8mile_hのプログ

ここでは日々感じたことなどを書いていこうと考えています。
お暇だったら見ていってください。

トロン:レガシー

2010-12-31 00:34:58 | Weblog
もう今年も終わりなので、2010年最後の映画を観ようと映画館に行ってきました。今日観てきたのは「トロン:レガシー」です。2010年はこの映画で締めくくろうと思います。


デジタル世界の中に入り、理想的な世界を作っていると豪語していた親父が行方不明になって20年。主人公は20年使われてなかった番号からのポケベルメッセージに導かれ、迷い込んでしまった親父が作ったデジタル世界からの脱出と、現実世界に侵略しようとする「クルー」との戦いを描いた作品です。こういういきなり別世界に飛ばされてしまう系はよくあるんで、大まかな話はたいしたもんでもないです。あとマスターキーの立ち位置が良くわからなかったんですが、あれはデジタル世界のヤツラが現実世界に出るために必要なんですよね?そうじゃないと矛盾してるところがいくつも出てくるんですが・・。あとトロンさんが思い出すのはいいんですが、思い出し方がベタな割りに唐突すぎる。特にクライマックス近くは演出優先で都合いい展開が多かったですね。
ストーリーはたいしたことなかったですが、映像と音響面は良かったです。デジタル世界のデザイン、特にバイクや飛行機などの乗り物は秀逸ですね。ジャンプして棒を引っ張ると乗り物が一瞬のうちに展開されてそのままバイクに跨って走り去っていくのはなかなかカッコいい。この設定を利用して、バイクが事故って放り出されても、実は棒をもう一本持っていてすかさずバイクを展開して復帰するといった描写がされてるのが個人的に良かった。あとバイクや飛行機のエンジン音など、乗り物の音響はなかなかいい音出してました。この映画は乗り物に力入れてる感じですね。
 そんなに期待してみたわけではなかったので、思ったよりは面白かったというのが正直な感想です。3D感は特に違和感はなかったですが、必要なものではありませんでしたね。あとなんでタイトルに「トロン」が入ってるんでしょう?トロンさんあんまり活躍してないですよ!
 
ストーリー 5点
 ちょっと疑問に思う箇所が多かったのがマイナス点ですね。
映像 8点
 やはり乗り物がいい。この映画はとにかくここですね。
音楽 7点
 乗り物の音響は頑張ってる。あとゲーセンやクラブの音楽もなかなか。
上映時間 10点
 約125分。ベストな長さ。文句なしですね。

SF度 6点
 デジタル世界はなかなかだったが、街の外側の世界についてもっと描写があればよかった。

総合評価は


高い期待をかけないで気楽に観ると、なかなか楽しめる映画だと思います。この映画の一番厄介なところは、3D限定作品であるため割高なことですね。きっと3Dはこのまま割高なんでしょう。あんまり観る方からするといいことじゃないんですけどね・・・。
 もう大晦日で2010年も終わりになりますね。今年観た映画は3Dから始まって3Dで終わりましたが、来年はもっと面白い映画が出ますように!それではよいお年を~

WALL・E

2010-12-19 23:31:17 | Weblog

もう師走ですね。2010年もあと数日で終了です。今年もたいしていいことありませんでしたが、まあいつものことなのでいいでしょう。もうすぐクリスマスですが、私的には特にこれといった意味はありません。とりあえず1年頑張った自分になんかプレゼントあげるぐらいです。

まあそんな話は置いておいて、今日は「WALL・E」の感想を書いておきます。

人間がいなくなった何百年後、一人で地球にたまったゴミを処理し続けてきたウォーリーと、最新型ロボットとの触れ合いを描いたピクサー作品です。相変わらず安定して出来がいいですね。映像では、冒頭のビルに見える建物が、実は全てゴミでした。っていうのを見せるのも上手いし、宇宙船のロケットエンジンの炎や、宇宙空間での消火器の粉、星雲とかの描写のデキとかは流石ピクサーって感じです。ストーリーもわかりやすくてよい。盛り上げるところはしっかり盛り上げており、丁寧に作られています。気に入ったキャラとしては、役立たずかと思われたが、黒幕との一騎打ちに勝った船長と、汚れたウォーリーが作った汚染物質の道を必死で消して回るお掃除ロボットですね。
欠点といえば、やはりストーリーが子供向けなところです。何百年も自分の足で歩いたことがない人間がいきなり立つっていうのは盛り上げ的にはありですが、やはりリアルじゃないですし、そもそも探査機ロボットって一杯あって、それらが地球に降り立っているはずなのに、見つけた植物はウォーリーが持ってたちっぽけなものだけなのに、帰還するのは無茶じゃないですかね。あとウォーリーの構造も謎すぎます。
子供向けと考えれば非常に良く出来てます。今のアニメも含めた邦画ではこういう基本に忠実な作品は出てこないでしょうね。たとえジブリであっても。丁寧に作って面白くできるっていうのは地力があるってことなんでしょうね。やはりピクサーは凄い。

まとめると、
ストーリー 7点
 子供向けらしい内容だが、丁寧に作られてます。
映像 8点
 上で述べたところ以外でも、細かく作られていてレベル高い。
音楽 6点
 音楽や音に関してはそこまででもない印象。
上映時間 8点
 約98分。子供向けだからこれぐらいの長さでいいでしょうね。
SF度 6点
 SF的にはそこまで新しい発想はないが、退化した人類の生活は自堕落でいい感じでした。

総合評価は


 
お子さんにお薦めできる良作品です。クリスマスも近いことですしプレゼントにもばっちりです。何年前の作品か忘れましたけどね。
2010年もあと少しなのでなるべく悔いが残らないように生きていきたいですね!!