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非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

海岸移動実験(3回目)

2014-11-12 16:38:59 | 移動運用

天気、電離層のコンディションが最悪の中、いつもの海岸に行ってきました。

サーファーも頑張っています。

いつもよりずっと波打ち際に近寄っての運用です。

エレメントが傾いていますねー。

これは強い北西風の仕業。

決して立て方が悪いわけでは・・・・・・・・

本日のエレメントは1.9mです。(SD-330本体と合わせて2.4m)

今回、ラジアル取り付け金具をちょっと工夫してみました。

ラジアルのセットがとてもスムーズに。

園芸用のネットです。

さて、運用です。

今日は昨日からの磁気嵐の影響が多分に残っていて、バンドは非常にノイジーでした。

DXクラスターも1時間に数個。

RBNにいたっては数時間も更新されずという状態。

そんな中、13時前にちょっとの時間、21MHzが聴こえました。

LU1FAMに1コールでピックアップしてもらい、599/599のラバースタンプ。

こちらの信号はホントはどの程度で届いていたのかわかりませんが、相手局はバッチリ9+でした。

ちなみにこの海岸とアルゼンチンの間にある障害物は、考えてみればアンデス山脈くらい(笑)

それにしても小さな無線機と短いアンテナで良く飛ぶものです。

気を良くしてCQを出していたら、いきなりローカル?かと思う信号が。

RW0LDが呼んでくれました。

QRP5Wであることを伝えてQSO終了。

ドラマはここから

ドラマっていうほどの事もないですが、嬉しかった出来事。

次に呼んでくれたのは・・・・・RW0LD/QRP

CWラグチューに入って、パワーの話やアンテナの話に。

で、RW0LD/QRPと実験に入りました。

5W:依然として599++

1W:599

強い

そしてとどめは、10mW

559

5Wで7K1JRC/QRPと打っているのが何となく恥ずかしくなりました(笑)

今日は本当にコンディションが悪く、強力とは言えませんが何とか21MHzでW1AW/KH8が聞こえていました。

受信状況をスマホで撮影しましたが、少しでもパイルの様子が分かるようにCWフィルターは入れていません。

受信アンプはOFF(IPO ON)です。

W1AW/KH8の受信状況はこちらです。

動画からも分かるように風が強くて寒かったです。

そんな中、今日はブロ友さんから嬉しいプレゼントが

福島の酒、大好きな「大七」

ぽかぽかと暖まらせていただきます。

 

 

 


海岸移動実験(2回目)

2014-11-10 16:57:11 | 移動運用

本日、夜勤明けの疲労、眠気を感じることもなく2回目の海岸移動実験。

今になってどっと疲れが(笑)

明日も夜勤、でも明後日も海岸移動実験のつもり 

モノ好きだねと笑われそうです。

 

 

 

 

 

明後日は水際で運用してみます。

国内RBNスキマー局でアップされていないCQをいくつも聴くことが出来ました。

数値も、見た目も良いのですが、まだまだ不満だらけですので、このアンテナもっと鍛えてやります。

もう少しだけ給電点を上げてやった方が良いかも・・・・・


海岸移動実験(運用編)

2014-11-05 20:13:00 | 移動運用

セッティングは首尾よくいきましてひと安心。

さっそく各バンドを測定してみました。

SWRとリアクタンスのみですが、以下のとおりの結果となりました。

【オリジナルエレメント】

(BAND) (SWR) (X)

40M  1.17  -6.6

30M  1.03   0.4

20M  1.13  -5.2

17M  欠測

15M  1.14  -4.5

【延長エレメント(2m)】

40M  1.16  -5.7

30M  1.18  -6.1

20M  1.12   1.2

17M  1.05   0.1

15M  1.27  11.0

このような結果で、数値的には良好です。 オリジナルエレメントの17Mの欠測はただ単に計測忘れです。

数字だけ見ると短いエレメントでも長くてもそれほど大差はありませんね。

 

 

