非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

ワンタイムチャレンジ

2012-06-28 22:32:59 | SD-330

釣竿ぶら下げエレメントに2メートルだけ追加して、再確認行為をしてみました(笑)

現在の釣竿水平部は5メートル、ぶら下げ部分は1.5メートルです。つまり追加の2メートルを加えると、ぶら下がっている部分は3.5メートルになります。これ結構なチャレンジなんです。何故かというと・・・・・完全に下の階のベランダにかかりますので(^^;  

どれだけ大きなコイルを使おうとも、長いエレメントにはかなわないということを再確認するためにトライしてみました。ちなみに既に撤収済みです。

1.3MHz付近の15キロ先のいつもの中波放送は、5dB程度のアップです。それ以外にも1.9MHzもやはり聞こえ方が違います。今日は1.9MHzは1局のみの交信でしたので何とも言えませんが、これだけ受信が改善しているので普通に考えれば飛びも良いでしょう。当たり前の事を確認してみましたが、やはり長いエレメントが恋しくなりますね。エレメントが手を広げて電波を掴んでいるということが良く分かりました。

元々、SD-330本体のコイルを使いすぎないようにするためにコイル作成を始めましたが、もうちょとだけコイルの実験をしてみようと思います。

そんなわけで次回の実験は、釣竿の先の1.5メートルのぶら下げエレメントに、超軽量アルミ針金をコイル状に巻いて更にぶら下げてみたらどうなるかというものです。電流の谷間にコイルを入れることはセオリーどおりではありますが、元々、SD-330のコイルがベース位置にありますのでどうなることやらという感じです。でもやってみなければ納得できないので試してみます。


漬物容器コイルの運用レポート

2012-06-27 10:49:52 | SD-330
昨晩、1.9MHzに出てみました。
30分ほどで11局のみなさんに呼んでいただきました。
 
JA5JTE    高松市     599/599
JK3HFN    姫路市      599/599
JA4GWE    岡山市      599/599
JF5CXK    東洋町      599/599
JE1KNT   成田市      599/599
JA4FDZ   東広島市    599/599
JH4ADV   倉敷市      599/599
JQ1GLJ   横浜市      599/599
JJ1CZR   海老名市     599/599
JH7QVT    北秋田市    599/599
JO3MQY   大東市      599/599

交信いただきました皆様、ありがとうございました! またよろしくお願いします。

小さなコイルを使っている時は、送受信とも319とか459とかのレポートも多かったのですが、バケツコイル接続以来、レポートが良くなりました。青いバケツと漬物容器の比較はしていませんが、今度やってみます。15km先の50kw中波放送送信所からの電波は、青バケツが59+68dB、漬物容器が59+73dBです。

ノイズレベルに関してはコンディション等々の日差があるかと思いますが、漬物容器接続でSメータ読みで「3」前後です。(CWモード、500Hz、PREAMP20dBをON)

VSWRは最良値が1.2で1.5以下の帯域幅は35KHz前後です。

今日も仕事はお休みですので、これから人工グランド(クラニシ製 VC-519)を使った実験をしてみたいと思います。内容的には人工グランド装置で直接、70本のカウンターポイズの同調をとるというものです。見かけ上のVSWRは多分コントロール出来て1.0になると予想できますが、実際の送受信がどうなのかの確認がメインとなります。これは普通の人工グランド装置の使い方とは異なります。普通の使い方は確かに説明書にうたってあるように感電防止にはなるかと思うのですが、人工グランド装置を伝わってコモンモードが流れ出しそうなので、リグと人工グランド装置の接続はしないようにしています。以前、メーカに問い合わせたことがあるのですが、私のような使い方もありとのことでしたが、耐圧だけには注意して下さいとのことでした。




1.9MHzの同調に成功

2012-06-26 16:59:02 | SD-330

漬物容器コイル、1.9MHzの同調に成功しました。ただ、ちょっと課題も残りましたが・・・・・

SD-330のコイルは極力使わず、外部のエレメントと外部のコイルに働いてもらうという目標があります。御存じの方もおられるかと思いますが、SD-330のコイルには1~18までの目盛りが振ってあります。簡単に言うと、数字が大きくなるにしたがってローディングコイルを使う量も多くなるということで、仮に外部のエレメントが1/4λに近いとローディングコイルを使わなくなりますから限りなく目盛り位置が「1」に近くなります。ちなみに実際に動作するのは2~18です。

ですから今回の漬物容器コイルは、目盛り位置「2」を狙っていました。結果的には「4」です。今回は線長を短くし過ぎましたね(笑) 計算上は15.8メートルだったのですが、意気地なしのため安全サイドで14メートルにしてしまいました。計算がまぐれ当たりしていたかもしれませんね。

