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8mile_hのプログ

ここでは日々感じたことなどを書いていこうと考えています。
お暇だったら見ていってください。

宇宙兄弟

2012-05-13 22:58:47 | Weblog
GWが終わって初めての休みでした。特にこれといったことはしてませんでしたが、なんかそういうのはいい人生じゃないな、と最近思います。何かやることを探さないといけませんね~。とりあえずこの前観た「宇宙兄弟」の感想を書いておきます。

子供の頃、UFOを目撃したことで、宇宙に行くという夢を持った兄弟。弟の方はその夢を叶えたが、兄は普通のサラリーマンになったが、会社を首になり無職になってしまう。劣等感に苛まれる兄だったが、JAXAから届いた宇宙飛行士試験の書類試験に通ったことで、宇宙飛行士の夢を追い始めるっていう話です。まずなにより、兄貴の気持ちがよくわかって参りましたねw私も兄貴みたいにたいした人生送ってないものでwまあそれは置いといて、映画の評価としてはストーリーは、可もなく不可もなくってところです。兄貴が二次試験に通るところとかは、ご都合主義ですけどね。ロケット発射シーンや月面の描写は予想よりいい出来でした。最近の邦画はなかなか侮れなくなってきましたね。原作と比べるとどうかという点では、原作をほとんど知らないためよくわかりません。火星には行ってないのでラストは多分原作と違うのではないかと思います。
 総合的にむると特に悪いところはないです。この映画は一度諦めた夢を叶えようとする話です。気に入るかどうかはここの部分じゃないかと思います
 
まとめると、
ストーリー 8点
 王道的なストーリー。気に入るかどうかは人ぞれぞれです。

映像 8点
 思っていたよりよく出来ていた。見せ方がしっかりしていた。
 
音楽 6点
 3曲ぐらい洋楽を使ってましたね。使ってきたのは以外だったが悪くなかったですね。

上映時間 9点
 約129分。長さ的には問題なし。

宇宙度 7点
 宇宙に行った弟のはしゃぎっぷりは良かった。描写自体も良く出来てました。
 
 
総合評価は


夢を諦めずに頑張る話は、いいけどちょっと心に痛いところもありますね~。そんな印象を受けない人であれば十分にお薦めできる作品ですね。原作は知りませんが、良く出来た映画だと思います。ただ綺麗に終わったので、続編が出来ないことを祈ります。

バトルシップ

2012-05-06 22:21:03 | Weblog
GW最終日ですね。あんまり有意義に過ごせませんでした。9連休もあったのに。せっかくなので、GW最終日にブログを更新しておきます。今日は1日に観た「バトルシップ」でございます。

NASAは地球に良く似た惑星を見つけ、そこに電波を飛ばすというプロジェクトを発足させる。その数年後、5隻の未確認飛行物体が地球に飛来してきた。兄貴の命令で海軍に入った主人公は、大規模合同演習の最中、その未確認飛行物体が落ちた海域の調査を命じられる・・といったストーリーです。渡邊兼も出演しており、結構活躍するので、ファンも満足できるかと思います。この映画はとにかく宇宙人がよくわかりませんでした。よくある羅族系ではなく、戦闘服みたいのを着てる、ちゃんと文明人っぽい宇宙人だったのはいいんですが、あんまり侵略者を前面に押し出してない気がします。最初の被害は確かに宇宙人からでしたが、やる気があってやったわけではないですし、主人公達が遭遇したバトルシップは、地球側が先に攻撃を仕掛けてるので、とにかく先に手をだして戦闘を吹っかけてるのは人間って感じがしちゃいます。また、F91ガンダムで出てきたバグみたいなタイヤ型の乗り物で、地上の基地や街が攻撃されますが、あくまで建物や兵器を攻撃しており、民間人の子供とかは見逃すといった騎士道精神を持っているようです。以上のように、なんだかあまり悪いヤツラには見えませんでした。冒頭で、もし宇宙人が来たら、宇宙人がコロンブスで地球人が原住民だから侵略されるみたいなこと言ってたので、思いっきり侵略者にしてしまった方が良かったと思います。
 今作の宇宙船、バトルシップは宇宙船の癖に空が飛べないようで、海上をバッタのように跳ね回って移動します。また、宇宙船には珍しく、実弾兵器しか積んでいません。宇宙船の割りに新しいですが、戦場自体が小規模なので、インパクトに欠けます。
 ちなみに、今回一番の見所は、クライマックスの巨大バトルシップと退役していた戦艦との一騎打ちですね。戦い方もなかなか派手に行きますし。細かいところがちょっと気になりますが残念なところですが。
 
