8mile_hのプログ

ここでは日々感じたことなどを書いていこうと考えています。
お暇だったら見ていってください。

音展2010

2010-11-21 00:22:38 | Weblog

かつてA&Vフェスタというイベントがありましたが、だんだん縮小していき、いつの間にやら音展というイベントになってしまっていました。去年はそれに気づかずスルーしてしまいましたが、今年は忘れずに行って来ました。そういうわけでいつものように面白かったブースについて書きなぐっておきます。

エンサウンド
ここではまずクッションスピーカーの「ハーピィ、ハーピィQ」ですね。ひざの上に置いて、i-padをつなぐと演奏とか映画が楽しめますし、単純にクッション型というのが面白い。もちろんステレオです。座ってるクッションから音楽が流れるのはなかなか不思議体験ですね。
 他にはTOMORIという光ながら音を流すスピーカー「流星」「孔雀」もありました。写真でみたTOMORIはなかなか綺麗に光ってて綺麗でした。光型的には流星の方が好みですね。
 全般的に面白い製品ばかりでしたし、値段もクッションが高くても5万8000円。TOMORIは孔雀で6万3000円/本と、どうしようもないというほどではないのがいいです。正直どちらもちょっと欲しくなりましたが、金ないんだよな~


センサフォニクス・ジャパン株式会社
耳の型を取ってパーフェクト・フィットするイヤホンを作ってくれる会社です。プロ用カスタムの「Prophonic 2XS」はお値段10万近くと高いですが、もっと安く耳型を取らずに日本人の平均型で作れる「j-phonic k2 sp/mx」もあり、こちらは4万近く。基本的に高めですが音質、遮音性は高いだけありかなりのものでした。正直ちょっと欲しいですが・・お金が・・。


有限会社エムズシステム
円筒形のスピーカー「MSシリーズ」が展示されてましたが、これが両端にスピーカーユニットを持っておりこれだけでステレオが楽しめます。このスピーカーは職人の手作りでデザインに個性が出てくるのもいいですね。あとこのスピーカーを鳴らしていたアンプ「MS-Amp12」は小物入れのような形で洒落てます。アンプもスピーカーもちょっと高めですが面白い商品です。

日東紡音響エンジニアリング株式会社
このイベントでもルームグッズはいくつかありましたが、その中で目を引いたのがここにあった「Acoustic Groove System」です。デザイン的にはスピーカースタンドの用に上下を木の棒でつないでいる形ですが、木の棒の並びを上手くすることで音場改善ができるそうです。NHKに入ってたり実績はあるようですが、データに出てこないのがなかなか難しいところです。ルームグッズとしては好きなデザインですね。

株式会社東芝
ここはCELL REGZAの3Dをやってましたが、ここでの3Dはかなり良かった。海の映像だったのですが、海蛇がこちらににゅるっと出てくるところとか、サメが近づいてくるところとかはかなり迫力がありました。サメのは急にがばってこられたら仰け反ってたかもしれません。ただし細部では違和感を感じるところもあり、3Dはまずコンテンツ作りが重要だなと感じました。CELL REGZAと普通のREGZAの違いをいろいろ教えてくれたのも面白かった。結構LED使ってるんですね。


他にはF3ジャパン株式会社のキティちゃん型デジタルオーディオスピーカーや、株式会社スタートラボのMac用PCオーディオの「Amarra」、知名御多出横のスピーカーのデモ、Y'S EPOCHのオーディオ用センタースピーカー「トリニスターミニ」、ビジョン株式会社の電動ペーパースクリーン「電動紙」、アドフォクス株式会社のパイノーラルサラウンドなどデザイン、製品、音が面白いのがありました。そしてシャープ、ソニーでみた3Dプロジェクターのデモ。CEATECで観たのはプロジェクター2台でやってたやつでしたが、ついに1台で3D感を作り出すプロジェクターが出てきました。思ったより早く出た感じがしましたが、とりあえず早く安くなって20万台まで降りてきたら購入を検討します。

