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レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

大人の休日倶楽部④~A列車で行こう

2024-06-29 | 街:長野






(そして・・・)

上田に行くべき理由は他にも幾つかあった。ジャズ喫茶「A列車」に入るというのも一つの理由である。これまた絶妙なタイミングでブロ友(いえ先輩師匠です)のazuminoさんが「A列車」の記事を掲載していた。良さそうな店だし、アルコールも楽しめるという。ジャズ喫茶では薄暗い穴倉のような店内で、濃い珈琲を飲みながら大音量でジャズを聴く。それが醍醐味ではある。でも折角の泊まりの機会だから、アルコールと一緒に楽しめた方が良い。旅の行き先には迷いがあったが、最後には上田に行く理由が積み上がった。

さて、「A列車」は22時(夜の10時)まで営業していると記載されていた。夕食で酒を飲んだ帰りに締めで寄ろう、当初はそう考えた。だがそこで不安になる。過去そのパターンでどれだけの店に入りそびれたことか。まず想定以上に前段の店が楽しくて、営業時間に間に合わない危険性がある。仮に時間は間に合ったとしても、呑み過ぎによる謎の満足感でホテルに帰ってしまう可能性もある。万難排したところで、今度は店が込み合っていて入店できないことだってある。ここで安全策に出た僕は、まず最初にジャズ喫茶に行って、ビールを飲むという選択をした。それが今回の写真である。「A列車」のスピーカーはJBLの4343(B)であり、azuminoさんの情報に寄ればウーハーは2231Aというアルニコユニットに変装してあるという。これはつまり、僕が最近手放したJBL4333Aと同じウーハーユニットということになる。久々に聞いた2231Aの音、居心地の良い空間、適度な空調。そして歩いてカラカラになった身体に染み渡るビール。嗚呼、気持ち良い・・・・。あろうことか僕はハートランドを3本も飲んでしまった。もっと正確にいえば新幹線の中で既に缶ビール2本飲んでいる。これから夕食でアルコールを楽しもうというのに、既に缶ビール5本分相当。旅のことなのでアルコール総量規制は一時的に解除してはいるものの、あまり調子に乗ると・・・。さてさて、どうなるものか。要するにビールではなく、アイスコーヒーにすれば良かっただけかもしれない。

(補足①)
実は「突発性難聴」に苦しんでいる。投薬による経過観察中であり、症状が酷いと耳が詰まったような状態になる。そうなると音楽を楽しむどころか、日常会話もスムーズにできないし、なにより集中力がなくなり、すべての「やる気」が失せてしまう。耳の内部に炎症などはないので、神経系統が原因のようだ。そんなわけで家でジャズを聴く時間も減ってしまった。幸いなことにA列車に行った際は耳は快調だった。だからこそビールも飲みすぎてしまった。

(補足②)
ジャズ喫茶A列車を出た僕は、夕食に繰り出した。夕食は「やきとり」にしたいなと思っていた。これもZUYAさん情報だけど、美味だれ(おいだれ)というニンニク醤油を掛けた焼き鳥が上田名物である。そんなものを食べたら、どれだけビールを飲むことになるか恐ろしかった。既に缶ビール5本相当を飲んでいる(まあでも大ジョッキ2杯と考えれば・・・)。とにかく日本酒に流れるパターンだけは避けようと思った。実際、やきとりは旨かった。その分、ビールとチューハイが進んでしまった。どれだけ飲んだのかは書きたくない(笑)。久々に結構呑んだ。2〜3年前であれば驚くほどの量ではないが、心房細動手術後の最長不倒距離であることは間違いない。夜の部の写真は独立した記事にするほどでもないので、一部をおまけとして以下に載せた。自分の備忘録でもあるので、勘弁下さい。









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