 
まとめると
ストーリー 5点
 全体的に観ると、まあこんなもの。

映像 7点
 バトルシップや宇宙人、戦艦、巡洋館などの描写は良かった。

音楽 6点
 アクション映画らしい感じの音楽。

上映時間 9点
 約131分。結構細かく書いてはいるが、なんかその細かい部分が微妙。

SF度 5度
 あんまりSF映画っぽい感じがしないのはなせなんでしょうかね?
 
総合評価は


面白いところはあったんですが、思ったより、インパクトが薄い映画でした。ちょっと期待しすぎましたかね。しかし明日の仕事は超憂鬱です・・・・・。早く次のGWが来ればいいのに。

河口湖とかにいってみた。

2012-05-05 23:00:33 | Weblog
もうGWも後半ですが、せっかくなので5月4日に河口湖辺りに遊びに行って来ました。まあ正確にはだいたい青木が原樹海周辺で遊んでいたんですが。そういうわけで、遊んできたところを紹介しておきます。

1.富岳風穴
 要するに洞窟ですな。この洞窟は真夏でも0度になるぐらい寒くて、昔は蚕の繭や、木の実を保存していたそうです。行ったときは外の気温はそこそこだったんですが、洞窟入り口に立っただけで、空気がひんやりしていて、噂どおりだと思いました。噂は知っていましたが、特に何の装備もなかったので、マジで寒かったですね。さらに、天井から水が滴り落ちてくるので、ちょっとだけ濡れます。あと、手すりがあるんですがこれがまた冷たい。手袋も合ったほうがいいですね。ちなみに、富岳風穴の入場料は280円ぐらいで安い。鳴沢氷穴との共通券が500円で売ってるので、鳴沢氷穴も観たい人はこれを買ったほうがお得です。(60円ぐらいお得になると思います。)また、森の駅が近くにあり、ここではとうもろこしソフトというソフトクリームが食べられますので、余裕があれば食べておきましょう。

2.竜宮洞穴
 青木が原樹海には西湖こうもり穴という洞窟もありまして、そこに行く途中に竜宮洞穴という洞窟があります。ただしここは立ち入り禁止になっていて入れませんでした。そういうわけでここは特にありませんが、ここに止まっていた車がなんか気になりました。誰も乗っていなかったし。

3.西湖こうもり穴
 ここはその名のとおりこうもりが住処としている洞窟です。ここでは富岳風穴や鳴沢氷穴と違い、ヘルメットを貸してくれます。そしてこうもりが住んでいるだけあって、ここは寒くありません。でもやっぱり水は滴り落ちてきます。ここでなぜヘルメットを貸し出ししてるのかというと、洞窟内の天井がかなり狭くなっているからです。実際は富岳風穴や鳴沢氷穴も天井が狭いんですが、こうもり穴はそれが長く続くところがあります。なのでヘルメット貸し出しなんでしょうね。確かにここでは何度かヘルメットを天井にぶつけました。ただ、小さい子供は背が低いため貸し出しされないようなんですが、実際、小さい子供を乙親は子供にヘルメットをつけさせていましたね。まあ親としては当然でしょうが、小さい子供用のも貸し出した方がいいんじゃないでしょうか。ちなみにこうもりは見られません。こうもりの寝床に行く前に途中で引き返すことになります。入場料は300円ですが、ここは富岳風穴から2.6キロとかなり離れているので歩きで行くのはお勧めしません。普通の道路を通ったり、樹海のハイキングコースを通っていくことも出来るのですが、ところどころでよくわからない道があるため、ちょっと迷いやすいです。私も迷いかけました。

