8mile_hのプログ

ここでは日々感じたことなどを書いていこうと考えています。
お暇だったら見ていってください。

2009楽器フェアに行ってきました

2009-11-08 23:09:51 | Weblog
11月5~8日まで、パシフィコ横浜で2009楽器フェアという国内最大の楽器イベントがやっていました。2年に一度しか開かれないということで、どうせ暇だし、せっかくなので行ってみました。ちなみに、わたしゃ楽器など全然弾けません。
行ったのは土、日の2日間です。土曜日は、いろいろなブースを回ったり、セミナーに出たりしてみました。楽器はギター、ドラム、ピアノ、バイオリン、トランペットなど基本的なものはもちろん、オカリナ、リコーダーのようなマイナーなものも、メトロノームやオルゴールのようなものまでありました。たいていの楽器は試奏できるので、演奏している人がたくさんいました。私はギターとかを試奏するとみっともないことになりそうなので、なんかKORGにあったパーカッションみたいなやつとか簡単そうなもの中心にいじくってました。
興味を引かれたのはヤマハのTENORI-ONという楽器です。イメージ的にはプチプチおもちゃを大きくし、音が発生するようになったものです。これで簡単に演奏できるらしく、デモでいろいろボタンを押して演奏していました。私もちょっとやってみましたが、やり方が良くわからず、押しても音がならなくてイマイチでした。素直にやり方聞いておけばよかったです。
そういうわけで、だいたいは楽器を眺めていたのですが、実はそこらじゅうのブースや、クイーンズスクエアで演奏してるので、それを聴いているだけでも楽しめるイベントだなと思いました。でもせっかくなので適当にギターでも弾いておけばよかったです。
セミナーはDTMのやつに出ました。内容は「音楽作成用ソフトとボーカロイドを使って一曲(世界に一つだけの花のサビ部分のみでした。)作ってみよう」といった感じです。音楽作成はヤマハの人がCUBASEというソフトを使って作成し、歌はクリプトン・フューチャー・メディアの人が、ボーカロイド初音ミクおよび、がくっぽいどを使って作成していました。ヤマハの人はかなりイベント慣れてるようで、うまくイベント進行してました。逆にクリプトン・フューヤー・メディアの人は慣れてないようで、歌の音程を何度も間違えていて結構グダグダでした。プレビュー時に音痴な歌が流れるのは面白かったのですが、あまりにも間違え過ぎでした。2~3回演出で間違えるぐらいが丁度いいと思いました。
現在のDTMソフトはかなり高性能で、細かいニュアンスまで設定できるので、頑張れば凄い曲ができそうだということがわかりました。しかし、同時に相当な時間と根気が必要だということもわかりました。私にはとうていマネできそうもありません。
土曜日はこんな感じでした。長くなったので日曜日の話は明日にでも書いておきます。

カイジ -人生逆転ゲーム-

2009-11-02 01:59:23 | Weblog
今日はファーストディなので映画を観てきました。メッチャ込んでて12時の回が見れないわ、帰りは雨でずぶ濡れになるわで大変でしたけどね!!というわけで「カイジ -人生逆転ゲーム-」の感想です。

カイジはヤングマガジンで連載中のギャンブル漫画?が原作です。絵は物凄く個性的ですが、心理描写が巧みで、とても面白い漫画です。まあ新シリーズに入ってからは読んでないですが。最初の予告を見て、「限定じゃんけん」「電流鉄骨渡り」「Eカード」の3つが出てくるのを知っていましたが、ストーリーには地下帝国編と沼編をまぜており、「限定じゃんけん」~「Eカード」までの流れをつなげていました。これはなかなか考えたなと思います。
で、注目の各ゲームについてですが、分けて感想を書いてみます。ちょっとネタバレ入るので、見たくない人は飛ばしてください。






限定じゃんけん
映画では他にもゲームをやるため、制限時間は30分、現金なし、船井戦からいきなりシャッフルに入ってしまうなどかなりカットされていました。原作でカイジがみせたバランス型の攻略や買占め、ミスターX(だったかな?)はなくて残念でした。尺の関係上仕方ないですが。ただ、ここでの出来事がEカード戦の伏線になっているのは映画としてみるとうまく使ったと思います。ちなみに、個人的にはこの限定じゃんけんがカイジの中で一番面白いゲームだと思います。

電流鉄骨渡り
これが一番原作に近かったですね。雨が降ってきて原作より過酷になってますし。やっぱりここでも原作完全再現とはなっていませんが、重要なおっちゃんの見せ場を頑張ってくれたので不満は特になし。あ、ただひとつ、ゴール時はコングラッチュレーションって言って欲しかった。ちなみにこのオッちゃんのシーンは原作の中でも好きなシーンの一つです。

Eカード
ここも限定じゃんけん同様かなり変わってました。試合回数は3回、カイジが賭けるものが針ではなく金となっております。当然あの機械はないので悪魔的ひらめきの奇策は出てきません。かわりに映画オリジナル設定をうまく使っていたり、限定じゃんけんの伏線を回収したりと頑張っています。
ただ、一番問題なのは遠藤さんですね。遠藤さん参戦はやはり説得力が足りない。っていうか、なぜ遠藤さんが女性なんでしょう?芸能事務所の圧力ですかね?ちなみに原作ではEカード戦よりもその後の焼き〇〇や〇〇をかけたくじ引きの方が印象的です。

まとめると、
ストーリー 6点
 構成を上手くまとめたと思います。ストーリーのまとまりについては原作よりもいいですね。
映像 3点
 映像的にこれはというのはありませんでした。原作の心象イメージの再現とかあったら良かったんですが。
音楽 5点
 原作読者なら誰もが気になる「ざわ・・ざわ・・」を再現したのは評価に値します。ただちょっと自分の「ざわ・・ざわ・・」とは違っていましたが・・
上映時間 9点
 約129分。長すぎても疲れるでしょうし、どこかで妥協品しなければいけないのはわかります。私的にはEカードをもっと長くする変わりに150分ぐらいにした方が
 良かったと思います。
ギャンブル度 7点
 「限られた時間内で3つのゲームを行いつつストーリーを進める」ということを考慮に入れれば、頑張ったと思います。ただ「限定じゃyんけん」が単純化されすぎたのは残念です。
 
総合評価は


上の点数は微妙ですが予想より面白かったです。特にストーリー構成はグッジョブですね。映画を観た人はぜひ原作も読んでみてください。映画よりもゲームの駆け引きが緻密で面白いですよ!