでしょう。夏季のミュンヘン・オリンピックを、各国の8人の監督が別々の視点で記録した「時よとまれ君は美しい(1973)」を当時封切りで観て、ルルーシュ篇が1、2番目に面白かったという印象が残っていますから。
 そういえば、あれ以降スポーツを扱ったドキュメンタリー映画って作られてないような気がしません? ドーピングで金メダルを剥奪される選手も出てますから、リスクが大きくなったという事でしょうか。

 とにかく冬の映画音楽の定番中の定番だったこのテーマ曲。作ったのは、ご存じフランシス・レイ。
 『ウィキペディア(Wikipedia)』では次のように紹介されていました。

 <フランシス・レイ(Francis Lai、1932年4月26日 - )は、フランス・ニース出身の作曲家。多くの映画音楽の作曲、特にクロード・ルルーシュ監督とのコンビによる作品は良く知られている。また、「愛と哀しみのボレロ」「恋人たちのメロディー」や「流れ者」では出演もしている。1970年度アカデミー作曲賞受賞(ある愛の詩)。大の飛行機嫌いで、海外公演が少ない事でも知られている。>





・動画が観れなくなったので、別のに切り替えました。[2016.12.25]

■ YouTube Selection (予告編)


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