4.鳴沢氷穴
 ここもその昔、氷を保存していたところでして、江戸時代にはここで取れた氷を江戸の殿様に献上していたそうです。ここは12時ぐらいにいったんですが、なぜかめちゃくちゃ混んでました。他のところはそうでもなかったのに。それはなぜか。多分ですがこの洞窟はかなり注意しないと危ないからだと思います。なんぜこの洞窟、寒い、水が滴り落ちてくるの他に、足場が悪いのに下に降りていくんです。(たまには上にあがりますが。)そのためゆっくりと歩くことになり、混むんじゃないかな思います。混んでるのにどこかで転んだら将棋倒しになる気がします。ここでもヘルメットの貸し出しがあった方がいいんじゃないかなあ。ちなみに、女性でヒールをはいている人は、ここで長靴を履かされるようです。大学生ぐらいの男女グループで引っかかった人がいましたね。まあこういうところに行く時は、ヒールは止めておきましょう。そういえば、この洞窟こそ、江ノ島にある岩屋と繋がっているという伝説がある洞窟です。ついに岩屋の先を見れたというのは、ちょっと感慨深いものがありますね。


5.富士御室浅間神社
 河口湖周辺にある神社です。なんと富士山中最古の神社らしいです。とはいえ、鶴岡八幡宮のような観光客が多いところではなく、ひっそりと立っていました。ちなみに本宮は富士山吉田口登山道二合目にあるらしいです。ここは神社よりも、丁度ここで一緒に降りたカップルがなぜか印象に残りましたね。実はここには河口湖、西湖を周遊するレトロバスに乗ってきたんですが、こいつが40分も遅れやがりまして、そのカップルはかなり文句を言ってました。しかしカップルでこういう神社に行くとはなかなか見所がある二人じゃないですか。

6.河口湖ミューズ館・与 勇輝館
 ミューズとは薬用石鹸の展示館なのか?と思って観にいったら、人形館でしたとさ。まあせっかくなので入ってみたけど!丁度雨降ってたし!ここは与 勇輝という人形師が作った人形が展示されてますが、これがまたかなり成功は人形でした。表情が日本風な感じで、あまり気味悪さを感じなかったですね。また、木綿を巻いて作ってるらしく、なんだか柔らかそうなイメージがあります。それなのに、震度5でも倒れないらしく、しっかりと自立できるみたいです。こういう風に今まで知らなかったものが見れるのは、やっぱり旅の醍醐味ですね!


7.河口湖温泉開運の湯
 せっかく河口湖まで来たんだから、ここの温泉にも入らないと!というわけでガイドブックに載ってたここを選択!ちなみにガイドブックは「タビハナ」小さくて持ち運びしやすいですね。ここでは露天風呂に散った桜が浮いていたのが風流を感じられました!しかし、桜とか、真っ赤に紅葉した紅葉とかなら風流を感じられるんですが、普通の葉っぱだったら汚いとか思ってしまうんでしょうな~。ここの入浴料は1000円。フェイスタオルはレンタルで150円、買うと200円。バスタオルはレンタルのみで300円となります。ガイドブックを間違ってみてて、無料だと思っていたのは内緒です。ちなみにロイヤルホテルでもあり、泊まることもできます。
 
以上。始発で行ったわりにあんまり見れてないのは、単純に交通の便が悪い為。レトロバス以外にも富士急行バスがあるんですが、こいつが一日数本というレベル。そのため、レトロバスを使うのがいいですね。ただしレトロバスでも1時間に1本。私みたいに電車でいった場合は1300円のフリーパスも買ったほうがいいですね。そうすれば河口湖、西湖の移動がかなり楽になります。そしてもう一つ、河口湖駅から、富士山五合目に行くバスが出ているんですが、これも本数が少ない。だいたい2時間に1本といったところです。さらに、五合目までにかかる時間は約50分らしいです。私も本当は鳴沢氷穴に行った後、行く予定だったんですが、ここでバスの本数が少ないことに気づいた上、レトロバスが40分遅れになり、行くことができませんでした。有名な観光地であっても、都会でなければバスは1時間に1本と前提にしておくべき、かつ、時刻表を入手しておくことが重要であるというのが今回の反省点です。
 樹海で結構歩いたので、家に帰るのが億劫になり、八王子で一泊して今日(5/5)に帰ってきました。まだ富士五合目に行ってないので、また行く予定ですが、今度こそは富士五合目に行ってみたいです!

