雁木の町～コの字周遊

昨年、雁木通りを歩いたときは３０分しか時間がなく、場所を特定するのに１５分を要し、実質１５分しか散策時間が取れなかった。今年は食事込みで１時間のスケジュールだった。でも、どんどん先に進んでしまい、結局は３０分ほどしか歩いていない。かの森山大道先生の言葉を借りれば、商店街は最低でも一往復すべきだったと思う。行き帰りで目線も光線も変わり、見落としていたものが見つかるからだ。僕の場合、ぐるりと「コの字」のルートを辿らないと車に戻れなかったので、一往復すら出来ていないのである。上越高田の町の写真を撮ろうと思えば、最低でも半日、いや１日かけて歩き回らないと無理だと思う。反省。


LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH