
クルマで移動しながら、NHKラジオから流れる石破首相の国会答弁を聞いた。そこから思い出したことがあるので、書きたい。イデオロギーとは関係ない話である。石破首相は質問に対し、「それは~」と強めのアクセントで答えるのが口癖である。インタビューやTVでの討論会などでも、相手の発言に対し被せるように「それは~」と強めのアクセントで反論する。「それは」と発言する場合、大抵は否定、拒絶、自己弁護に直結している。そしてこの「それは~」という口癖は、以前の僕の口癖でもあった、20代後半のときに、当時の会社の上司から厳しく指導を受けた。「お前の口癖は、(それは)と(いや)だ。その喋り方をしている限り、例え内容が正しくても、人の共感は得られない」と。それに対し言い分のあった僕は、「いや、だってそれは~」と思わず言い返してしまった。その瞬間、確かに上司の言う通りかもしれないと自覚した。日常の会話の度に、打ち合わせの度に、会議の度に、僕は上司から指導された。お陰様で半年ほどで口癖は半減し、一年で大体収まった。でもこの癖は完治しない。今でも気を抜くと、症状が再発する。
今こうやって石破首相の「それは」を聞くと、口を尖らせて反射的に相手の発言に反発しているのが分かる。そこから始めて自説をクドクドとかつ流ちょうにまくし立てるのも、当時の僕と同様だ。一国の総理大臣としては正直どうかと思う。専門家にコーチングして貰うべきではないだろうか。煮え切らない鵺のようだった岸田元首相の語り口の方がまともに見えるから不思議である。あ、その岸田元首相の語り口は、専門家のコーチングを受けたのだろうなと当時から思っていた。こう書くと反発も予想されるが、安部元首相の語り口は素晴らしかったと今でも思っている。まあそんな話です。若き僕と現役の内閣総理大臣を比較した失礼は許して貰いたい。
GRⅢ
バスケットで寛ぐ愛猫の表情が好く、何か見入ってしまいました。こういうのは飼っている方ならではの画だと思います。
ニュースや国会中継での政治家の「話し方」に触れると、色々と想う場合が在りますよね。
石破首相は面白い説を唱えるような一面は在ると思いますが、確かに「自説を押し過ぎでは?」と見える場合も在るかもしれませんね。
嘗ては「政治家のモノマネの芸」というのも少し見掛けた気がしますが、最近は余り聞かないと思います。
自身の場合、「この人に迂闊なことを言うと、何をされるか判らない」という程度に、「口を開くと煩いから、居ないことにして黙らせておけ」という程度に思われているかもしれません。
特に田中角栄の演説はyoutubeなどで何度も見ています
演説の本も買って読んだくらいです
弁論に長けている人は頭の回転が速いんだと思います。
日本の総理たる者、外国で恥をさらさないでほしいものです。
安倍さんのことを悪く思っている人には怒られそうですが、最近同僚と
「いろいろあったけど安倍さんって政治家としては凄くシッカリしてたよね」
と話したばかりです。
石破さん、何回も総理に立候補したわりに本気で目指してなかったのかな、棚ぼたかな、という印象です。
記者団になるべく笑顔を見せるようにしているようですが、多分、そういうことではないよと言ってあげたい気分です。
国内でしょうもない事で揚げ足取られてる間に韓国が大荒れし始めて、石破さんはあんまり外交では活躍できなさそうですね。
DAISOで買ったバスケットですが、猫のお気に入りです。高いものを買っても無視されたり、何かの梱包箱を気に入ったり、猫は本当に分かりません。
石破さんですが、日本で最も自民党総裁に憧れ続けた人ですよね。憧れのまま終わった方が幸せだったのではないか、余計なお世話だと思いますが、そう思ってしまいます。
三者とも語り口は異なりますが、惹きつける力は凄まじく、またこれが石破さん(ひいては岸田さん)との大きな違いでもありますが、ユーモアのセンスも抜群だと思います。
敵さえも魅了する何かがあるのでしょうね〜。
何故あれだけ評判が若くなっやのかは不明ですが、もしお安倍さんが今の石破さんと同じ行動を取っていたら大騒ぎでしたね〜。
石破さんも笑顔とか、メガネとか、首相になってから意思するのではなく、その前からやっているのであればまだ良かったのですが・・・。