なかなか楽しめました。工作教室や生録会、トークショーや視聴会などもあり、また近場の電気店、ショールームでイベントもあるので2日行くともっと楽しめると思います。でもせっかくなら土曜日から開催した方が良かったかな?まあ火曜休みだから問題ないような気もします。


インターナショナルオーディオショー2010

2010-11-06 00:12:13 | Weblog

尖閣ビデオが流出してしまいましたね~。もはや守秘義務なんか無視される日本。民主党はどうやって中国に謝るのか!?政治の世界もいろいろありますが、とりあえず私は本日、インターナショナルオーディオショー2010に行ってきました。不況だから展示とか減るかな~と思ってましたが、見たところはそんな感じはありませんでした。いつも通りに、注目したブースをいくつか紹介します。

デノンコンシューマーマーケティング
DENON製品100周年!ということらしいですが、柳沢先生曰く、日本コロンビアが100周年であって、今はDENONとは別会社なため厳密に言うと100周年じゃないよ!とのことです。ここでは製品というわけではなく、美空ひばりの「川の流れのように」がとてもよかった。ハイエンドシステムで聞く美空ひばりは絶品ですね。日本ではいまだこの人を超える歌手は出てきていないと思います。残念だったのは、ちと話が長かったことですね。話自体は興味深かったんですけど。

エソテリック
ここではやはりavantgarde acousticのスピーカーが凄かった。ホーン型だから金管楽器系が得意といわれるだけあって、耳が痛くなるほどのド迫力!・・・最前列で聞いていたらほんとにちょっと耳が痛くなりました。やはりホーン型だと音の迫力が違います。まあそれだけのシステムだけあって値段も大きさも最高クラスですけどね。

DYNAUDIO JAPAN
インターナショナルオーディオショーは最終日以外19時までやってて、私は18時すぎに行ったんですが、DYNUDIOのスピーカーを使ってのDJイベントをやってました。ドリカムやプリンセスプリンセス、洋楽とかをDJプレイしてましたが、やはりここでもハイエンドシステムは別格の音を出すなと思いました。クラシックもいいですが、こういうみんなが良く知ってるJ-POPを流すと、音の違いがわかりやすいと思いました。

アクシス株式会社
ここでは、Ayre、KRELL、Wadia、Wilson Audioの混合システムの、講演前の試運転として流れてた女性ボーカルの歌が凄く良かった。ここで展示されてる製品は個性的なものが多くて眺めていても楽しいですね。あと思ったことといえば、ケーブルの値段ですね。スピーカーとかはもどこに行っても100万越えが普通で数十万だと安い!と感じてしまうぐらいですが、やっぱりケーブル1mで20万とかは正直おかしいと思います。

ステラヴォックスジャパン
ここは相変わらず最高クラスの価格のスピーカーを展示してますが、その中でもMAGNEPANという平面型のスピーカーですね。静電型のような薄さと形をしてますが、巨大なリボン型スピーカーらしいです。他のスピーカーと違い平面から音が出てくるので、しゃがんだりしても音の高さが変わったりしない面白い聞こえ方をします。でもGERMAN PHYSIKSがなかったのが残念です。ホームページを見てみたら輸入販売事業が終了してるみたいです・・。

他にも、ハイエンド株式会社が販売してる振動版が存在しないという、プラズマ・イオン・トゥイーター搭載スピーカーとか、オルトファンジャパンで展示されていたAcoustic Solidのトールボーイスピーカーと同じ高さにまでなるターンテーブル、株式会社ノアが販売している、Sonus faverのフロントシステム、リアシステムという二つのシステムを持つスピーカーなど、ちょっと度肝を抜かれたものがあったりして、なかなか楽しかったです。今回のトレンドは、PCオーディオのようで、ここに出てくるようなメーカーもPCを意識した製品を展示してました。i-podダック装備の製品とかもあるし、いろいろ変わってきてるなという感じでした。それでもアナログレコードやCDはこういうイベントの主流で居続けそうですが。
 ちなみに来週は大阪でインターナショナルオーディオショーが、11月21日ぐらいから秋葉原で「音展」があるそうです。大阪は流石に無理ですが、音展には行きますよ!!