No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

灰色のゴールデンウィーク

2021-05-04 | 
魚眼レンズでまた遊んだ。新型コロナ対策で遠出の叶わぬ大型連休。東北地方では天候も不順で、朝晩は寒くてストーブをつけている。海に行っても春らしさはなく、一面グレーな世界が広がっていた。まるで人様の心模様のようである。

ここ最近、秋田県でも新型コロナ新規陽性者が増えている。その殆どは秋田市川反の夜の飲食店などから発生している。これまで都会の方が新型コロナ対策で政府や行政を批判する姿を見て、多少の疑問符を持っていたが、氷解した。秋田市長は「対策がされている飲食店を選んで行って欲しい」とニタニタしながら会見していた。そういう問題ではないのである。夜の飲食店などではなく、キャバクラや風俗店(派遣型含む)などから発生しているのである。大多数のまともな飲食店は既に感染対策はしているし、そこから発生した話も聞かない。キャバクラや風俗店で発生した陽性者が家族にも感染させているのだ。そこをハッキリと宣言し、「選んで下さい」という曖昧なことではなく、もっと強い要請を行うとか、パトロールするとか、やりようがあるのではないか。地元マスコミも数ヶ月前は、「秋田市内のキャバクラで感染した模様」などとハッキリ報道していたが、今では「川反の飲食店」とぼかし始めた。

※キャバクラよりも風俗店経由という強い噂もある。真偽は不明だが、派遣型風俗店の女の子が緊急事態宣言下の都市で仕事を失い、比較的感染が緩い東北地方の大きめの都市に出張している。そんな噂が当地では行き交っている。


X-PRO3 / KALMAN 8mm F3

コメント (6)    この記事についてブログを書く
« 内蔵の愉悦 | トップ | ロシア製のオールドレンズで... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たたら)
2021-05-04 11:38:16
お邪魔します(*- -)(*_ _)ペコリ
あまり報道されませんが、こちらも感染者増加中なので役場の職員の方々は1日16時間~18時間働いている状態です。
医療や介護従事者への慰労金・支援金の仕事をしている人達は大量に事務仕事があるのですが、PCR検査の数が増えている為に日中保健所へ応援に出掛けているのです。
その為、残業プラス休日出勤しないと事務ができない状況なのです。
医療や介護は他人様の役に立っているし機能停止させるわけにはいかない職種ですが、飲食店なんか文句ばっか言って何度もお金をもらってる印象しかありません。
少なくとも黙って働いている役所の人より寝てるんだからいい加減に自力で知恵出して頑張りなさいよ、と最近同情できなくなっています。
うちの地域のPCR検査をしている建物の駐車場にはレクサスみたいな何故かお高い車がたくさん駐まっていました。
何やっている人達なんでしょうね?
返信する
無題 (Katati)
2021-05-04 20:58:11
https://indeep.jp/ でコロナ関係の最新の情報を発信しています。とても信頼できる情報です。
返信する
たたらさん (6x6)
2021-05-05 08:02:34
そんなに大変な状況でしたか。
僕は以前から日本医師会(的)な組織に懐疑的なのですが、実際の従事者は大変な状況で、それだけでなくサポートする立場の方も苦労されているんですね。
現状では仕事に大きな支障は(まだ)なく、写真撮影に行けないと嘆いてる自分自身が恥ずかしい限りです。

当地の飲食店は真っ当な営業をして、真っ当にやっている方が最も影響を受けているように感じます。緊急事態宣言下の東京のように補償はないので、資本のある地元外の企業が格安買収を進めているようです。
一方でロクに対策もせず感染者を出すものの、法的根拠がなく営業を続けるキャバクラ業界。その一部は反社会勢力が関わっていて、風俗店も経営しています。
私の地元も危険な状況にいつ陥るか分かりませんね。

追伸:田舎ゆえ、当地の飲食店(接待を伴わない)、しかも地場零細経営店はテイクアウトも困難だし、今更他業種も難しい。それが無くなると、あとで我々が困る。複雑です。
僕の家から歩いて行ける飲食店は無くなりつつあります。
返信する
Katatiさん (6x6)
2021-05-05 08:04:22
ディープなサイトのようです。じっくりと拝見したいと思います。こういうサイト、実は好きなんです。
返信する
不条理が炙りだされた時には… (ダム)
2021-05-06 08:42:10
これまでコツコツと営んできたお店。
男性の性のはけ口となってきた風俗店。
それを、十把一絡げに「飲食店」とみなす、コロナ禍における現行行政(施策)。
前者は、もはや限界と不本意ながらお店をたたみ、後者はおそらく「その人」が他にはけ口(趣味≒生き甲斐)を見出さない限り、又「従事する女性」が他に働く場(生き甲斐)を見出さない限り、利益を出し続けていくでしょう。
たたらさんの仰ること、全くもって道理と存じています。僕の周りにも日夜、奮闘する医療従事者がいます。
今回のテーマに行き会った時、私たちはじゃあどうしたら良いのでしょう。
先ずは、自らの価値観や道理を置いておき、その人の言い分に耳を傾けることかなぁと、僕は思います。
それを、非審判的態度(対人援助技術のひとつ)と言っても良いでしょうか。
どんな「現場」にせよ、その現場なりの道理、生き様があるように思えます。
最も拙いのは、それがあると知っていて無関心を装う。
とかく、日々の雑事や些事に流されやすいですが、1日のうちの何分でも、対峙していきたいテーマのひとつですね。
この度も様々な示唆、有難うございます!
返信する
ダムさん (6x6)
2021-05-07 06:23:03
いつも示唆に富んだ考察をして頂き、ありがとうございます。
どんな業界も、業界外の人間から見れば何かと批判ばかり浴びていますが、そこにはそれなりの事情もあります。
一方で批判する側にも非難する理由があり、得てして損をするのは「業界の中の正しき弱者」だったりします。

今回の件は、実は色々掴んでいることもありのですが、僕のブログに書くのは適切な内容ではなく、僕のその立場にないので、ここまでにしようと思います。
でもおっしゃる通り、折々、立ち止まって考えるようにしたいですね。
返信する

コメントを投稿