テルマエ・ロマエ

2012-05-01 23:12:13 | Weblog
今日は5月1日なので、ファーストディ!GWで休みなので、テルマエ・ロマエとバトルシップの2本立てで観てきましたよ!予想以上に人が多くて、テルマエ・ロマエは最後にはチケット売り切れになってました。私は前から2列目だったので、ビックスクリーンでしたよ。とりあえず、今日は「テルマエ・ロマエ」の感想を書いておきます。

ローマ時代の風呂建築技師が、日本にタイムスリップしてきて、その技術に大げさに驚きながらも、技術を持ち帰り風呂を再現することで、直面していた問題を解決していくって感じのマンガの映画化です。私も持ってますよ!で、映画についてですが、まず古代ローマの街並みの再現は予想以上に良く出来てました。どうせしょぼいんだろうなと思ってましたらかなりの再現度。イタリア人も大量起用で、ここは文句なしですね。また主人公、ルキウス役の阿部寛も良かった。ルキウスにはそんなに似てないんですが、演技が笑える。この映画はコメディなので、やっぱり笑えないとね!タイムスリップするシーンの演出はちょっと・・・でしたが、移動中にオペラを歌う人がたまにサボってたりするという、細かいところは良かった。
 残念なところは、ますルキウスの友人、マルクスと、ケイオニウスですね。ストーリーのために改変されてるんですが、正直ガックリです。原作・・・といっても、コミック4巻までですが、マルクスはルキウス思いのいい奴だし、ケイオニウスも女好きだがあんなにひどい奴ではない。あとヒロインの存在は賛否両論だと思います。まあ思ってたよりは良かったし、なんとなく原作者をモデルにしたみたいなので、まあいいかなと。最後にマンガが出てきますし。あと多分人によっては原作崩壊だと感じられる、ルキウス以外の人間がタイムスリップするっていうストーリー展開。個人的には最初はがっくりでしたが、最後まで観終わったあとでは、映画としてみるとまとめたなって感じです。ローマ人と日本人が協力して温泉を作り、風呂で楽しくワイワイやってるところは、風呂っていうテーマを通してみれば、いい描写とも思います。
 
まとめると、
ストーリー 7点
 後半からは完全オリジナル展開(コミック4巻までの話です)。だが、映画的にみればまとめたと思います。
映像 8点
 古代ローマの街並みは文句なし。タイムスリップ中の変な描写はちょっと・・・。
音楽 5点
 オペラ調の音楽が多かったですな。
上映時間 9点
 約108分。まあ程よい長さ。コメディだしこれぐらいで。
コメディ度 8点
 前半はコメディ満載。ここまでは笑えます。後半からはシリアス展開になるのでほとんど笑えません。
 
総合評価は



前半までなら、ガックリ部分はあるもののかなりお勧めです。まあマンガ原作の作品には言えることですが、原作知らない方がすんなり観ることができるでしょう。総合すれば、よく出来てる映画だと思います。



エクスペンダブルズ

2012-04-30 23:36:56 | Weblog
世間ではゴールデンウィーク真っ只中です。私も9連休なので、一杯休みますよ!というわけで今日はDVDを2本程まったり観ていました。そのうちの一つ、「エクスペンダブルズ」の感想を久しぶりに書いてみます。


