意気揚々とHi-Qアンテナをミニタワーに上げる企画倒れそして挫折、落ち込みから早や数か月(笑)
師走に突入しタワーだけが寒風吹きすさぶ中、頑張って耐えています。
Hi-Qは実家に住むか、その近くに転勤になった際にもう一度トライします。
そこで、それまでの間はATUに頼って垂直系のエレメントを上げることにしました。
ATUは実績のあるCG3000でタワートップへの据付けを予定。
エレメントは20~30mmのそこそこ太さのあるアルミパイプを全長で5~6m。
トップにはこれまで数年間にわたって『なんちゃって検証』してきた大型の容量冠を取り付けます。
エレメント自体が太いことと、万一落下しても自宅敷地内のため、これも今まで以上に大型化します。
直径50~70cmでしょうか・・・・
エレメント側もさることながら、最重要ポイントの接地・・・・
これはまずはHi-Qの時と同様にタワーに取ってみようと思います。
つまり垂直ダイポール様の形態となります。
ATUとタワーを絶縁して、別途ラジアルを設けてATUでGP化というのもありなのですが・・・・
最初はタワーをダイポールの片側エレメントに見立てた動作を検証する予定です。
そこで前々から悩んでいる事が・・・・・
知見のある方がおられたら是非とも御教示お願い致します。
ずっと悩んでおります。
今回、やろうとしているイメージは下の図のような感じになります。
悩んでいるというのは「気になる部分」のところなんです。
次の図は一般的な水平ダイポール。
今回やろうとしていることに置き換えてみますと・・・・・
更にこれを回転させて水平ダイポールに置き換えてみると、
こういうことになります。
気になることと言いますのは、同軸ケーブルと片側エレメントを密着させる形態の可否についてです。
ATUで同調させるということで、基本的には給電点は概ね50Ω。
ということで同軸ケーブル内部は安定すると考えてよいと思います。
とは言え、同軸ケーブルには高周波電流が流れていて腹の部分や底の部分が普通にあるわけです。
だからと言ってここがアンテナかというとそうでもない・・・・
干渉しそうだし、そもそも同軸シールド側はATUの接地ライン経由でタワー筐体に接続されているため
関係ないような気もします。
逆に同軸シールド側とタワーが絶縁されていると電位差が生じて他の現象が生じる気もします。
そもそも今のアパマンハムシャックでは接地側の広大な銅板の上を、堂々と同軸が這っていますし。
これは同じような状態です。
そこでこんな感じにした方が良いのかな~?など考えが彷徨っています。
うーん、悩みますな。
もうやってみるしかないですね。
チューナーから出た同軸ケーブルにはチューナーのすぐのところでトロイダルコア3~4回くぐらせるとか、パッチンコア10個くらいつけるとかして、とりあえずケーブル上に乗ろうとしている電流は遮断しておくといいでしょう。
逆に乗った方がチューンが取れたり飛びが良かったりすることもあるので何とも言えませんが。
地面から近いところでコアを入れるというのもここまではコールドエレメント、という仕切りになるので面白い結果になるかもしれません。
パッチンコアをまとめて10個、これをどこに入れるかは後の楽しみかも。
タワーそのものがエレメント的に動作するか、地面の一部として動くのかも電波に聞いてみないと・・・ですね。
昨日、今日と、ベランダ手すりにヘリカルアンテナを付けましたがあっさりSWRが落ちて簡単に終了。こんなだといいですね。
お久しぶりです! ありがとうございます。
そうですね、やはりやってみるしか次に進めませんね。タワーまでの距離が400キロ程度離れているために、若干弱腰になっております(笑)給電点直下へのチョークの有り無しでの挙動も比較してみようと思っています。数か月前にMFJ993BRTを仮設して確認しましたところ、同調だけは確認しています。そのあとは『同調して飛んで聞こえるアンテナなのか、否か』。。。こんな感じで進めていきたいと思います。まずは手始めに今日は休みですので秋葉原のロケットにエレメント用パイプをロングドライブで買いに行こうと思います。なかなかこういったものもこちらではすぐには手に入りません。
垂直ダイポールのように見えますが、タワーの接地端は針金で作る垂直ダイポールようには絶縁してないでしょうから、もちろんタワーにも電流は流れるのでしょうが、垂直ダイポールとは若干異なるんじゃないかと思います。
それで、実験されてたら教えていただきたいなと思った次第です。
はじめまして!コメントありがとうございます。
タワーの場所が遠く離れた実家にあるため、今はタワー上には何も載っていませんが、数日間の運用をしました。
おっしゃるとおりタワー先端は土中にあるため、とても垂直ダイポールとは言えない状態ですが、それでも50ワット運用でDXにはよく飛んでいきました。接地容量としては問題ないという印象を持ちました。タワー筐体と数十センチ離して(タワーとは絶縁して)、ラジアルを垂直に降ろして、垂直ダイポール化するのもどうかなと思案しているところです。
以前、5階建ての屋上に7メガのモービルホイップを上げていたことがありますが、大げさに聞こえるかもしれませんが、非常によく飛びました。アンテナの長さも極めて重要な要素であることは疑いの余地がありませんが、ロケーションもそれに匹敵する要素だということを認識させられた経験でした。