適用する接地極の種類、現地の土壌の性質(大地抵抗率)など面白い勉強です。
最初から10Ω以下になればそれは嬉しいのですが、下げるための楽しみも生まれました。
それと銅板+鉄筋という、いわゆる金属同士の結合ではなく、土の中に電気を通すという
ことの難しさ・・・・・これも分かりました。
いくつかの文献をあたってみましたが、とりあえずコスト面でメッシュ極にしようかと思います。
接地抵抗に関わる要素として・・・・
大地抵抗率
メッシュ極総面積
メッシュを構成する線材の材質
同じく線材の太さ
メッシュの縦横長さ比
メッシュの一個当たりの目の間隔
メッシュ極を埋設する深さ
コストを考えて細い線材で組まれた目の大きいメッシュもありますが、このあたり公式に当ては
めてみましたら、メッシュの目の大きさは結構重要な要素かと思います。細かければより平板
に近くなって抵抗が小さくなるという感覚でしょうか。あと重要なのは面積ですね。
逆に私のように埋設深さが30センチか50センチかなどという浅い深度レベルでは、
これらの差は僅かですので深さについての検討は除外。また線材の太さは既成メッシュとして
目が細かければ細かいほど太くなる傾向ですので、目の細かさと線材の太さは両立できそう。
メッシュの縦横比については一枚当たりの接地抵抗を論じる際の指標ですので、今回のように
タワーの周り全周に敷設するので特に注目することでもないかと思っています。
以上の事からある程度のメッシュ面積は確保しつつも、メッシュの目の間隔の細かい素材を
選定することになりそうです。(メッシュの目が細かければ線材も太くなるため価格面は若干
不利)
残りの大地抵抗率。
これを補完するのが一緒に埋設する炭であったり接地抵抗低減剤です。
こちらの方もちょっと調べてみました。
このあたりは次回に。
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