自らを使い捨てと呼ぶ傭兵集団エクスペンダブルズ。彼らは小島を支配する将軍率いる私設部隊を壊滅させて欲しいとの依頼を受けるが調査の結果かなりヤバイ仕事だと分かり、断ることに。だが、リーダーは島で出会った女性が忘れられず、再び島に乗り込む。っていう話です。スタローンやドルフ・ラングレンなど懐かしい人達が出演していたり、シュワルツネッがーがゲスト出演していたりと、なかなか豪華な出演陣ですな。内容は、いい意味で典型的なアクション映画です。ストーリーも変に複雑じゃないのでアクションを楽しんでれば問題ないです。特に良かったのは島から脱出する際に行った死のフライトと、エクスペンダブルズが私設部隊に追い込まれ、絶体絶命のメンバーを救うため、味方が敵陣の背後から襲いかかり、ショットガンで敵部隊をなぎ倒していくところですな。
ちょっと注意するとすれば、撃たれた敵の体が粉々になったり、頭が吹き飛んだりするシーンが一部あるところですね。まあそういうのより、ナイフで切られるところとかが痛そうでしたが。

まとめると
ストーリー 5点
 良くわかりやすいストーリー。そして深くないストーリー。
映像 6点
 体と体のぶつかりあい!タックルで吹っ飛ぶスタローンは痛そうでした。
音楽 6点
 銃撃やナイフで切りつける音とか、痛そうな音はいい出来てす。
上映時間 7点
 約103分。アクション重視の映画としては子のぐらいが丁度いいですね。
アクション度 7点
 スタローンが精魂込めただけあってよい出来でした。

総合評価は



なんだか懐かしい感じのアクション映画ですね。CG満載のとんでもアクションではないのである意味で地味っぽいところがありますが。やっぱり生身でぶつかりあうのがいいぜ!っ手言う人にお薦めな映画です。



TIME/タイム

2012-04-03 20:07:52 | Weblog
4月になり新年度になりましたね!私の周りでもいろいろありますが、それより今日は風が強かった!お陰で会社がほぼ午後休状態になるほどです。私も早く帰ったんですが、強風と雨にやられ、かなり濡れてしまいました。まあそういうわけで今日はちょっと時間があるので、この前観た映画「TIME/タイム」の適当な感想を置いておきます。


人々の成長が25歳まででとまり、それ以降の生きるための時間を働いて稼ぐ世界。富裕層は数百年生き、スラム街は明日生きるために必死で働くという格差社会で、主人公が1世紀分の時間を持つ男とであい、この世界を支配する富裕層に戦いを挑むような感じの話です。とにかく世界観が面白くできてます。例えば、

・全人類は25歳から年を取らなくなるので、親と子供の若さが同じで、兄弟みたいに見える。
・富裕層は時間が大量にあるため、ゆっくりと行動したり、危険な行動しないのに、貧民層は時間を節約するため眠る
 時間を削ったり、走ったり、危険な行動を取ったりする。
・時間が通貨の代わりなので、働いて時間を稼ぎます。コーヒーで2分、フルコースが8週間、なんかのローンが2日など。
・時間の受け渡しが可能で、0になるまで奪い会う「バトル」がある。
・時間を大量に持っていても、殺されたり事故にあうと死ぬ。(だから富裕層は危険を犯さない。)

などなど。細かい伏線もいろいろ用意してますね。特に主人公を追う監査官の過去の伏線がいろいろなところに散りばめられていたのがよかった。これは後で気づきましたけど。
 ストーリーも特に問題なく出来ていると思いますが、終わり方がちょっと消化不良気味でした。例えばなぜそんな世界になったのかとか、どういう技術で25歳に留めているのかなど、かなり裏設定がありそうなのにあんまり出てきませんでした。これは多分続編で語られそうですな。でるかどうか知りませんが。
 
まとめると、
ストーリー 7点
 全体的によいが、前編みたいな感じなのがなんとも。
映像 6点
 映像的にはそんなでもないですね。
音楽 5点
 音楽はそんなでもないかなあ。
上映時間 9点
 約109分。時間的に見やすいが、もうちょっと内容が欲しかったかも。
SF度 8点
 世界観がよく出来ている。時間が通貨のかわりっていうのはきついですね。残り時間が1日しかない状態で、余裕があるなんて
 思えないっすよ。
 