さて、いつもの儀式ですが・・・・・近隣の50Kw中波放送の受信レベル測定です。

前回のバケツコイルの際は68dBでしたが、今回は73dBまで向上しました。1.9MHzでの運用に期待しています。


1.3MHzに同調した漬物容器

2012-06-26 15:56:52 | SD-330

今日は休みで自由に時間を使えますので、朝早くから昨晩の続きをやっていました。

大口径の円筒にスペーサー無しで銅線を巻くことは、想像以上に難しいものです。先日来アップしています青いバケツコイルでも苦労しました。理由はいくつかありますので、もし製作を考えられている方がおられましたら、よかったら参考にして下さい。私レベルの話ですので当たり前すぎて、単純すぎて笑われてしまうかもしれませんが・・・・

ひとつめは、まっすぐな円筒の容器は少ないために巻きにくいということです。バケツでしたら上側が下側に比べて若干広がっているかと思います。この場合、上側から巻いていきますと、下側の径が小さくなっていきますので、巻きつけた電線がスルッと下側に抜けてしまう可能性もあります。そこで下に向かって電線を巻いていくのと同時に、全体的に上に上に輪っかを詰めていって、電線が緩まないようにする必要があります。ただし、完全に真円の場合は大丈夫でしょう。ですから、なるべく真円筒状の容器がいいです。ほんの少しでも上下の径差があるだけで作業がやりにくくなります。

次にバケツや漬物容器の場合、表面の抵抗が少なくツルツルしていますので、綺麗にスペース巻ができない可能性もあります。

そこで上のふたつの課題をクリアするために、私は下の写真のように対策しました。しかし、スペーサを使うのが一番正確で綺麗にできると思いますが、スペーサの容器への接着力に問題があると考えましたので、私はこのやり方にしました。

Imgp1594
漬物容器の青いラインは両面テープです。このテープの上に更に4ミリ間隔の印をつけた細長い紙(定規みたいなものです)を貼り付けて、スペース巻の目安としました。たまたま「超強力」という文字につられて私はこれを使用しましたが、このテープですと銅線もしっかりと引っ付けてくれますので大丈夫です。

Imgp1600_2
少なからず「うねって」いますが・・・・・(笑) これをつなげると1.3MHzを中心とした中波放送がドカーン!と入感してくれます。1.9MHzのVSWRは・・・∞

最後の注意点は、巻きつける線材を買ってきたままの束の状態から巻き付け始めると、途中で絡むことが多いですね。私は全部ほどいて、部屋の中に伸ばしてから巻きつけるようにしています。

さて、漬物容器コイルとりあえず作り直してみました。8ミリのスペース巻で15T。線長は14メートルです。写真はまたアップします。まだ最後の半田付けが終わっていませんので、働き具合も不明です。今から最終工程を楽しみまして、うまく電波が乗れば夜間に1.9MHzでCQを出してみようと思いますので、聞こえておりましたらこのブログ上でもレポートを頂ければ幸いです。うまく動作しなければまた工作やり直しでQRVできません・・・(^^;

Imgp1600


1.9MHz用コイル顛末

2012-06-26 01:47:37 | SD-330

ある程度予想はしていましたが・・・・・やはり巻き過ぎでした(笑)

前記事の容器と線材で0.5センチのスペース巻29T(線長:26メートル)の共振周波数は約1.3MHzとなりました。SD-330のローディングコイル最少位置での測定ですので、これ以上はSD-330の力を借りてもどうにもなりません。逆に低い周波数にはまだまだ行けそうですが・・

釣竿エレメントは合計8メートルです。それに上記のコイルを接続しての結果となります。

この感じでいきますと計算上は20Tでもギリギリかなというところです。やはりやってみないと解からないものですね。

しかし、中波放送の聞こえ方は尋常ではないです(笑) 中学生の頃のBCLにのめり込んでいた時のことを思い出しながら、ダイヤルを回してしまいました。先日も紹介しました近隣の中波放送に至っては、Sメータが振りきれて右端で止まっています。本当に素晴らしい聞こえ方で、一晩中聞いていたらアメリカの放送だとか色々と入ってくるのでしょう。

目標はSD-330のコイルをできるだけ使わずに、最終的な微調整でのみSD-330のコイルを使って(アンテナチューナー的に使って)1.9MHzに同調させることですので、諦めずにカットアンドトライしてみます。

先日の青いバケツコイルもどきや、今回の漬物容器コイルもどき・・・見た目は良くないですし、コイルと呼んで良いものか分かりませんが、アパマンハムの力になってくれそうな予感がしています。もしアドバイスを頂ける方がおられましたならば、ご教示お願いいたします。