8mile_hのプログ

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パシフィック・リム

2013-08-25 23:22:22 | Weblog
今年の夏はとんでもなく暑い期間がありましたが、今は落ち着いてきてる感じですね。ですが最近はゲリラ豪雨がそこかしこであるようですので、気を付けなければいけませんな。そういったところで、久しぶりン更新は「パシフィック・リム」の感想を書きます。


太平洋から時空を超えて現れた怪獣。対する人類はイェーガーを作り怪獣を迎え撃つ。最初こそ優勢だったが、強大になっていく怪獣に対抗しきれず、人類は絶滅の危機に瀕していた。人類は生存をかけ、最後の作戦に挑む。といった映画です。ハリウッドが気合い入れて作った怪獣VS巨大ロボのバトルものです。これは成功ですね。ハリウッドもわかってきたということですか。怪獣によって兄貴を奪われた主人公と、怪獣に親を奪われたヒロインがイェーガーのパイロットとして戦うとか、仲間がやられて絶体絶命のなか、さっそうと降り立つ主人公機!大気圏外での怪獣との死闘!そして帰還!!クライマックスでの仲間のイェーガーをすべて失い、そして自身も片足、片腕を失っても、任務のために突き進む!など、熱いシーンが随所に盛り込まれてます。
アクションシーンも巨大さを十分発揮してますね。港のコンテナを持って怪獣の顔をぶん殴ったり、タンカーをバット代わりに振り回したりと巨大ロボットならではの攻撃もあったりします。特にナイスだったのが、クライマックスの海中戦、突っ込んでくる怪獣にソードを立てて向かいうち、真っ二つにするシーン。ハリウッドでこういうシーンが見れるとは。いい時代になりましたね。
だがしかし、この映画の問題点は、主人公以外のイェーガーが目立たないところですね。主人公以外で多少ましだったのはオーストラリアのイェーガーぐらいで、中国とロシアはいいところなしで、あっさり怪獣にやられてしまいました。最初からやられる気配濃厚でしたが、あんなにあっさり退場するとは。あれじゃおもちゃが売れないよ!と余計な心配したくなるほどです。特に一番扱いひどいのは日本のイェーガー。重要人物の過去に絡むイェーガーではあるのですが、回想シーンにしか出てこないうえに肝心の戦闘シーンも見せてくれないという不遇っぷり。クライマックスでさっそうと登場して、主人公機を助けに来ると思ってたのに・・・。唯一の幸運といえるのは、破壊されなかったことぐらいですね。
まあ主人公機ばっかりいい所取りすぎってのはありますが、それ以外のところはとても良く出来たロボットもの。ハリウッドもやりますな!


総合評価は
ストーリー 8点
 時間軸とかなんか疑問があるけれど、そこは熱さでカバー。
映像 9点
 何よりも巨大さがしっかり出てるのがよい。重要なところを押さえていますね。
音楽 7点
 怪獣の声や破壊音、ロボットの駆動音など大事なところはしっかり音作りしている印象ですね。
上映時間 9点
 約131分。十分な長さでしょう。
ロボット度 8点
 やはりほかのイェーガーが印象薄すぎた。ガチンコ殴り合いがさまになるとはいえ、そればかりでは差別化は難しい。

総合評価は


ハリウッド産ロボットものとしてはかなりいい出来です。日本のロボットアニメリスペクトとか聞きましたが、本当だったようですね。
日本製イェーガーは全然活躍しませんが。何はともあれ、ロボット好きなら今年の夏はこれですね。