総合評価は


世界観が面白く、なかなかいい作品ですね。しかしなにより、この映画を見て時間の大切さがわかりましたね。まさに「時は金なり」を体現したこの映画。最近だらだらと生きてる人には自分の生活を見直すいい機会になるのかもしれません。

はやぶさ ~遥かなる帰還~

2012-03-25 22:48:14 | Weblog
最近はあったかくなってきたようで、まだ寒いような、そんな微妙な気温ですな。とはいえ、梅らしきものが咲いていたり、なんかデ〇ズニーランドに向かうであろう中、高校生らしき者が電車内でよく見かけるようになったり、もうすぐ春になるんだなあという実感が出てきました。
そんなセンチな気分にちょっと入りつつ、「はやぶさ ~遥かなる帰還~」の感想を書いておきます。


はやぶさ映画第2弾です?続編ってわけではないけど、第2弾って言っておきます。まず前のHAYABUSA映画と異なってるところとしては、主人公が、前の映画は宇宙研に入った研究員でしたが、今回ははやぶさプロジェクトのプロジェクトマネージャーとなっています。名前は実在の人物とは異なってましたが。そういうわけか、今回はより多くプロジェクト内のシーンが描かれています。また、はやぶさ発進から映画がスタートし、主にはやぶさが宇宙でぶつかる困難を、プロジェクトメンバーが時にぶつかりながら乗り越えていく様子が描かれています。特に力を入れていたのがイオンエンジンにかかわる話で、師匠と弟子の意見のすれ違いが描かれていましたね。
第1弾ははやぶさプロジェクトを中心としてますが、発射には漁業関係者との打ち合わせがあったり、衛星探査の結果までプロジェクトにつけないなどの宇宙開発の苦労が出てましたが、今回ははやぶさプロジェクトに絞ってます。第1弾と違い、町工場の話が出てくるのは良いところです。あと、第1弾はギャグも入ってましたが、今作はかなり真面目なのでギャグが嫌いな人はこっちの方が合うと思います。あと今策ではNASAの話もちょっと出てきたり、第1弾で描かれていないところがありますが、逆に第1弾にしか描かれていないところがあります。そういう点では差別化できてていいですね。個人的には第1弾の方が好みですかね。

まとめると、
ストーリー 8点
 男達が情熱を傾けたっていう感じがでてました。
映像 7点
 第1弾と比較しちゃいますが、違いは特にありません。
音楽 5点
 音楽的にはそんなに注目するところはありませんですね。
上映時間 7点
 約136分。出発から描いているわりに長いと思いました。
宇宙度 8点
 イオンエンジンを復活させるところは力入ってた分、描写が良かった。クロス運転で乗り越えました!って簡単にいいますが、
 ああやってプログラムをいろいろ変えてたんですかね~。
 
総合評価は


第1弾が夢を持って、あきらめずに頑張ろう。という感じだった気がしますが、今回のは日本の技術者の生き様を描いたっていう感じですね。どっちかというと今作の方が日本人もまだ捨てたモンじゃないと思えて、励まされる気がします。

それはそうとはやぶさ2の開発がかなりヤバそうですね。なんで金しぼるのかなぁ?はやぶさ2の開発で金はほとんど日本中で回ると思うし、宇宙開発で培われた技術が民間技術に転用できて新製品の開発に繋がるかもしれないのに。特にリチウムイオン電池とか。中国のODAをなくせばはやぶさ2の開発費ぐらいでるでしょう。中国はもう大国なんだからODA払う意味ないっすよ。

日本列島いきものたちの物語

2012-03-04 22:17:31 | Weblog
なんかあったかくなるのかよくわからない天気が続いてますね。そう簡単には春になりそうもないですな。そういうことで、今日の映画は「日本列島いきものたちの物語」です。今週がLAST WEEKで、10時からだったので早起きしました。


