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非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

実験的移動運用

2014-10-29 11:19:21 | 移動運用

十数年ぶりの移動運用を終え、また出掛けたくなりました

とりあえず移動運用の予行の移動運用?を画策中。

イメージとしては・・・・・

FT-817 + SD-330 + カウンターポイズ + 思い切り開けた海岸線。

幸いにも我が家から車で20分ほど行ったところは、太平洋が思いっきり開けた広大な海岸線です。

現場近くの風景ですが、このような海岸が数十キロ続いています。

車で直近まで入って行けるので便利です。

上の写真の水分を帯びて灰色っぽくなっている砂の上あたりで実験してみたいですね。

明日、仕事から帰宅後に移動用のバッテリーを釣具屋さんに物色にいってみようかと。

給電点は地表付近で、設置治具(と言っても市販品)はイメージ済み

とりあえず取り掛かりは、セッティングの検証と同調確認。

ここまで出来たら受信だけでも楽しんでみたいと思います。

何はともあれ電源探しです。

結果はまたレポートします

 


移動運用記3

2014-10-26 10:53:44 | 移動運用

ここに来てXクラスフレアが連発して、コンディションは不安定な様相ですね。

昨晩からの仕事から先ほど帰宅したところで、CQWWの様子はどんな感じなのかと興味があります。

だんだんと日が短くなって来て、アパマンハムの私としては嬉しい時期の到来です。

というのも、暗い時間が長くなって、大きなアンテナを長時間セッティングできるからです(笑)

そんな事で、今日は午後から冬用エレメントの整備に精を出したいと思います。

 

さて、本題の移動運用記。

今回は本命のスクリュードライバーアンテナ、SD-330のレポートです。

結論から言いますとやはりこのアンテナ、秀逸かと。

少しだけ数式を入れて接地技術の話も交えようかと思いましたが、今回も経験上の話としてまとめたいと思います。

 上の写真は6mのポールの先端にSD-330をセットした時のものです。

この状態で、長さ適当のカウンターポイズと1/4波長のラジアルを比較してみましたが、

① 長さ適当のカウンターポイズ(本数は100本弱)・・・・・同調する周波数と出来ない周波数があって、ローバンド優位の印象。

② 1/4波長ラジアル・・・・・同調し難かったハイバンドでも同調可能に(リアクタンスも結構少なめで数Ω)

給電点を持ち上げるのならば、1/4波長に合わせた「ラジアル」が良いことが分かりました。

もちろん、運用周波数によって最適な地上高が存在しますが、いずれにしても適当な長さのカウンターポイズがたとえ100本あっても、「エレベーテッドカウンターポイズ」はあまり有効ではないという事を体験できました。

エレベーテッドにするならば「ラジアル」

 

次に、給電点を思いっきり下げて、約100本のカウンターポイズを放射状に展開してみました。(給電点:0.6m)

エレメントも超軽量極細アルミパイプを抱かせて、エレメント長2.5m、コイル部分を含めて約3mとしました。

さながらDXペディ風に。

これが正解でした!!

周囲に車両や建物があって、制約された条件ではありましたが飛ぶし、聞こえる!

決して、SD-330の会社の関係者ではありません(笑)

 (VK9DLXペディ、599+で入感中)

この形態は全ての周波数でSWR、リアクタンス等の成分がすべて満足いく値でした。

「酒」メインのため、ふたりともDXペディのBGMで大満足でしたが、それでもちょっとだけ運用してみました。

実績は・・・・・

5W1SA  18MHz
EW8O   21MHz
LU1YT   18MHz
W1AW/KH0  21MHz
4W/G3ZEM  18MHz
VK9DLX 18MHz, 10MHz
 
数こそ少ないものの、地上高60cmの短いアンテナからでも世界中に飛んでいきました。
 
何よりも上記のQSOは全て短時間でパイルアップを抜けてのQSO。
 
海岸の水際、水田の真ん中、草原・・・・こんな場所での同一形態での運用を実現してみたいと意気込んでいます。
 
おそらく ”飛ぶ! 聞こえる!!” でしょう。
 
 放射状の多数のカウンターポイズを展開する場合は、給電点を低くしてやる方が調整も楽だし、打ち上げ角も低くなってDXに有利 
 
これが正しいのかどうか分かりませんが、少なくとも今回の移動運用では得難い経験をすることができました。
 
ふたりでにんまりとしながら、「DXペディが給電点低くして放射状にしているってこういうことか!」と納得
 
ブロ友さん、次回の実験計画を練りましょうね
 
 
 