計測をひととおり終えて実際にワッチしてみました。

これは

聴こえますねー。

ちょっと大げさな言い方をすると、自宅で聴く7MHzの国内QSO並みに14MHzでFT4TAに群がるEUが聴こえます。

その他、14MHz、18MHzで南米、21MHzで南太平洋方面が、掛け値なしで強力。

調子に乗ってFT-817を1ワット出力にして、21MHzでパイルになっていたT88ZDを短い方のエレメントでコール。

2回目のコールでピックアップされました。

向こうは文句なしの59++、こちらの信号は55を日本人オペレーターから頂きました。

FT4のような怒涛のパイルではありませんが、それなりのパイルで国内から呼ぶ局が多数聴こえる状況でしたので嬉しかったです。

その後、5W0AFも59++で入感していましたのでコールしてみましたが、こちらは10回ほどコールしてダメでした。

もう少し腰を据えればピックアップされた気がします。

これで5m以上の釣竿エレメント+もっと長い(または適切な長さの)ラジアルまたはカウンターポイズにつないだら・・・・・・

とにもかくにも、自宅で聴く信号とは強度の違いもさることながら、信号の腰の強さ、太さというのが際立っていました。

【番外編検証】

7MHzに同調させたままたまたま3.5MHzを聴いてみました。1エリアの局のラグチューがS7~8で良好に入感。

昼の明るい時間に3.5MHzで他エリアの局が強力に入感するというのは、違和感があります(笑)

そこで、余っていた線材をつなぎ合わせて20mに。

これをグランド側ではなくSD-330のエレメントに接続。

中波BCLしてみました。

若者が言うところの「これヤバい!」

20mのエレメントは当然のことながら、砂浜に這わせることに。先端を海側にしてみました。

真昼間からなんとなんと琉球放送が聴こえるではありませんか (ちなみにこちらは2エリアです)

SD-330のコイルを操作して1000KHzでどこまで同調できるか試してみましたが、地べたに直置きのエレメントと5mのグランド線の割にSWR4.0を実現できています。

そのままダイヤルを動かしていきます。

北海道から九州までローカル並みに聴こえるんです。

北海道も九州もリグのSメーターで9オーバー。

【まとめ】

SD-330の潜在能力を引き出すロケーションなのかも知れません。

アンテナ<ロケーションなのでしょう。

今後の検証予定は・・・・・・・

① エレメント延長したら?

② 最適ラジアル長は?(1/4λベスト? 波長短縮率を考慮すべき? ランダム長が良い?などなど)

③ もっと海面近くにアンテナを設置したら? (今回は波打ち際から50m以上離れています)

近いうちに検証してみようと思います。

いずれにしてもSD-330は前回の清里移動でもそうでしたが、地表付近の設置でも良好に動作してくれるということが分かりました。


海岸移動実験(セッティング編)

2014-11-04 17:13:33 | 移動運用

2時間ほど実験ごっこをして帰宅しました。

海岸までは車で15分ほどで、駐車場と砂浜はつながっていますので、車の横に器材を置いてそのまま運用。

地方都市ですから人もそれほど多くありませんので、海岸も駐車場も思いっきり使えます。

こんな海岸が数十キロ続いています。

さて肝心の結果ですが、まずセッティングについてはイメージどおりに出来ました。

駐車場ポール立て金具(ホームセンターで2,700円でした)に七輪用金網。

この金網はカウンターポイズのワニクチクリップを好きな場所に挟むことができます。

ポールにはまるようにニッパで中央部分をカット(子供の力でも出来るくらいです)

このような構造(構造というほどのものでもないけれど(笑))で、ポール、金具、金網は全て導通があります。

ここでSD-330の登場。

これまでもしつこく記事に書いていますが、SD-330の一番下の黒い筒の部分とグランドにつながる金属部分は接近させてはなりません。

たとえSWRが下がったとしてもそれはおそらく見かけ上で、能率はかなり悪いと思います。

可動コイルの下の部分の円筒部もアンテナエレメントですので、ご注意ください。

かなりかっこよくセッティングできた?つもり

カウンターポイズのワニクチクリップ処理が終わっていなかったので、今日は便宜的にテープでペタッと。

20本束を四方に展開しました。

何だか行ったり来たりの足跡が目立ちますね

カウンターポイズは全て5mです。

コイル部分がそれなりに重いので若干、重心位置が高いですがセッティング金具はそれなりに重量がありますので、倒れるんじゃないかという心配はありません。

おそらくSD-330を取り付けている金属パイプに収まる程度の、軽量釣竿をセットしても大丈夫な気がします。

次回は運用編です。


本日午後、SD-330の海岸実験を実施します

2014-11-04 11:16:02 | 移動運用

仕事が休みで天気も良いので昼ご飯を食べてから、渥美半島の砂浜で移動運用に向けたプレ検証をしてみたいと思います。

本日はSD-330のオリジナルエレメントと自作延長エレメント二本を準備し、送信操作はしない予定です。

メインの目的は各資器材の動作確認と設置方法の確認で、その他エレメントの差異、地表付近の給電点の実用性などをアンテナアナライザーと受信状況で検証してみます。

なお、カウンターポイズは5m程度のものを100本ほど放射状に砂浜上に展開し、長さ固定とします。

波長短縮率を掛けた長さのカウンターポイズについての実験は後日実施の予定です。