日本列島を舞台にしたいきものドキュメンタリーです。ライフとかアースとかと同じようなものですね。とりわけ大きい扱いを受けていたのは、知床のヒグマ親子、青森のサル親子、兵庫のイノシシ親子、屋久島のサル達、キタキツネの親子ですかね。まず感じたことは、日本列島の自然の多さですね。冒頭で上空から日本列島を南から北へなめるように映すところがあるんですが、森の部分が思ったより多いなと感じました。自然破壊で相当減ったんだろうなと思ってましたが、まだまだたくさんあるようです。っていうか、200年ぐらい前だったら森ありまくりだったんでしょうね。あと結構険しい山とか、雄大な自然とかも日本にあるもんだなと思いました。ドキュメンタリーとしては、アースとかに比べると登場する生き物が少ないかなと思います。その分、特定の動物はたくさん出てきます。良かったのは屋久島のサルが、シカの背中に乗ってるシーンですね。大き目のサルなのにシカの背中にしっかりしがみついているのは可愛かったです。そのままシカに乗ってどっか行くし。台風のシーンでシカとサルが雨宿りしてるのもいいシーンでした。ちょっと切なくなるのは青森の子サルですね。冬に母ザルがいなくなり、一人で生き抜こうとしたが・・・って感じでやっぱり自然は厳しいですが、子ザルに感情移入しちゃいますね。


まとめると、
ストーリー 2点
 知床のヒグマ親子と青森のサルたちにはストーリーがあるので。
映像 8点
 これ系としては普通。綺麗ですけどね。

音楽 6点
 環境音ぐらいしかないです。

上映時間 8点
 約95分。ドキュメンタリーならまあ普通の長さ。
 
ドキュメンタリー度 7点
スタッフロールで撮影者が出てくるのは良かった。没絵もいっぱいあったんすね。


総合評価は


日本再発見って気分になれます。世界もいいけど日本もいいよね!ってことで、アースとかディープブルーとか好きな人は観てみましょう。ドキュメンタリーがイヤって言う人にはお薦めできませんw

月に囚われた男

2012-02-05 13:18:20 | Weblog
昨日の話ですが、以前勤めていた会社の皆さんと飲んできました。本当に久しぶりでしたが、みんなあんまり変わってなかったっすね。何はともあれ元気そうでなによりです。結婚する人とかいて人生歩んでいるな!と感じました。また今度も誘ってもらいたいものです。そういうブログネタがあったんですが、昨日はグダグダで書けなかったので、映画の感想にあわせてネタを消化しましたw
そして、今日の映画は「月に囚われた男」でございます。

近未来。主人公は月でたった一人で3年間もの間、未来のエネルギーであるヘリウムを地球に送る仕事をしていた。そして3年目をもうじき迎え、地球帰還が迫っていたある日、事件が起こるという話です。なんというか、宇宙の話っぽく静かな雰囲気が漂ってます。ストーリー展開もなかなか巧みですね。どうやってもどってきたんだよwって思ったシーンも意味があるシーンだったりと、一見なんでもないシーンでもしっかり伏線はってます。
途中で出てくるもう一人の男とともに、主人公は自分が置かれている重要な秘密に気づいてしまい、自分が地球に帰れないことを知ってしまうという展開になります。ここら辺の設定も近未来の宇宙の話っていう感じで良い。実際未来になって遠い宇宙まで人類が進出したら、ありえそうな話だな~と思いました。ただちょっと分かりにくかったのが、主人公が後半体調を崩して死にそうになるけれど、あれの原因がわかりずらかった。あの技術の弊害だと自分は思いましたけど。
あと、主人公の世話をする基地内のロボットもいい味出してました。主人公が困るからと、アクセス拒否されたデータベースのパスワードをこっそり教えたり、基地から逃げ出す男に、自分のメモリーを調べられるとばれるから、再起動してくれと申し出るところなど、いい感じにロボット的なところと人間的なところが出てました。そういうロボットが人型でないのもいい方向に働きましたね。
実際のところ、パッケージの裏のあらすじで、主人公は地球に帰れず、月でひっそりと死んでいくことが書かれてあったため、結末は分かっていました。どういう展開になるのかなあって観てたんですが、予想以上に良いストーリーでした。
 