 

 

 

 

 


移動運用記2

2014-10-21 08:21:13 | 移動運用

持参したATUは以前からの予想通り不良品。(これは自宅で使用した際と同じ挙動・・・)

MTUは自分のオペレーションミスで壊してしまいました(笑)

そんな訳で残ったアンテナはDP、9:1バランでの終端給電アンテナ(End-Fedアンテナ)、それとSD-330となりました。

DPは私の到着前にブロ友さんがすでにセットアップしてくださっていましたが、申し分ない性能を実感しました。

やはり長いエレメントというのは素晴らしいです。

 

End-Fedアンテナはグランドが要らない反面、それなりのエレメント長が求められますが、1/2波長エレメントを使用することで簡単に同調することができました。

試してみて感じたことですが・・・・・・・

〇 グランドが不要。 

〇 エレメントのカット&トライで比較的容易に同調がとれる。

〇 周囲に建物などがあっても同調させるための影響を受けにくい。(今回はエレメントが建物に完全接触状態でした)

〇 エレメンと単体での同調だけでなく、リグ内蔵のATUを併用すればマルチバンドでオンエア可能。

〇 エレメント長を工夫することで、エレメント単体での数バンドでの同調が可能(つまりマルチバンドアンテナ)

△ 指向性が出る。

△ DP等に比較して感度が落ちる気もするが、ノイズレベルも減っているのでS/N的には有利な気がする。

× 地上高が稼げないとロスが大きい。(今回は地上高2m程度)

 

このような結果となりましたが、次回は以下の課題を設けて実験してみたいです。

① 地上高を確保する。

② 給電点付近にバリコンを挿入して給電点で同調させる。

③ ローバンド(160mバンド等)での使用を狙ったローディングコイルの挿入による短縮化の可否の確認。

 

End-Fedアンテナは給電部の取り付け位置やエレメントの展張さえできれば、あとは小さなバラン(給電部)と同軸だけですので、移動運用にはもってこいのアンテナと言えるでしょう。

つづく

 

 


移動運用記1

2014-10-20 20:53:37 | 移動運用

集合場所は250km先の清里高原。

好きなこととあれば早起きもまったく苦にならず、3時半起きで車を走らせました。

最初に待っていたのは美味しい朝ご飯! ご飯を炊いて待って下さいました。

今回、使用したのはATU、MTU、9:1バラン、そしてSD-330。

最後に残ったのはやはりこいつか(^^)という結果となりました。

つづく


約15年ぶりの移動運用(序)

2014-10-19 17:15:45 | 移動運用

昨日から友人と素晴らしい移動運用を行いました。

この15年間、色々とあってXYLとも泥を食べてでも生きていこうというくらい、どん底の生活をした時期がありました。

無線機は全て処分したりしましたが、XYLは港湾地区の日雇い労働に出ながらも、いつか必ず無線が出来るように頑張ろうと言ってくれていました。

全くの私事ですがこんな事情があって無線が出来ない時期がありましたが、昨日から今日の午前中にかけて清里高原で記念すべき移動運用!

心底嬉しかったです。

色々とこの15年間を思い出しながらの一晩でした。

無線交信もちょっとやりましたが、よく飲みましたー(笑)

それよりも嬉しかったのが一緒に温泉に浸かったことです。

ブログ上で知り合って、気が付いたら一緒に温泉に入っているというのは嬉しいですね。

今回「無線交信」はあまりやりませんでしたが、「アンテナ実験」はしっかりやって、得難い経験をし貴重な教訓を得ることが出来ました!

やっぱりアンテナとか電波伝搬というのは、机上の理論だけでは語れない実地的なものだと感じさせられた次第です。

これらは次回の記事にします。

素敵で幸せな時間でした。

今回の移動運用に誘っていただいたことに、心から感謝しています。