ストーリー 9点
 派手さはないが、とてもいい出来でした。
映像 7点
 CGのデキは普通ですが、シーンの見せ方が上手かった。
音楽 7点
 音楽はラジカセでかけてたぐらい。それ以外はBGMはほぼなし。静かな映画です。
上映時間 7点
 約97分。短めですが、よくまとまっているのでこれ以上長くする必要はないです。
SF度 8点
 未来的にありそうな話。ああした方が効率よさそうですしね~
 
総合評価


後半に主人公が「地球に帰りたい」と呟くところとか、最後に主人公が死ぬ場所が途中からきた男に助け出されたところだったりと、一見何気なさそうでもストーリーの積み重ねで良いシーンにさせるところが上手い。という印象です。派手さはありません。ですが良いストーリーです。宇宙の話が好きなら、長くもないし、お薦め作品に推しておきます。

ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル

2012-01-09 18:42:20 | Weblog
今日は毎年のように鶴岡八幡宮に行ってきたんですが、なんか今日は成人式をやってました。まあ確かに今日はそういう日ですね。デカイ神社が地元にあるとああいうことやるんでしょうね~。記念になるとは思いますが、やってる側はギャラリーが多いので恥ずかしいと感じてる人が少なからずいそうです。そういうわけで、今日は「ミッションインポッシブル/ゴーストプロトコル」です。去年見ようと思ってましたが、新年一発目になっちゃいました。



刑務所に服役していたイーサンは、仲間達に脱獄させられ、奪われた核発射コードを欲しがっているコバルトというテロリストの正体を知るため、クレムリンに侵入するが、何者かがクレムリンを爆破。イーサン達は疑いをかけられ、IMFは解散させられてしまう。核戦争を回避するため、イーサンチームは単独でコバルトを追う!って感じのストーリーです。全体的にアクションがよかった。やはりドバイのブルジュ・ハリファの外壁を登っていくシーンは凄い。っていうか、あのビルメチャ高いですね。世界一は伊達ではないですな。このシーンは力いれてるだけあって、吸着手袋が片方使えなくなって落ちそうになったり、窓をカッターで開けようとしたら失敗して落ちたり、窓までロープが届かなかったので、勢いつけてジャンプしたら窓枠に顔をぶつけて落ちそうになったりと趣向を凝らしていました。さらに、砂嵐が襲ってきた中で、コバルトの部下を追うシーンもよい。視界の悪さやイーサンの必死さがよく出てました。他、クライマックスの車工場みたいなところのコバルト対イーサンも必死に頑張るイーサンがいい。頑張りすぎて足を痛めたり、数メートル下に落ちたかばんを取るため、車に乗り込んで落下するなんて無茶もよかった。
微妙なところといえばストーリー。イーサンの侵入が利用されたり、襲撃されて長官が殺されたりと。途中まではコレはやばそうだって言うのが伝わってたんですよ。しかし、結局敵があんな小規模だったので、あれ?イーサン濡れ衣はもしかして偶然?長官襲撃もロシア側の犯行で、コバルト関係なしですか。それがわかっちゃうと正直微妙っすね。まあミッションインポッシブルシリーズはだいたいこんなもんっていえばこんなもんですね。


まとめると、
ストーリー 5点
 途中まではよかったんですけどね。
映像 8点
 ドバイのシーンは力入ってますね!
音楽 7点
 砂嵐のシーンの音響が特によい。
上映時間 9点
 約132分。ちょい長め。
アクション度 8点
 アクションシーンがいろいろと豊富。飽きさせないように作ってると思います。
 
総合評価は



アクションはかなりのデキですね。ストーリーがガッカリなデキ以外はいい作品です。ちなみに今回のビックリスパイ道具で一番面白かったのは、クレムリン侵入に使った、偽の映像を見せて警備の目をごまかすスクリーンです。ばれないようにスクリーンを持ってこっそり近づいていく姿は、いつものスタイリッシュさとはかけ離れていて、スパイも大変だなと思いました。